御手洗家,炎上するネタバレ最終回!原作漫画真犯人はNetflixドラマ結末違い

御手洗家炎上するネタバレ最終回 ドラマネタバレ最終回原作

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御手洗家、炎上するネタバレ最終回マデ原作漫画ヨリ犯人は?Netflixドラマ結末の違いは?内容です。

御手洗家、炎上する』は、藤沢もやし先生による漫画作品で『Kiss』(講談社)にて、2017年5月号から連載を開始し、作者の都合により2020年4月号から同年9月号まで休載を挟みつつ、2021年6月号をもって完結しました。全8巻が発売されています。全8巻最終巻までのあらすじネタバレをお送りします!

Netflixによりドラマが製作され、2023年7月13日より配信スタート。世界4位に入るなど人気急上昇中。


(引用元:https://twitter.com/NetflixJP/status/1670899504428531712/photo/1)

13年前の火事は、本当に母の不注意が原因だったのか?

疑問を抱く娘の杏子は偽名を使い、父の後妻となった冷淡な女性のもとで家事
代行として働きながら復讐を企てます。

主人公·村田杏子永野芽郁さんが演じます。

そこで今回は、御手洗家、炎上するネタバレ最終回マデ原作漫画ヨリ犯人はNetflix
ドラマ結末について紹介したいと思います。

\【13年前の火事の真相と犯人は…!?】の衝撃結末を

知りたい方はぜひ読んでみて下さい⇓⇓/

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  • 村田杏子/永野芽郁 山内しずかという偽名を使って家事代行サービスを装い、御手洗家に潜入します。
  • 御手洗(旧姓 渡)真希子/鈴木京香 御手洗治の後妻。 シングルマザーでしたが、2人の息子を連れて御手洗治と再婚しました。 杏子と柚子の母·皐月とは友人でした。
  • 御手洗希一/工藤阿須加 真希子の連れ子で長男。 優秀な人物でしたが、現在は御手洗家の2階で引きこもっています。
  • 御手洗真二/中川大志 真希子の連れ子で次男であり、希一の弟。 杏子の同級生で、現在は医学部に在籍しています。
  • 御手洗 治/及川光博 皐月の元夫で杏子と柚子の実の父親。現在は真希子と再婚。内科医をしています。
  • 村田柚子/恒松祐里 杏子の妹。姉の調査に協力することに。
  • 村田皐月/吉瀬美智子 杏子と柚子の母で、ドイツ人と日本人のハーフ。13年前の火事のあと、夫の御手洗と離婚し、心身を壊し記憶喪失になり入院しています。
  • クレア/北乃きい 杏子の親友で、御手洗家の潜入調査に協力します。
  • 市原美津子/濱田マリ 御手洗病院の看護師長。

御手洗家、炎上するネタバレ最終回マデ原作漫画ヨリ犯人は Netflixドラマ結末

いきなり最終回結末 最終巻の内容をお届けするので、1話から順番に知りたい方は飛ばしてくださいm(__)m⇓⇓

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御手洗家、炎上するネタバレ最終巻8巻最終回あらすじ結末まで

火事の日、真紀子がクローゼットにいたのは、盗んでいた服や宝石を返す為でした。

質に入れた物はもう返せませんが、せめて今手元にある物だけでも返そうと皐月が病院に行くのを見計らい家の中に入ったのです。

途中、杏子と柚子が家に帰ってきますが、真紀子は気付かれないよう宝石などを元の場所に戻していたのです。もしバレてしまったらという不安に駆られていたのです。

そうしてなんとか全てクローゼットにしまいおわり、逃げるように家から出て夕方頃には自分の家に帰ってきました。

しかし少し冷静になると急に不安が押し寄せ、あんな杜撰な置き方でよかったのかとか、指紋もふき取ってないし途中で来た杏子たちに見られていたらなどと考えると怖くて、真紀子は辺りが暗くなるまで一人交番の前で立ち尽くしていました。

どうせ捕まるなら自首した方が・・・とも考えましたがどうしてもできず。

正直に皐月に全てを話して許してもらおうと思っていたところ、家事の話が耳に入ってきたのです。

駆け付けると御手洗家は炎上していました。

この事態に真紀子は「助かった」と笑みを浮かべます。

それと同時に真紀子は希一が言っていた言葉を思い出し希一が放火したのだと確信します。

しばらくの間は生きた心地がしなかった真紀子。

希一の周りの悪い友達は徹底的に排除し、心機一転させるために進学もさせました。あの時に真紀子は誓ったのです。希一を一生かけて守ると。

 

その時、真紀子のライターがウイスキーに落ち、小火が起きます。

急いで火を消そうとする杏子たちですが、火は勢いを増し燃え広がっていきます。

帰宅しその日を見た真二は火の上に覆いかぶさり身を呈して鎮火させることができました。

真二はそのまま土下座をして何度も何度も謝ります。

「悪いのは兄さんじゃなくて・・・。あの日杏子ちゃんの家に火をつけたのは僕なんです。」

 

幼い頃から「要領が悪い」と真紀子に言われ育った真二。

母は出来のいい兄ばかりに優しくするので家にいてもつまらず、学校ではみんなに馬鹿にされ居場所がありませんでした。

唯一の居場所は、皐月がいる御手洗家でした。

皐月はいつも美味しいものを食べさせてくれ、欲しい物も母には内緒で買ってくれました。

要領も悪く、家も貧乏な真二は、どうせこの先大したことない人生を送るのだと悲観していた為、この家にいる時だけは夢見心地でいたいという気持ちでした。

ある日、家に帰ると母はおらず家には、真紀子が返し忘れていた皐月の服がありました。

真二は服を返す為、御手洗家へ行きますが、家には誰もおらず。

お菓子を食べながら待っていると台所からカレーのいい匂いがしてきます。

カレーがあまりに美味しそうで真二は食べようと温めます。

その時、コンロの火でミトンに燃え移り、真二は誰かに助けを求めようとしますが、母に怒られたくないという思いから逃げ出してしまいます

きっと誰かが気付いてくれる。

時間を潰して御手洗家を見にいくと家全体を炎が覆っていました。その時、真二は皐月を目が合うのですが怖くて逃げてしまいます。

「何も知らない」と言い聞かせる真二ですが、色んな可能性を考えては毎晩自分の未来に絶望しました。

しかし結局真二の元に警察が来ることはなく、真紀子の再婚が決まり、真二の人生は予想外の方向へ進んでいきます。

真二の気持とは裏腹に、自分を取り巻く全てが優しくて、真二は「お金があると生きるのがこんなに楽なのだと」実感します。

そんな中、真二は偶然参加した飲み会で柚子と再会します。

放火のことがバレてしまったら今までの努力もこれからの人生も全て終わり。

真二は柚子が火事のことをどこまで知っているのか調べる為に、柚子に近づいたのです。

 

結局、真二の元に警察が来ることはなく、真希子の再婚が決まり、真二の人生は予想外の方向へ進んで行くことに。

真二の気持ちとは裏腹に、自分を取り巻く環境の全てが優しくて、真二はお金があると生きるのがこんなに楽なのかと実感しました。

そんな中、真二は偶然参加した飲み会で柚子と再会。

放火のことがバレてしまったら、今までの努力もこれからの人生も全て終わり。

真二は柚子が火事のことをどこまで知っているのか探るため、計画的に柚子に
近づいたのです。

柚子と話す中で、あの飲み会に来たのは本当に偶然で真二のことは何も疑って
いないことを知ります。

彼女があまりに昔のまますぎてなんだか拍子抜けしてしまう真二。

それからも強引に理由をつけて柚子と会いましたが、家族と疎遠になった以外は
柚子の人生に特に変化は無いように感じていました。

もしかしてあの火事はそんなに大したことではなかったのか?

真二は柚子の笑顔に救われていました。

柚子の喜ぶことをしてあげたい、足りないものがあるなら満たしてあげたい、
火事で失ったものは元通りにはならないけど、少しでも自分が修復してあげられたら…そんなことを思っていました。

そんな中、柚子は真二を騙してうちのことを探っていたのだと真希子から聞き、
真二は不安になります。

会って確かめるために必死で探して見つけた先で、自分が犯した罪の重さを
知りました。

全てを打ち明けた真二の話に柚子はショックを受けます

柚子の気持ちまで踏みにじった真二を許せない杏子は、真二にきちんと自分の罪
に向き合ってもらうため、皐月の病室まで連れて行きました

その頃、事情聴取を受けていた希一は、真二の自白により釈放

希一はその日、真希子が売った皐月の宝石を弁償したくて内緒でアルバイトを
していました。

バイトから帰る途中に火事を知り、最初は真希子の放火ではないかと疑いました
が、真二の様子がおかしいことに気付き、日に日に真二が放火の犯人では?
と思うようになったのです。

火事に関わっていたのは、真希子なのか真二なのか、どちらにしてもやりきれず
これまでずっと考えることを避けてきた希一。

しかし、被害者家族の気持ちを考えるとこのままではいけないと思いました。

そして希一はもし真二が犯人だとすれば、自分よりも失うものが多い真二の
代わりになろうと思っていたのです。

一方、ついに皐月と対面した真二。

あの頃と同じように優しく接してくれる皐月に、真二は火事のことを土下座して
謝罪します。

皐月はあの日、真二と目が合ったことを思い出していました。

人を疑ったり恨んだりすることが好きではない皐月は、真希子のことも真二の
ことも忘れようと生きてきました。

しかし何年か経ち、真希子のSNSを見つけ、真希子の暮らしの様子や真二の
医学部合格を知った時、抑えていた感情が溢れて頭の中が真っ黒になったのです。

今なら言えるわ。私はあなたを許しません。一生恨みます。

皐月にとって人を恨むということは、その人をずっと自分の心の中に棲まわせる
ということを意味します。

皐月はこれから真二のことを意識しながら生きていくことになるでしょう。

この先周りの人達があなたのことを非難したり、あなたの人生を面白おかしく
書きたてたとしてもあなたのこと真剣に考えてる存在がいることを忘れないで。

と皐月は真二に言いました。

そして、皐月は自分が火事の原因でなかったことに安堵し、涙を流します。

さらに、ずっと信じてくれていた杏子に、ありがとうとお礼を言うのでした。

その後、当時12歳だった真二は刑事責任能力が無いとみなされ、罪には問われ
ませんでした。

一部の週刊誌が真二の過去の放火を報じたものの、刑事事件にならなかったこと
もあり皐月の時のような大騒動には至りませんでした。

しかし、過去に罪を犯しながらも逮捕されず普通に生活している真二の姿は
周囲の反感を買い、真二はどこに行っても孤立するように。

臨床実習が始まってからも真二を見る世間の目は冷たいものでした。

ある日、真二が風邪をひき寝込んでいると、誰かが玄関のドアノブに差し入れを
置いといてくれました。

その中には、真二を励ます柚子からの手紙も入っていたのです。

柚子の言葉を思い出した真二は、どんな困難があっても医師を目指すことを決意

真希子と治が離婚した後も真二は土下座して、御手洗家に残りたいと頼みます。

13年前、御手洗家を見捨てて逃げた真二は、今度は”御手洗家に恩返しがしたい
という強い思いがあり、研修医まで漕ぎつけました。

一方、真希子は希一を見つけ出し、あなたは私から離れないでねと自分の元に
囲おうとします。

しかし杏子に見つかり、真希子は希一を奪おうとしますが、杏子の説得に心
動いた希一は、真希子ではなく杏子の元へ

それから1年後。

真二は今も研修医として頑張っていて、皐月はドイツの学校に留学、真希子は
動画配信サイトで有名になっていて、柚子は人材派遣の仕事をしています。

そして、杏子はクレアと一緒に会社を立ち上げ、無事に社会復帰を果たした
希一と一緒に仲良く暮らしているのでした。

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御手洗家、炎上するネタバレあらすじ1巻から

(引用元:https://www.amazon.co.jp)

杏子は偽名を使い御手洗家に潜入

東京の北西部23区外にある木造アパート2DK、家賃6万円。

村田杏子がここで暮らし始めてもう5年が経ちます。

職業は家事代行で、今日は御手洗家に初出勤する日となっていました。

そこで、村田杏子は挨拶時に山内しずかと偽名を使います。

出迎えたのはセレブな主婦モデルとして人気を集めている御手洗真希子でした。

とにかく生活感をなくして欲しいの。塵一つないモデルルームぐらいに。ダメならまた別の人に替えてもらうからね。

真希子からは塵1つないモデルルームくらいに生活感を無くして欲しい、ダメ
なら別の人に変えると厳しい条件を課される杏子。

しかし、彼女にはある計画を達成するために、どうしても契約に漕ぎつけなければ
ならない理由があったのです。

掃除をしているとソファーの下で綺麗なバレッタを見つけます。

まずは1つ。

バレッタをポケットにしまう杏子ですが、一瞬誰かの視線を感じます。

平日の昼間だから他に人はいないはずで気のせいかと思う杏子。

この日、杏子は真希子に依頼された通り完璧に清掃を済ませ、見事に契約を
取ることが出来ました

バレッタを持ち、母·皐月が入院する病院へ杏子は向かいます。

そして杏子は皐月に、元々これはお母さんのバレッタだから、盗ったんだよ
あの女が、絶対最後までやり遂げるからと言います。

13年前、杏子の家族は崩壊しました。

そのきっかけは火事

何度も父·治に土下座をして謝る皐月。

その後、治は真相を知ろうと自宅に設置してあった防犯カメラを調べましたが、
火事当日のカメラには、母のニットが映り込んでいたのです。

それを見た途端、優しかった父·治の態度は急に変わり、火の不始末の責任を
深く感じた皐月は2人の娘である杏子と柚子を引き取り、離婚し御手洗家を
去りました

しかし杏子は、母のせいではないと確信していました。

杏子が御手洗家に潜入した真の目的は、自分達家族から全てを奪った真希子から、
全てを取り戻すことなのでした。

杏子の母·皐月は記憶喪失に…!?

真希子と杏子が初めて会ったのは、杏子が小学3年生に上がった頃でした。

ドイツ人と日本人の両親を持つ杏子の母·皐月は、綺麗だけどとても体の弱い人
で、あまり外に出られませんでした。

そのため、自分と同じ歳で、さらに同じ歳の子どもを持つ真希子との繋がりが、
皐月にはとても嬉しかったのでしょう。

しかし、いつも皐月に寄り添い徐々に仕草や格好が皐月に似てくる真希子の
ことが、杏子はどうしても好きになれませんでした。

そして後に彼女が、「渡 真希子」から「御手洗真希子」になったと知った頃には、
全てが手遅れになっていたのです。

杏子は事件の真相を探るため、2階に上がろうとしますが、真希子は絶対に
2階には上がらせてくれませんでした。

代わりに物置き部屋の掃除をすることになりますが、そこで皐月の大事にして
いたパンプスを発見

杏子はパンプスを持ち帰り皐月に見せました。

皐月は元旦那である治とのデートを思い出し、懐かしみます。

すると皐月は、これが懐かしいのは凄くわかるのに、どうしても杏子が娘だと
思えないと言います。

何と、事件の後、皐月は大きなストレスとショックで記憶喪失になってしまって
いたのです。

杏子は皐月の記憶を取り戻すために、昔のものを見せますが、過去を思い出す
ということは事件のことも思い出すということ。

杏子の妹·柚子は、火事のことを思い出すと母がまた苦しむのではないかと
心配していました。

しかし杏子は、あの火事は母のせいではないことを知っています。

きっとあの日の真実は別にあるのです。

そのため杏子は、真実を明らかにして、いつか皐月が全部思い出した時、あれは
お母さんのせいじゃなかったと笑って言ってあげたいのだと柚子に言いました。

家も物も父も、何もかも皐月から奪っていった真希子を杏子は許せず、いつか
必ず取り返してやると決意しているのでした。

真希子が杏子を2階に上がらせない理由

杏子は真希子が留守の時を狙って2階へ上がることに。

しかし誰もいないと思っていた2階には、真希子の息子がいました

真希子が杏子を頑なに2階に行かせなかった理由は、“自慢の息子”が本当は
引きこもりだったからでした。

以前、真希子は、時々息子2人を連れて御手洗家に遊びに来ていました。

弟の真二は杏子のクラスメイトで何をやっても、鈍臭くクラスでも落ちこぼれ
扱いのゲーマーでした。

一方、3つ年上の兄·希一は真二と違い、社交的で柚子の面倒もよく見てくれる
優しい人でした。

真二が帝明大の医学部に入ったと知った時はびっくりしたけど、無理に医学部に
入ったことで、結局勉強についていけなくなり、ゲームに逃げたんだろう…

杏子はそう思い込んでいました。

あの様子から家族とはかなり溝がありコミュニケーションも取れていない状態。

それなら、上手く利用してやろうと杏子は考えます。

真二の好きだったものがパクチーであることを思い出し、杏子はパクチー入りの
サンドイッチを作りますが、好きなはずのパクチーが残っていました。

その時、杏子は引きこもりの彼が弟·真二ではなく、兄·希一だということに
気づくのでした。

希一と真二の現在

その頃、真二は医学部で真面目に大学生をしていました

真二は母·真希子の出ている雑誌のインタビューを見て、あんまり家のことを
ベラベラ喋ると母さんが知られたくないことまで詮索されるよと忠告します。

一方、杏子は掃除の余った時間で2階にいる希一と接触しようと根気よく話し
かけますが、一向に希一は心を許してくれません

杏子は陰気で挙動不審で自分の知っている希一とかけ離れているこの引きこもり
が本当に希一なのだろうかと疑問に思います。

そのため、杏子はダメ元で希一が好きだった星の話題を振ることに

すると希一が初めて杏子の話に返答してくれたので、やはり部屋に引きこもって
いるのは、希一だと確信する杏子

一方でどうして変わってしまったのか杏子は不思議でした。

杏子は子どもの頃、星には本当は興味ありませんでしたが、希一と話すきっかけ
が欲しくて、幼いながらに難しい本を読み星を覚えたのです。

希一が変わってしまったのは、あの日の火事が原因…?と思う杏子なのでした。

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ネタバレ2巻・3巻 御手洗家の家事代行をクビになる杏子

(引用元:https://www.amazon.co.jp)

希一も手懐け順調だと思っていたある日、杏子が2階に上がっていたことが
真希子にバレてしまいました

希一の存在を知ってしまったことも真希子にバレてしまい、激怒された杏子は
御手洗家の家事代行をクビになってしまいました。

御手洗家の家事代行をクビになった杏子は何とか真希子との接触を試みようと
しますが、仕事中も休憩中も真希子はいつも誰かと一緒で全然話しかける隙が
ありません。

いつも1人で頑張っている姉·杏子を見てきた妹の柚子。

柚子が力になりたいと言っても、杏子は今回も1人で全て解決するつもりでした。

しかし、柚子は杏子との約束を破って、バレないように希一の弟·御手洗真二と
接触していたのです。

勝手なことをして悪いと思う一方で、柚子も杏子の力になりたいと思って取った
行動なのでした。

杏子は再び御手洗家の家事代行に!

柚子と真二が再会したのは、3ヶ月程前に友達に誘われて行った合コン。

先に真二の方が柚子に気づきますが、姉の言いつけを思い出し、柚子は深入り
する前に適当に帰ろうとしました。

しかし、泥酔した真二はまだ杏子も知らないような御手洗家の内情を色々話して
くれました

真二は誰にも言えない御手洗家の愚痴を言いたくて仕方無かったのです。

その後、半ば強引にLINEのIDを交換させられ、向こうの詮索を適当な感じで
スルーしながら、フェードアウトするつもりの柚子でしたが、杏子が御手洗家の
家事代行をクビになり事情が変わりました。

柚子は真二を利用して上手く御手洗家の内情を聴き出すことに

数日後、柚子の情報通り真希子が利用しているトランクルームを張り込む杏子。

すると真希子が大量のゴミを持ってやって来ました。

真希子は仕事が忙しく、部屋を掃除する時間も無い様子

隣のトランクルーム利用者と真希子が揉めているところを杏子が助けます。

杏子は偶然を装って真希子に取り入ろうとしますが、真希子の警戒心は強く、
もう1度信用してもらうことは簡単ではありませんでした。

しかし杏子は、事情を知っている自分なら上手くサポート出来ます、誰にも
言わないのでもう1度信じて下さい!と熱心に食い下がります。

根負けした真希子は杏子をもう1度御手洗家の家事代行として雇うことに。

杏子の完璧な仕事ぶりに、警戒心の強かった真希子も今では心を許しています

杏子のアドバイスにより仕事も順調な真希子は、初めて”御手洗さん家の奥さん”
ではなく、自身が評価された気がして嬉しく感じているのでした。

13年前の防犯カメラに写っていた服は…?

再契約を結んでから、真希子は家のことを全て杏子に一任するようになりました。

そのため、杏子は今では我が家のように家の中を自由に行き来出来るように。

今日は真希子が帰って来ないチャンスだと、杏子はクローゼットの部屋へ足を
踏み入れます

13年前の真相を知るため、クローゼットを漁ろうとする杏子ですが、希一が
邪魔をしてきます。

自由に家を歩けるようになった今、最後の障害は希一だけでした。

希一のことを反抗期をこじらせているだけだと思っていた杏子ですが、後ろに
立った瞬間、突然人が変わったように攻撃的になる希一。

杏子が怪我をしてしまったことに責任を感じた希一は、水仕事などを手伝って
くれるようになりました。

希一に家事を任せている間に杏子は再びクローゼットへ

そこで杏子は13年前の証拠となる服をついに見つけることが出来ました。

防犯カメラに映っていたニットの服は、やはり母·皐月ではなく、皐月の服を
着た真希子だったのです。

13年前の映像を手に入れるには!?

証拠となる服を見つけ、13年前の火事の犯人は真希子だったと確信する杏子

次に、杏子は防犯カメラの映像データを入手する計画を考えます。

あの映像はSDカードに入れて保管されて今も病院に残っているはずでした。

ハッタリでも脅迫でも、使えるものを全て使って徹底的に追い詰めて吐かせる…

杏子は母·皐月のためにも絶対に真希子に認めさせるつもりでした。

病院に入るには、給湯室の扉から入るしかありませんでしたが、鍵をどうするか
悩んでいる時、植木鉢の下に給湯室の鍵を隠してあることに杏子は気づきます。

来月末に父·治は学会で長野に行くため病院は休み。

それまでにあの鍵を取ってスペアキーを作れば、誰にも気づかれず病院にある
SDカードを取って来れると思いました。

13年前の真実に着実に近づいていると思っていた矢先、杏子は希一に正体が
バレてしまうのでした。

希一に正体がバレた杏子

希一はだいぶ前から山内しずかが、杏子ではないかと疑っていました

そのため、これまで陰から監視し何かボロを出さないか探っていたのです。

希一はわざわざ偽名まで使って御手洗家に来た目的は何かと杏子を問い詰めます。

杏子は偶然だとシラを切ろうとしますが、希一には通用しませんでした。

希一は杏子がクローゼットを漁っているのを、隠しカメラの映像を見て知って
いたのです。

もう誤魔化せないと思った杏子は、正直に「母の物を探しに来た」と打ち明けます。

杏子は真希子が母·皐月の物を盗んでいたことや、この家の実態を世間に暴露
しない代わりに、真希子に自分のことは黙っていて欲しいと交渉します。

しかし、希一は杏子のように母親想いでは無いため、真希子の嘘を庇ってやる
気はありませんでした。

そして希一は、真希子にこのことを教えたらどうなるかは少し興味がある
杏子に言います。

そんな中、真希子が帰宅。

顔面蒼白な杏子の顔を見た真希子は杏子のことを心配し、杏子を早退させます。

希一に素性がバレてしまった杏子は、万一真希子が杏子のことを知り、乗り
込んできた時に一緒に住んでいる柚子に迷惑をかけてしまわないよう、家を出て
行くことに

杏子を引き止める柚子でしたが、杏子の意志は固く出て行きました

杏子はしばらくネットカフェで過ごすことに。

家を出た翌々日の夜。

真希子から、話したいことがあると杏子にメールが届きます。

不安と恐怖でいっぱいの杏子でしたが、真希子からの話は、料理を教えて欲しいというものでした。

今度昼の帯番組で料理を披露して欲しいという仕事の依頼が真希子に来たようです。

てっきり希一にバラされたと思っていた杏子。

杏子の弱みを握った希一は、杏子のことを奴隷にしようとしていました

杏子は希一の事を上手く飼い慣らせたと思っていましたが、飼い慣らされて
いたのは杏子の方だったのです。

その頃、柚子は真二に、お父さんに会ってみない?と提案されているのでした。

希一の奴隷になる杏子

真二は前から柚子と血の繋がっている父を差し置いて、自分だけが柚子に会って
良いものかと考えていました。

きっと父も本心では柚子に会いたいと思っているはず

そこで真二は柚子が父に会いたいなら自分がセッティングしようと思っていました。

しかし、正直柚子は父のことはあまり覚えておらず、今更何を話せば良いのかも
わからず困惑します。

一方、希一の奴隷となった杏子は、希一のアフィリエイトの仕事を手伝って
いました

それは、希一のサイトの1つ”芸能人のゲスい噂”の情報サイトの記事の編集。

希一の収入を見て驚く杏子ですが、希一は外で1人で生きていくためには、
もっとお金が必要だと言います。

早く病院へ行き、証拠映像を取りに行きたいのに、杏子は気力も体力もどんどん
奪われていきました。

また、明らかに嘘のような嫌な噂を記事にするのはつらい気持ちがしました。

杏子は、希一の仕事は手伝うから別のことをとお願いしますが、腹を立てた
希一は杏子を押し倒し、杏子は賢くて正しくて本当に反吐が出る、いっそめちゃ
くちゃに汚してやりたくなると言います。

真二が帰ってきたおかげで杏子は助かりましたが、恐怖で心が折れました。

そんな中、杏子に手を差し伸べてくれたのは柚子でした。

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ネタバレ4巻5巻 ビッグ·シスター

(引用元:https://www.amazon.co.jp)

杏子の4つ下の妹·柚子は昔から目の離せない子でした。

気になった物はとりあえず全部口に入れていたし、気になる人を見かけたら
何も考えずについて行ってしまいました。

そのため、習い事のない日は杏子が柚子の面倒を付きっきりで見ることになって
いましたが、杏子はそれを苦だと感じたことはありませんでした。

付き添う暇つぶしに本をゆっくり読めるのは楽しかったし、好奇心の塊みたいな
妹の笑顔を守るのは姉である自分の役目だと思っていたのです。

柚子は元気のない姉を連れて焼き肉屋へ行きました。

話の中で柚子が真二と定期的に会っていると知った杏子の機嫌は、明らかに
悪くなっていました。

これ以上余計なことをしないでと、杏子は柚子を守りたい一心で突き放しますが、
柚子も家族のために協力したいと思っていたのです。

しかし杏子は、柚子には嫌いな人に微笑む屈辱や、誰かを恨み続ける苦しさも
味わって欲しくないし、あの頃と同じ様に笑っていて欲しいから、自分1人で
解決させるつもりでした。

翌日、杏子はどうしても希一に押し倒された恐怖が頭をよぎり、御手洗家の
家事代行の仕事を休んでしまいます

杏子が1人でネットカフェにいると、柚子が押し掛けてきました。

柚子はこの辺りの漫画喫茶を片っ端からあたり杏子を探していたのです。

柚子は杏子の手を引いて母·皐月のお見舞いへ。

会っても覚えていないのにと表情が曇る杏子でしたが、皐月は前に杏子が見つけた
イヤリングを見て、昔のことを思い出していたのです。

まだ杏子達が小さかった頃のことだけでしたが、自分の娘だとわかるように
なっただけでも進歩でした。

皐月は思い出した柚子と杏子の思い出話をしてくれました。

きっと杏子が柚子のことを見てたのと同じだけ柚子もずっと杏子のことを見て
いたのね、と話す皐月。

そして杏子と柚子が喧嘩しているのを知っている皐月は、柚子に思っていること
を素直に話してみたら?柚子は杏子が思うよりずっと大人よ、とアドバイスします。

病院の帰り、杏子は柚子に事情を話して助けを求めることに。

ずっと1人で何とかしなきゃと思っていた杏子ですが、正直怖くてどうしたら
良いのかもうわかりませんでした。

柚子は杏子を抱きしめ、今までずっと守ってくれてありがとうと言ってくれました。

数日後、柚子は真二と一緒に父の病院へ

交流の無かった父に会うのは、正直気乗りしない柚子でしたが、病院へ入るには
それが絶好の口実なのでした。

柚子が父·治と再会

目標は資料室にある証拠映像のSDカード。

真二の気遣いで職員にも真希子にも、柚子が来ることは内緒にしてありました。

看護師長の市原にだけ今回の事を伝えているようで、市原が裏口から入った
真二と柚子を院長である父·治の部屋へと案内してくれます。

院長室の前で大きなため息をつき座り込む柚子。

子どもの頃から父はほとんど家におらず、お父さんは患者さんのために一生
懸命働いていると母は言っていたので、父が家にいないことを柚子は誇らしくも
思っていました。

しかし、離婚後どれだけ経っても何も連絡をくれず、成人式にさえ何の音沙汰も
無かった頃には、さすがに柚子も父は単純に自分達に興味が無かったのだと
感じていました。

そんな思いの中、再会した父は柚子のイメージとは違い、とても優しく話しやすく
柚子のことも大事な娘だと言ってくれるような人物でした。

柚子はどうして13年間1度も自分達に会いに来てくれず、どんな気持ちで父は
13年間過ごしていたのか疑問に思いました。

そして柚子はトイレに行くふりをして資料室に潜り込み、母のカルテを入手します。

しかし、その様子を看護師長の市原に見られていました。

その頃、真希子は自分のインスタのコメント欄に変な書き込みを発見します。

貼り付けられていたURLを開くと、そこには過去の極貧記事が

真希子はその日、希一に話しかけます。

希一はお金の心配などせず、ずっとここで好きなことをしてたら良い、自分が
希一の分まで働いてあげる、大学も中退して定職に就いたことも無く、まともに
人と話せない希一が社会に出たところで上手くやっていけるはずが無いのだから
と言いました。

これは真希子からの忠告でした。

真希子はインスタの書き込みも、記事を書いているのも希一だと気づいていた
のでした。

SDカードの中身は?

カルテに挟んであったSDカードの中身は、劣化しておらず映っていたのは、
あのニットと同じもので間違いありませんでした。

これは重要な証拠映像になるはず。

しかし、これだけで真希子の放火を証明することは出来ません

ニットが日本じゃ流通していないとは言え、既製品のニットのため、海外の
ヴィンテージ店で偶然見つけたと言い逃れることも考えられます。

ここに映っているのが間違いなく御手洗真希子だと証明するための確実な証拠を
手に入れるための方法を、杏子は考えていました。

一方、希一から数日間連絡がありませんでした。

いつも”釣り”用の記事を嫌になるほど催促してきたのに、それが全く来なく
なったのです。

気になった杏子が希一のサイトを見てみると、アクセス出来なくなっていました。

何か変だと部屋に入ると、パソコンは割られ、希一の部屋はめちゃくちゃに
なっていました

そして希一は、真希子が自分のサイトを知っていたこと、自分の考えが甘かった
ことを杏子に話します。

昔から希一の携帯も交友関係も、全部真希子に影で覗かれていました。

自分で稼いでいずれは外で生活を、と考えていた希一でしたが、その気力は
失われ堕落してしまったのです。

そして希一は、アフィリエイトの仕事も無くなったから、別のことで俺に奉仕
しろと杏子の手を掴みます。

杏子は怖くなり希一の手を振り払って1階へ。

追ってくる希一から隠れる杏子。

その後、希一は皐月のことを家を燃やした母親で毒親だと言ったため、杏子は
つい頭に血がのぼり、あの家事は母のせいじゃない!と飛び出してしまいました。

そして、杏子は真希子があの火事の真犯人だと訴え、あの日の罪は本当に火を
付けた人が背負うべきだと訴えます。

希一は昔の記憶が蘇り動揺し、疲れたと言って、その日は自分の部屋から
出てくることはありませんでした。

それから1週間後。

杏子は真希子が家を出た後、希一に話しかけられます。

希一は13年も経っているのに、真希子がやった証拠なんて今更出てくると思って
いるのかと問われます。

確かに希一の言う通り、これ以上御手洗家を漁っても決定的な証拠となるものは
出てこないでしょう。

別のやり方を考えれば?と希一は言いますが、当時の物は残っておらず、近所の
人もたくさん入れ替わっていて、あの火事のことを忘れてきているのに、他に
どうすれば良いのか杏子にはわかりませんでした。

しかし希一は、あの日の事がずっと引っかかって、今でも時々夢に見て、ずっと
考えているような奴がこの世に1人くらいはいるだろと言いました。

忘れようと必死だった希一ですが、もう無視はできません。

あの日のことを忘れようと必死でしたが、もう無視は出来ず、向き合う決意を
した希一は、杏子に協力することに

希一は杏子に、あの火事の日、何があったのか杏子にとって良い事実かどうかは
知らないけど、確かめに行ってケリをつけると言うのでした。

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ネタバレ6巻7巻 御手洗家、炎上する ネタバレ最終回マデ結末犯人は!?

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希一と真二が味方に!

希一に正体がバレて脅されていた杏子でしたが、彼女の思いを知った希一が
味方になってくれることになりました。

そんな中、柚子は次男の真二に捕まり、13年前の火事の真相を探っているのか
問い詰められていました。

仕方無く柚子は、真二を母·皐月が入院している病院に連れて行きます。

そこで真二は、かつて皐月に美味しい料理を食べさせてもらったり、優しく
接してもらっていたことを思い出し、柚子への協力を申し出ました

希一と真二を味方に付けた杏子は、ついに真希子に自分の正体を明かし、火事の
真相に繋がる重要事が記録されている音声テープを聞かせました

希一の秘密

杏子は、2階のクローゼットの中に火事当日に映っていた母のニットを発見。

やはり真希子は母のニットを盗んでおり、家事の時にキッチンから出て来た
のは真希子である可能性が高いことがわかりました。

しかし、真希子は証拠不十分で逮捕には至らず、警察は真犯人が他にいるとして
捜査を続行

そんな中、杏子は希一に誘われデートすることに。

お互いに慣れないデートにそわそわして落ち着きません。

事前に杏子が選んでいたお店は混み過ぎて入れず、杏子は上手く出来ない自分に
落ち込みます。

どこまでも長女気質な杏子に笑いながら、そんなに俺のこと考えてくれなくて
良いよと希一は言いました。

冷静に考えて今の希一は、家も金も無く、この先人並みに働けるのかさえ
わからない状態です。

それに希一にはまだ杏子に秘密にしていることがありました。

御手洗家で起きた火事と同じ頃に、不良グループが裕福な家に侵入し金品を盗む
事件が頻発していて、御手洗家も事前に窃盗の被害届が出されていたため、当時
警察はその不良グループの犯行だと疑っていました。

そこには当時中3だった希一もいたのです。

直接は加担していないかもしれませんが、希一が犯罪に近いコミュニティに
属していたことは事実。

また、火事の前に希一は真紀子に、御手洗家の物を盗んで売って借金を返済
しているのを知っていると伝え、窃盗がバレそうになっても燃やしてしまえば
証拠隠滅出来ると話していたのです。

警察は真紀子の様子から息子の希一が御手洗家の火事に関わっていると見て、
希一の居場所を探し出します。

その頃、希一は杏子の手を引き山奥へ。

辺りも暗く人の来る場所では無いので、杏子は少し警戒していました。

希一の異変を感じた杏子が、私に出来る事があれば何でも言って下さいと言うと、
希一は大事な家族も世間体も全部捨ててこのまま俺と一緒に逃げてくれる?
詰め寄ります。

着いた場所を見上げると、満天の星空が広がっていました。

そして希一は、杏子ちゃん、好きだよ。…ごめんねと言いました。

その時、杏子は希一がどうして謝ったのかわかりませんでした。

翌朝。

希一は杏子達が寝ている間に家を出て、自分が13年前に御手洗家を放火したと
警察に自首します。

杏子はそのことを知って、ショックを受けるのでした。

火事の真相

杏子達は御手洗家を訪れますが、そこにはゴミ屋敷の中で酒浸りになる真希子の
姿がありました。

酒に酔った真希子は、あの火事の日、皐月から盗んでいた服や宝石を返そうと
家の中に入ったと話し始めました。

質に入れた物はもう返せないが、せめて今手元にある物だけでも返そうと
皐月が病院に行くのを見計らい家の中に入ったのです。

途中、杏子と柚子が家に帰ってきますが、真紀子は気づかれないよう宝石など
を元の場所に戻し終わると、夕方頃には自分の家に戻りました。

しかし、帰宅後もバレるのではないかと不安で、どうせ捕まるなら自主した方が
とも思いますが出来ず、正直に皐月に全てを話して許してもらおうと考えて
いました。

そんな中、御手洗家が火事という情報が入り、見に行くと御手洗家は大炎上

この事態に真希子は助かったと安堵し、笑みを浮かべます。

それと同時に真希子は、希一が証拠隠滅について話していたことを思い出し、
希一が放火したのだと確信します。

真希子は、自分を助けてくれた希一を一生かけて守ると決意し、悪い友人と
縁を切らせ、無理矢理進学もさせたようです。

真希子が13年前の告白をする中、ライターがウイスキーに落ちて火が上がります。

急いで火を消そうとする杏子達でしたが、火はどんどん勢いを増し、燃え
広がっていきます。

そんな中、帰宅した真二は火の上に覆い被さり身を呈して鎮火させました。

そして、真二はそのまま土下座をしながら、悪いのは兄さんじゃなくて…。
あの日、杏子ちゃんの家に火をつけたのは僕なんです。とという驚くべき発言を
するのでした。

真犯人

幼い頃から「要領が悪い」と真希子に言われながら育った真二。

家では出来の良い兄と比べられ、学校でも馬鹿にされて、どこにも居場所が
ありませんでした。

そんな真二が唯一心安らげる場所は、皐月のいる御手洗家でした。

皐月はいつも美味しいものを食べさせてくれ、欲しい物も真希子には内緒で
買ってくれました。

要領も悪く、家も貧乏な真二は、どうせこの先大したことない人生を送るのだ
と悲観していたため、御手洗家にいる時だけは夢見心地でいたいという気持ちでした。

ある日 帰宅した真二は、真希子が返し忘れた皐月の服があることに気づきます。

真二は服を返すために御手洗家を訪れますが、家の中には誰もおらず、代わりに
カレーの良い匂いがしました。

あまりに美味しそうなので、真二がカレー鍋を火にかけましたが、その時に
コンロの火がミトンに燃え移ってしまいました

真二は誰かに助けを求めようとしますが、真希子に怒られたくないという思い
からその場を逃げ出してしまいます。

きっと誰かが気付いてくれる…。

時間を潰して御手洗家を見に行くと、家全体に炎が覆っているのを真二は目に
しました

その時、真二は皐月と目が合うのですが怖くてその場から逃げてしまいました。

これが、13年前の火事の真相なのでした。

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ネタバレ8巻最終 御手洗家の真犯人のその後

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結局真二の元に警察が来ることはなく、真希子の再婚が決まり、真二の人生は
予想外の方向へ進んで行くことに。

真二の気持ちとは裏腹に、自分を取り巻く環境の全てが優しくて、真二はお金が
あると生きるのがこんなに楽なのかと実感しました。

そんな中、真二は偶然参加した飲み会で柚子と再会。

放火のことがバレてしまったら、今までの努力もこれからの人生も全て終わり。

真二は柚子が火事のことをどこまで知っているのか探るため、計画的に柚子に
近づいたのです。

柚子と話す中で、あの飲み会に来たのは本当に偶然で真二のことは何も疑って
いないことを知ります。

彼女があまりに昔のまますぎてなんだか拍子抜けしてしまう真二。

それからも強引に理由をつけて柚子と会いましたが、家族と疎遠になった以外は
柚子の人生に特に変化は無いように感じていました。

もしかしてあの火事はそんなに大したことではなかったのか?

真二は柚子の笑顔に救われていました。

柚子の喜ぶことをしてあげたい、足りないものがあるなら満たしてあげたい、
火事で失ったものは元通りにはならないけど、少しでも自分が修復してあげられたら…そんなことを思っていました。

そんな中、柚子は真二を騙してうちのことを探っていたのだと真希子から聞き、
真二は不安になります。

会って確かめるために必死で探して見つけた先で、自分が犯した罪の重さを
知りました。

全てを打ち明けた真二の話に柚子はショックを受けます

柚子の気持ちまで踏みにじった真二を許せない杏子は、真二にきちんと自分の罪
に向き合ってもらうため、皐月の病室まで連れて行きました

その頃、事情聴取を受けていた希一は、真二の自白により釈放

希一はその日、真希子が売った皐月の宝石を弁償したくて内緒でアルバイトを
していました。

バイトから帰る途中に火事を知り、最初は真希子の放火ではないかと疑いました
が、真二の様子がおかしいことに気付き、日に日に真二が放火の犯人では?
と思うようになったのです。

火事に関わっていたのは、真希子なのか真二なのか、どちらにしてもやりきれず
これまでずっと考えることを避けてきた希一。

しかし、被害者家族の気持ちを考えるとこのままではいけないと思いました。

そして希一はもし真二が犯人だとすれば、自分よりも失うものが多い真二の
代わりになろうと思っていたのです。

一方、ついに皐月と対面した真二。

あの頃と同じように優しく接してくれる皐月に、真二は火事のことを土下座して
謝罪します。

皐月はあの日、真二と目が合ったことを思い出していました。

人を疑ったり恨んだりすることが好きではない皐月は、真希子のことも真二の
ことも忘れようと生きてきました。

しかし何年か経ち、真希子のSNSを見つけ、真希子の暮らしの様子や真二の
医学部合格を知った時、抑えていた感情が溢れて頭の中が真っ黒になったのです。

今なら言えるわ。私はあなたを許しません。一生恨みます。

皐月にとって人を恨むということは、その人をずっと自分の心の中に棲まわせる
ということを意味します。

皐月はこれから真二のことを意識しながら生きていくことになるでしょう。

この先周りの人達があなたのことを非難したり、あなたの人生を面白おかしく
書きたてたとしてもあなたのこと真剣に考えてる存在がいることを忘れないで。

と皐月は真二に言いました。

そして、皐月は自分が火事の原因でなかったことに安堵し、涙を流します。

さらに、ずっと信じてくれていた杏子に、ありがとうとお礼を言うのでした。

その後、当時12歳だった真二は刑事責任能力が無いとみなされ、罪には問われ
ませんでした。

一部の週刊誌が真二の過去の放火を報じたものの、刑事事件にならなかったこと
もあり皐月の時のような大騒動には至りませんでした。

しかし、過去に罪を犯しながらも逮捕されず普通に生活している真二の姿は
周囲の反感を買い、真二はどこに行っても孤立するように。

臨床実習が始まってからも真二を見る世間の目は冷たいものでした。

ある日、真二が風邪をひき寝込んでいると、誰かが玄関のドアノブに差し入れを
置いといてくれました。

その中には、真二を励ます柚子からの手紙も入っていたのです。

柚子の言葉を思い出した真二は、どんな困難があっても医師を目指すことを決意

真希子と治が離婚した後も真二は土下座して、御手洗家に残りたいと頼みます。

13年前、御手洗家を見捨てて逃げた真二は、今度は”御手洗家に恩返しがしたい
という強い思いがあり、研修医まで漕ぎつけました。

一方、真希子は希一を見つけ出し、あなたは私から離れないでねと自分の元に
囲おうとします。

しかし杏子に見つかり、真希子は希一を奪おうとしますが、杏子の説得に心
動いた希一は、真希子ではなく杏子の元へ

それから1年後。

真二は今も研修医として頑張っていて、皐月はドイツの学校に留学、真希子は
動画配信サイトで有名になっていて、柚子は人材派遣の仕事をしています。

そして、杏子はクレアと一緒に会社を立ち上げ、無事に社会復帰を果たした
希一と一緒に仲良く暮らしているのでした。

 

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希一は杏子をさそって山のふもとまでやってきた。そして「俺と一緒に逃げてくれない」と言う。2人は山を登り、星がきれいな場所へ到着して空をながめる。希一はコンパスを杏子に返した。

翌日、なんと希一が13年前の放火で自首。杏子は彼が放火の犯人だったと知っておどろいた。杏子と柚子は真希子の家へ乗り込む。

真希子は「希一が犯人かもしれないと思い、これまでなんとか隠そうとしてきた」と話す。火事の日にクローゼットにいた件については、皐月から盗った物を返していたらしい。

真希子のタバコが酒に引火して火事が起こる。真二がわめきながら火を消し、「火事の犯人は俺です」と告白した

13年前の火事の日、なぜか家にあった皐月のニットを返しに御手洗家へ行った真二は、美味しそうなカレーに火をつけた。そして鍋つかみに引火してパニックになり、逃げたと言う

真二は病院で皐月に土下座。皐月は「あなたを許さない。だけど、あなたが今後どんなにバッシングを受けても、私はあなたの存在を真剣に考えている」と言った

真二は警察で取り調べを受ける。しかし当時14歳以下だったため、刑事責任なしで罪に問われなかった

真二は治に土下座し、償いのために病院で働かせてほしいと言う。治は市原に説得されて了承した。

真希子は治と離婚する。真希子はYoutubeをはじめ、それなりに好評だった。釈放された希一のところに真希子がやってくる。そこへ杏子もやってきた。

杏子は「希一さんを私にください」とプロポーズ。希一はOKする。予想外の展開に真希子はおどろいた

 

その数カ月後……

柚子は派遣会社に就職。

母・皐月は退院し、柚子と暮らしている。

杏子はクレアと一緒にデザインの会社を立ち上げた。

杏子は、仕事から早めに帰ってきた希一と笑い合う。【エンドEND】

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ここまでが、御手洗家、炎上するネタバレ最終回マデ原作漫画ヨリ犯人はNetflix
ドラマ結末についての紹介でした。

『御手洗家、炎上する』というタイトルから、ネットでの炎上を扱っているかと
思いきや、家が火事になりその真犯人を主人公が探すという復讐劇。

御手洗家が火事になった時に杏子の前で皐月が治に土下座しているシーンは、
衝撃的でした。

火事の真犯人は真希子なのかと思いましたが、二転三転していき、先が読める
ようで読めない展開で、飽きることなく最後まで読むことが出来ました。

真犯人は真二でしたが、当時12歳で刑事責任能力が無いとみなされ、逮捕される
ことはありませんでしたが、皐月や杏子達はあまりにも酷い仕打ちをされたな
って感じました。

どうして父·治が皐月を許せなかった理由もよくわからず、ただただ酷い人物
でしたね。

ドラマの結末は原作と変わらないと思いますが、Netflix配信ドラマの永野芽郁さん
演じる杏子や鈴木京香さん演じる真希子の演技がとても楽しみです。


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