今回は『ブギウギ 』の72話(第16週)1月15日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【タナケンから声がかかってきたスズ子】と題して第16週72話をお送りします。
大学を卒業した愛助が村山興業で働き始めたころ、何とタナケンこと喜劇王の棚橋健二から声を掛けられたスズ子。
女優は本望じゃないというスズ子でしたが、マネージャーの山下の強い押しもあって会ってみることにしたのでした。
<ブギウギ ネタバレ第16週72話のあらすじ>
楽団を解散してもマネージャーの山下と付き人の小夜だけは引き続き一緒に活動するつもりだったスズ子。
ところが小夜が付き人を辞めると言い出し、引き止めに応じなかったのです。
そして姿を消してしまった小夜。
小夜が居なくなって3か月が過ぎた昭和21年4月になると、愛助は無事に大学を卒業します。
そして村山興業に入社した愛助は、東京支社で宣伝部員として働き始めたのでした。
そんなある日のこと、興奮気味の山下がスズ子のところにやってきて、棚橋健二が会いたいと言ってきたと告げます。
当時人気を博していた喜劇王の棚橋健二はタナケンの愛称で呼ばれていたのです。
タナケンの用件は自分が演出し主演する次の舞台での”歌って踊れる女優”にスズ子をと言ってきていたのでした。
話を聞いて驚くスズ子でしたが、女優など引き受ける気はなく断ろうとします。
“あかん!お芝居やなんて畑違い”
“恥かいてしまいですわ”とキッパリ断ろうとします。
ところが山下は自分の長年経験からスズ子は女優に向いていると積極的だったのでした。
“芝居だけやのうて歌まである”
山下はスズ子に向かってタナケンの胸を借りてやって見るべきだと乗り気だったのです。
そんな山下に説得されたスズ子は話だけでも聞きにいくことにしたのでした。
数日後にタナケンの稽古場を訪ねたスズ子は、何と2時間も待たされてしまいます。
しかも姿をあらわしたタナケンは何故かふくれっ面で話を切り出そうともしなかったのです。
そんなタナケンに戸惑うスズ子でしたが、自分の方からああ挨拶をします。
“お声かけていただいたのはホンマに光栄なことや思てます”
ところがタナケンから返ってきた言葉は想定外のものだったのです。
好んで呼んだわけではないと話し始めたタナケンは、ある人から強く勧められたからだと告げます。
それを聞いてその場を去ろうとしたとき、扉が開いて聞き覚えある声で呼びかけられたスズ子。
明るい声かけで部屋に入ってきたのは、何と羽鳥だったのです。
羽鳥はタナケンが取り組もうとしていた次の舞台の音楽監督を務めていて、スズ子を勧めていた張本人だったのでした。
そして自分がつくった『コペカチータ』という曲はスズ子をイメージしていると声を弾ませる羽鳥。
“棚橋さんとの共演でまた新たな扉を開いた福来スズ子がこの歌でさらに魅力を爆発させる”
『コペカチータ』はスズ子にしか歌えない不思議なリズムだと話す羽鳥は、『福来スズ子』が歌ってはじめて舞台が完成するとまでいうのでした。
羽鳥からそこまで言われてはスズ子は引き受けざるを得ません。
すると不機嫌そうなタナケンが気になったスズ子に対して、他人事のように起用を認めたのです。
“別にいいんじゃない”
ブギウギネタバレ小林小夜16週73話[米兵と一緒にいる姿をみた鈴子
<ブギウギ 第16週72話の感想>
大学を卒業して働き始めた愛助ですが、結核ってそんなに回復する病だったとは知りませんでした。
このまま小康状態が続けばいいですね。
それにしても羽鳥はスズ子に舞台女優を仕掛けてきたとは驚きです。
羽鳥にとって歌い手の概念はちょっと違ったものなのかも知れません。
スズ子のモデルである笠置シヅ子さんとタナケンのモデルであるエノケンは松竹学劇団時代にラジオで共演していたようです。
そして有楽座で「舞台は回る」での共演がきっかけとなって、映画まで共演しています。
スズ子にとってタナケンとの共演が新たな道の始まりとなるそうで、今後の展開が楽しみですね。
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