西郷どんネタバレ28話の内容です。
大河ドラマ西郷どんの28話について簡単にネタバレします。
『禁門の変』の被害は甚大なものでした。
吉之助は救護場所となった薩摩藩邸で、長州兵や戦火に巻き込まれた
町民を手厚く保護するように命じました。
それから2日後。
長州は朝敵とみなされ、孝明天皇が長州征伐の勅命を下します。
慶喜の部屋に向かった吉之助は、そこで幕臣の勝海舟と出会います。
慶喜と勝は戦をするしないで揉めていたようです。
さらに長州にはイギリス・アメリカ・フランス・オランダが
攻め込んできて、慶喜はこれを好機として長州をつぶすよう息巻いていました。
吉之助は慶喜に自分にも何か長州征伐のために働かせてほしいと
願い出ると、慶喜は戦に反対している勝を説得して海軍を出動させるように
するよう命じます。
そこで、村田新八とともに勝のいる大阪の旅籠に向かった吉之助は、
土佐の脱藩浪士の坂本龍馬と出会うのでした。
28話では、吉之助は勝海舟と坂本龍馬という幕末の歴史を語る上で、
重要な人物との出会いを果たします。
そして、長州征伐に向けて朝廷も外国も慶喜も動き始めます。
吉之助や日本の歴史にとって、大きな出会いや出来事が起きる
回になりそうですね。
では、大河ドラマ西郷どん 28話のネタバレです。
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『禁門の変』によって起こった大火は、「どんどん焼け」という
名がつくほどの燃え方で民家や社寺、町を焼き尽くしていきました。
そんな中、吉之助はいち早く長州の兵糧米を確保し、
焼け出された町の人達に分け与えました。
薩摩藩邸は戦場の救護場所となり、捕虜となった長州兵や
戦火で傷ついた町の人々を手厚く保護したのは決して命を無駄にするな、
という吉之助の指示でした。
戦火により一面の焼け野原と化した京の町には負傷者や
死者もたくさん出てしまい直視できないような惨状の中、
吉之助は足を引きずりながら亡くなった人々のことを思い、
自分も薩摩も長州も幕府も朝廷も何かを間違えたことに気づきます。
そして、吉之助は涙を流し、苦痛に満ちた顔で天を仰ぎました。
御所に向けて砲撃した長州は、朝廷の敵とみなされ、
禁門の変からわずか2日後。
幕府からの要求に応じて、孝明天皇が長州征伐の勅命を下しました。
小松帯刀からこの話を聞いた吉之助は、いてもたってもいられず、
慶喜の若州屋敷に駕籠を走らせました。
一橋家の家臣に案内されて、廊下を歩いていくと、
突然、前方の襖が勢いよう開きました。
その部屋の中では、慶喜がある侍に家臣の分際で、世界がどうこうと
大きな口を叩かないよう怒鳴りつけていました。
その侍は、自分は本当のことを言ったまでで、聞く耳を持たないなら
これっきりにすると言って慶喜に対して対等の口の利き方をする
人物が部屋から出てきました。
その侍は吉之助を見ると、吉之助だということがわかったようで、
自分が勝海舟であることを伝えました。
勝海舟は軍艦奉行であり、幕臣の中でもかなりの優秀な人物であることが
知れ渡っていました。
そんな人物を見て呆然とする吉之助に向かって、慶喜は驚いただろうと
上機嫌でまくし立ててきたのでした。
ある日、イギリス・アメリカ・フランス・オランダの4ヵ国が
17隻の連合艦隊を編成して長州に攻め込んできました。
これは攘夷を決行するために、馬関海峡を通過する外国船への
砲撃や、海峡封鎖を行ってきた長州への報復措置でした。
慶喜はこれに対して、天子様の御心に背いてきた長州に
天罰が下ったとして、今こそ長州を叩き潰す時だと息巻いていました。
その時、ふきが部屋に飛び込んできて、目の前で町が焼けていて、
民が苦しんでいるのが見えないのか、戦などするべきじゃないと
慶喜に訴えます。
しかし、吉之助はふきに慶喜にその様に言うのは止めるように
言い、部屋の襖を閉めてしまいました。
慶喜はふきが勝海舟と同じことを言うと溜め息を吐きましたが、
吉之助は長州征伐のために、命を賭す覚悟があることを慶喜に告げ、
自分にも何か役目をくれるよう慶喜にお願いしました。
すると慶喜は、海軍を司る勝が戦に乗り気でないため、
勝を説得して海軍を出動させるように吉之助に命じました。
それから数日後。
吉之助は村田新八と一緒に大阪へ向かい、勝の滞在する旅籠を訪れ、
勝に用があるので、お取り次ぎ願えないかと階段から降りてきた
青年武士に言いました。
その青年武士は吉之助をじろじろ見ながら、本当に西郷吉之助なのかと
疑います。
さらに数人の男達が降りてくると、吉之助達のことを取り囲みました。
この男達は、勝の進言で開設された神戸の海軍操練所の生徒達で、
最近、勝はよくない輩に狙われていて、その中には、
有名な人物であることを装い、近づいてくる者がいるのだと話しました。
そして、吉之助のことをいつまでも疑い、一橋の犬だと揶揄する
言い方に新八が怒ると、吉之助はそれを制し、慶喜には牛男と
呼ばれていると話すと、皆を笑わせた。
吉之助を疑うこの男こそ、土佐の脱藩浪士である坂本龍馬でした。
そして龍馬は、勝は誰にも会わないから怪我をする前に帰った方が良い
と言って懐から銃を取り出します。
しかし、吉之助はそれに動じることなく、上がりかまちに座っていました。
すると、ステッキをついた勝がひょっこり帰ってきて、
吉之助の話を聞こうと部屋に通すのでした。
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ここまでが、大河ドラマ西郷どん 28話のネタバレでした。
大河ドラマ西郷どん28話のネタバレにあるように、
禁門の変で多くの死傷者が出て、悔やむ吉之助でしたが、
長州征伐のためにまた戦が起きてしまうのでしょうか。
土佐の脱藩浪士である坂本龍馬との出会い、勝海舟との出会いによって、
吉之助は長州征伐をどの様に行っていくのか見応えのある回になりそうです。
吉之助は勝や龍馬との出会いから、慶喜との関係も
変わっていくかもしれません。
西郷どん、これからの展開にも期待したいですね。
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