今回は『ブギウギ 』の60話(第12週)12月22日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【愛助を信じて】と題して第12週60話をお送りします。
トミの二人に任せるという話で、一旦は身を引く覚悟をしたスズ子。
しかし愛助の必ず母親を説得するという強い思いに、二人の絆はますます深まってしまったのでした。
<ブギウギ ネタバレ第12週60話のあらすじ>
村山興行の東京支社にあらわれた社長のトミは、支社長の坂口に愛助を呼びつけるよう命じました。
そして愛助を前にしたトミは隠し事はすぐにバレると諫めます。
スズ子のことも山下のことも知ったうえで、今の愛助の本分は学業だと告げたトミ。
そしてスズ子と会うのを止めるように諭された愛助は、山下のマネージャーの件もなしだと言われてしまったのでした。
しかしトミの話に納得できない愛助はすぐに反発しますが聞く耳をもってもらえません。
“あんたは村山の跡取りや”
“歌手があんたを支えることはできまへん!”
それでも反発する愛助に向かって、トミはスズ子に会わせろと命じたのでした。
それから数時間後に愛助から連絡を受けたスズ子は緊張の面持ちでトミが待つ東京支社へ足を運びます。
そしてスズ子を前にしたトミは凛とした面持ちで、敬意を持って出迎えてくれたのです。
“ええ歌を歌いなはる。USKの下積みで苦労もしてはるやろしように分別のあるお人や思います”
そしてトミは頭ごなしに抑えつけずに、スズ子を諭すように話を続けたのです。
“愛助は村山興業の後継ぎになる人間だす。そのことを重々ご理解ください”
それだけ言い終えると、トミはあとは愛助と二人で話し合うように告げて部屋を出て行ったのでした。
愛助はトミが自分たちの判断に任せてくれたと楽観的に受け取っていましたが、スズ子の受け取り方はまったく違ったものだったのです。
“きっぱり別れろいうことや!”
トミの話を聞いたスズ子は自分から身を引く覚悟を決めますが、愛助は必ず母親を説得すると力を込めます。
さらにスズ子に歌うことを続けるようにと訴えてきたのです。
そんな愛助の一途さに感激したスズ子が自分の気持ちも同じだと明かしたことで、二人の絆は益々深まっていくのでした。
その後、マネージャー探しが白紙になってしまったスズ子は羽鳥家に向かいます。
すると自分が陸軍の報道班員の身分で上海へ赴任することになったと明かしてくれた羽鳥。
羽鳥は自分の戦いは優秀な音楽家が集まる上海にいって、イイ曲をつくって演奏することだというのでした。
そして今は苦しいけれど、何とか乗り切ってりつ子も含めた三人で何かをしようと微笑んだ羽鳥。
しかし戦況は思わしくなく、昭和19年の年末になると東京はアメリカ軍の戦闘機が襲来するようになってきていたのです。
ある日の夜に突如として空襲警報が鳴りはじめます。
愛助と会っていたスズ子は、非難するために二人で走り始めますが、ほどなく空襲警報は解除され安堵したのでした。
そして、あらためて愛助に自分の想いを伝えたスズ子。
ところが二人がこの上ない幸せを感じながら唇を重ねたとき、何と愛助が咳こんで吐血してしまったのでした。
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<ブギウギ 第12週60話の感想>
スズ子が会ったトミは激しさを内に秘めた威圧感がありましたね。
さすが社長で支社長の坂口とは器の大きさが違ったようです。
スズ子はトミが言わんとしていたことを理解していましたが、愛助の楽観的な受け取り方には少し驚かされてしまいました。
それにしても早くマネージャーを探さないと公演もままならないスズ子にとって、頼りにしてきた羽鳥の上海行きは辛そうですね。
アメリカ軍機の本渡襲来に加えて、愛助が吐血してしまうなんて来週の展開が不安だらけです。
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