今回は『ブギウギ 』の82話(第18週)1月29日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【『ジャズカルメン』に挑むスズ子】と題して第18週82話をお送りします。
昭和22年の年明けはスズ子にとって寂しく静かなものでした。
それでも、愛助の手紙に励まされ、看護師の東に支えられながら『ジャズカルメン』の稽古を続けたスズ子。
そしていよいよ公演初日を迎えたのでした。
<ブギウギ 第18週82話のあらすじ>
昭和22年のスズ子の小額は、愛助が大阪の療養所に移って1カ月ということもあって、たった独りで静かに迎えていました。
離れ離れの二人は寂しさを募らせていましたが、それを頻繁に送りあう手紙で紛らしながらお互いの気持を確かめ合っていたのです。
愛助はスズ子が挑む『ジャズカルメン』の公演までに何としても東京に戻りたいと、毎日のように母親のトミを説得しようとしていました。
そのことを手紙に綴った愛助は、心配することはないと伝えて決まった文面で結ぶようになっていたのです。
“おなかの子を絶対に父なし子にはしません”
スズ子といえば羽鳥が監修する舞台『ジャズカルメン』がいよいよ始まっていました。
稽古中にも麻里から紹介してもらった村西医院の信頼できる看護師である東がづっと付き添ってくれていたスズ子。
スズ子が寂しいながらも充実した日々を送っていたある日のこと、稽古を終えて帰ろうとすると何の断りもなく見知らぬ男からカメラを向けられてしまいます。
“やっぱり本当だったんだ。カルメンが妊婦さんてのは”
そう呟いてニヤリとしていた男は、鮫島鳥夫という名前の芸能ゴシップ記事を記載する雑誌『真相婦人』の記者だったのです。
それからしばらくすると雑誌『真相婦人』が発売され、ススズ子のことが記事として載せられていました。
そこにはお腹がふっくらしてきたスズ子と写真が掲載され、見出しとして”カルメン妊娠6か月!舞台は中止か!?父親は一体 誰!?”の文字が踊っていたのです。
ところがその記事を知ったスズ子はまったく気にする様子もありません。
“大きなお世話や!”
そして遠く離れた大阪の療養所で記事を目にした愛助も目をほころばせるのでした。
“元気そうで何よりや”
しかし、愛助と頑なにスズ子との結婚を認めようとしないトミとの溝は埋まりません。
二人の家族感には大きさ乖離があって、愛助はそんなトミに憎悪をむき出しにしていたのです。
“何がホンマの家族や・・・。僕らはお互いが前を向いてるだけや!”
自分は会社を盛り上げながら笑いの力で世の中を明るくしたいと想い、スズ子は歌手として自分の道を進むのだとトミに訴え続ける愛助。
息子の考えを受け入れられないトミは、苦々しい表情を浮かべる日々だったのです。
そして遂に『ジャズカルメン』の公演初日である2月20日
を迎えます。
楽屋では村西医院の村西院長と東が待機してくれていました。
そじてスズ子を励ましてくれる二人。
“安心して歌って踊ってください!舞台で産気づいても我々がいるから!”
するとステージに飛び出して躍動するスズ子を客席から観ていた鮫島が感心します。
“やるねえ・・・”
そして満席の観客席から沸き起こった拍手と歓声で、スズ子の笑顔は弾けたのでした。
ブギウギ ネタバレ18週83話ジャズカルメン千秋楽りつ子が来る |
<ブギウギ 第18週82話の感想>
離れ離れのスズ子と愛助をみていると、時代の違いを感じさせられます。
今だったら好きな時に写真を送ったりTV電話することができるのに、そのころは手紙が唯一の通信手段だったんですよね。
家庭用固定電話が普及したのは昭和55年以降なので、昭和22年ごろはまだまだの時代だったんでしょう。
終戦から2年で日本はゴシップ記事がもてはやされるまで復興していたんですね。
でも愛助と同棲していたことも調べれない鮫島は3流記者だったんでしょうか。
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