今回は『ブギウギ 』の91(第19週)2月9日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【ブギの女王の誕生】と題して第19週91話をお送りします。
泣き出す愛子に稽古も中断しがちでしたが、りつ子のおかげもあって何とか、マンマンショーの初日を迎えることができたスズ子。
そしてそのステージをやり終えたスズ子は愛子との新たな一歩を刻んだのです。
さらにそれは”ブギの女王の誕生”の瞬間でもあったのでした。
<ブギウギ 第19週91話のあらすじ>
愛子の世話をしながらの忙しい日々をおくりはじめたスズ子は、三鷹の自宅で愛助の遺影に向かって話しかけます。
“はよ歌いたいわ!”
新曲『東京ブギウギ』のリリースと『ワンマンショー』を控え、はりきっているのはスズ子だけでなく、佐原や日帝劇場の関係者も期待を膨らませてます。
気合充分の羽鳥もワンマンショーの稽古で言葉を強めたのでした。
“このステージはきっと歴史に残るものになります”
しかし、愛子が泣き出すたびに中断されるため、思うように稽古がすすまず、楽団やダンサーたちからも不満が漏れるようになってしまいます。
それを見かねた羽鳥が、スズ子に向かって愛子を麻里に預けることを提案しますが、できるかぎり自分の力で愛子の面倒をみたいと断られてしまうのでした。
さらに、『東京ブギウギ』が愛子と自分が生きる決意を表明する歌だと関係者に訴えて、現場に連れてくることに理解を求めたスズ子。
ところが、関係者たちは溜息を漏らしながら呟いたのでした。
“分からんでもないけどねえ”
そんなときに唐突に茨田りつ子が姿をみせます。
“ちょっとあんたたち何なのよ。赤ちゃん一人にみっともない”
そう言い放ったりつ子は、何と自分が稽古中も公演中も愛子の面倒をみると言い出したのです。
自分はしばらく仕事がないというりつ子は、悪戯っぽい笑みでスズ子に話しかけます。
“感謝しなさい。青森の人間は情が深いのよ”
りつ子の申し出に感謝したスズ子は、愛娘を任せることができたことで、稽古に集中することができるようになったのでした。
稽古が終わったあと、りつ子と一緒に帰途についたスズ子。
その途中で礼を言われたりつ子が、スズ子を褒めます。
“私はこんな真似できなかったから。子供捨てちゃって・・・。大したもんだわよ あんたは”
するとスズ子は自分が”もらい子”だったことを明かして、いっときも愛子を離したくないのだと告げたのでした。
そんなときに、以前に釣り返さずに去っていった達彦という靴磨きの少年があらわれます。
さらに物陰からみすぼらしい女性がスズ子たちを見ていたのです。
その女性は何とスズ子の幼馴染のタイ子だったのでした。
しばらくした昭和23年1月に遂に『福来スズ子ワンマンショー』の初日がやってきます。
トレードマークにもなっている長いつけまつ毛とバッチリメイクをして気合をいれたスズ子。
“よっしゃ!福来スズ子の出来上がりや!”
そしてスズ子は愛子の頬に口づけして話しかけます。
“ほな愛子!お母ちゃん、お客さんとズキズキワクワクしてくるわ!”
そうしてりつ子に愛娘を託したスズ子は、羽鳥とともにステージに向かったのでした。
スズ子がステージ上に軽やかなステップで姿をみせると、待ち構えていた観客たちは一斉に大盛り上がりします。
そしてすべてを出し切って見事に『東京ブギウギ』を歌い上げたスズ子。
こうして最愛の愛助を失ったスズ子は、愛娘の愛子とともに新たな一歩を踏み出したのです。
それは”ブギの女王・福来スズ子”が誕生した瞬間でもあったのでした。
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<ブギウギ 第19週91話の感想>
子連れでの稽古はホント迷惑だったと思われます。
りつ子が助け舟になるとは意外な展開でしたね。
最初の出会いを考えると、時間を重ねるほど親密な関係になっていくのが微笑ましくさえ思えてきました。
さらに靴磨きの少年が再登場してきましたが、そのようすを物陰から見ていた幼馴染のタイ子が気になりすぎですね。
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