今回は『舞いあがれ』の93話(第20週)2月14日 火放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【相反するふたつの後悔】と題して20週93話をお送りします。
新聞記者の御園に貴司のことを相談した舞。
交際することで今の関係が変わってしまう後悔を怖れる舞に対して、御園から何もせずに変わらないことを後悔しないかと問われてしまうのでした。
<舞いあがれ20週93話のあらすじ>
自分を追いかけてきた史子から言われたことをカフェ・ノーサイドで幼馴染の久留実に打ち明けた舞。
でも今の自分には貴司にしてやれることがないと肩を落とします。
舞はファンを自称する史子のように短歌のことを知らないからと無力を感じていたのです。
どんなときでも自分にできることを探してさまざまな局面を乗り越えてきたことを舞に思い起こさせようとしますが、久留実の言葉も響くことがありませんでした。
そのころ、『デラシネ』には長山出版がやってきていて、貴司が必死に作り上げた短歌を見ます。
何とか作り上げた10首でしたが、北條のコメントは厳しいものだったのです。
自分だけの狭い世界で満足して伝えることを諦めていると嫌味っぽく評価した北條は、今のままでは詩集の出版は難しいと告げます。
北條の言葉にひどく落ち込んだ貴司でしたが、史子の励ましによって前向きな気持ちを取り戻すのでした。
しばらくして、毎報新聞の御園がまた『IWAKURA』にやってきて、舞は彼女の取材を受けます。
自分の実家も町工場だったと明かした御園は、パイロットになる夢を諦めて実家の工場を立て直すことに打ち込んでいる舞の生き方に興味を抱いていたのです。
仕事についての取材には満面の笑みで受け答えしていたのに、自分の恋愛についての話題になった途端に顔を曇らせてしまった舞。
そして舞は幼馴染の貴司のことを御園に打ち明けて相談しはじめたのでした。
幼いころより何でも話してきた関係なので、交際することで大切にしたい関係が変わってしまうことが怖いと伝えた舞。
でも御園から”後悔しない?”と訊かれて舞は口ごもってしまったのです。
『デラシネ』ではリュー北條がまたやってきていて、貴司に新たな依頼をぶつけていました。
あと10首あれば出版できると言う北條でしたが、これまでの作風とは毛色の異なる短歌が欲しいと言ってきたのです。
自己満足の短歌はもう必要ないと口にした北條は、自分の殻を破ってこそ歌人は成長できると諭す北條。
北條が貴司にひとりでも多くの人に伝わる短歌を求めると、傍らにいた史子が激しく反発し始めました。
貴司が北條に同意すると、フィクションでもいいから『相聞歌』をつくることを指示してきたのです。
北條から胸の奥で情熱的に燃えているのに、伝えたいけど伝えられない想いを短歌で表現することを求められて動揺してしまった貴司。
その日の夜、舞は月明かりが差し込む自分の部屋の窓辺から、向かいにある貴司の部屋を見つめながら深いため息をついたのでした。
<舞いあがれ20週93話を見た視聴者の感想>
ネット上では北條が史子に対してのやり込め方に多くの声が寄せられます。
史子を舞の恋敵だととらえているファンからは、北條を評価する人も多くいたようです。
・御園さん…さすが、あの山田さんからねじくれた失恋話を聞き出しただけのことはあ
る。
・「梅津さんは自分の狭い世界で満足してる、僕は売れる歌集を出したい」リュー北條、商業出版の編集者として正しいし、ちゃんと貴司の短歌も読めている
※ツイッターより引用
<舞いあがれ20週93話の感想>
史子の言動がだんだんうざく感じるようになってきましたね。
北條も貴司にとって彼女が好ましい存在だとは思っていないようです。
そんな中で『相聞歌』を読むことを依頼された貴司の動揺は何だったんでしょう。
むりやり恋の短歌を読まされることで自分の心の叫びがあらわれるかも知れませんね。
一方で御園は職業柄なのか話を引き出すのが上手です。
そんな御園から”後悔しない?”と問いただされた舞の心の中での迷いが伝わってきそうです。
“やったことに対しての後悔”と”やらなかったことに対しての後悔”って様々なシチュエーションで遭遇する二者択一ですよね。
北條と御園の存在が舞と貴司の新たな関係を導いてくれそうで、今後の展開が楽しみです。
前話92話:貴司との距離を詰めていく史子
次話94話:御園の取材は女性だけで男性から愚痴が
▼舞い上がれを見逃した方や、さらに楽しみたい方必見!▼
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