この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年8月19日、20日の再放送121話122話の内容です。
121話122話:清のおしんへの風当たりは強くなる一方。おしんの竜三への提案も竜三が乗り気でありません。さらに子供たちがまでもがおしんへのいじめのような歌を…居候するのは相当な覚悟が必要ですね。
<おしん121話122話の簡単あらすじ>
おしんには髪結いをして金を稼ぐことに反対される理由がわかりません。
石鹸ひとつ自由にならない生活です。
竜三に相談した内容が清に知れるごとに清から責められるおしん。
畑仕に嫌気がさした竜三は開拓を始めたいと言い出します。
おしんも少しでも気に入られようとしますが受け入れてもらえなかったのです。
<おしん121話122話のあらすじ>
竜三が清の肩を揉んでいたとご機嫌で部屋に戻ってきます。
でもおしんは不機嫌です。
「どうして髪結しちゃいけないの?」
自分で自由になるお金を稼ぎたいと言うおしんです。
今の状態では石鹸ひとつ自由にならないのだと竜三に訴えます。
清に頼めば良いと言う竜三に居候の身であれもこれもは言えないとおしん。
ならば小遣いをもらえるように清に頼むと言い出す竜三です。
おしんは竜三が清に何かを言えばすべて自分が悪者になって責められるから止めてくれと言うおしんでした。
畑仕事も今まで通りにするからと言うおしんにみっともない事をするなと竜三はいいます。
「分からんなら分からんでもよか!このうちに世話になってる限りはそんな勝手は許されんのだよ!それが嫌ならここ出て行くより仕方んなか!」
出ていけるのもなら出ていきたいが雄が居るからそれも出来ないのだと、、、
その時、清の声がします。
「いつまで話しよっと! 2人だけで暮らしよっとじゃなかとよ!」
おしんが黙った隙に竜三は寝込んだのでした。
翌朝、日用品を買う金を大五郎に断られた竜三は仏壇に手を合わせる清に5円をくれと頼んだのでした。
清はおしんに欲しいものがあるなら何故自分に言わずに竜三に言わせるのかと迫ります。
それを聞きつけた竜三はおしんの遠慮であって悪意はないとおしんをかばいます。
何でも欲しいものがあったら自分に言えば良いとおしんに言う清です。
「申し訳ありません。私のわがままでした。これから気ぃつけます‼」
そう言って清の前から立ち去るおしん。
おしんは竜三に清に言えば最後に怒られるのは自分何だからと、、、
畑に行ってからもおしんと竜三の空気は良くありません。
耕造も何とか和らげようと話をしますが効果はありません。
少し離れた場所で、佐和はおしんが自分の髪を結ったことで田倉家で揉めたのでは心配しておしんに訊いてきます。
「そんなことは、人にとやかく言われることじゃないわ。ただね、他人の中にいると色んな嫌な思いすること多くて、、、」
佐和は自分の息子が女郎を嫁にとったらどう思うかを考えたら姑に怒る気持ちもなくなるのだと言います。
佐和の話を聞いて清がどう感じているかを考える事にしたおしんでした。
おしんと佐和が畑に戻ってくると竜三が焼けを起こしていました。
「俺はやめたぞ!こがんバカらしか仕事はもう二度とせんたい!ああ、やめたやめたぁ!」
竜三の気持がわかるおしんでしたが居候の身では何もできません。
帰ったらまたひと悶着ありそうな予感がするおしんでした。
夕食のとき恒子とつぎが見つめる中、お替りをしておひつを空にしたおしんでした。
自室にいるおしんのところに竜三がやってきます。
「おしん、お前何ばしたと? おふくろが、『厄介になっとるっちゅうことが分かっとるなら、少しでも遠慮する気持ちがなからんばうちん中うまくいかん』ってぼやいとったばい。何かあった時に言われんのは俺なんだから気をつけてくれんと、、、」
姉さんたちが言いつけたんですねとおしんが言います。
遠慮していたらご飯も食べれないし食べなければ身体がもたないとおしん。
竜三に清のもとをでようと提案するおしん
竜三にここを出ようと誘うおしんです。
親子3人くらいなら何としても食っていけると竜三に言います。
でも、竜三にはもう新たに何かをやろうと言う気概はありませんでした。
おしんの前向きな考えを尽く否定して駄目だししていく竜三でした。
竜さんは居候をしたまま干拓した土地を自分のものにしようと考えていたのでした。
「いや、夢じゃなか!俺、親父に話してくる。親父なら分かってくれる。きっと賛成してくれるさ!」
竜三が干拓をしたいと話すと田倉家の全員が反対します。
挙句の果て、また竜三がおしんにたぶらかされたと思う清です。
おしんは町へ出たがっていて干拓は自分の考えだと竜三が言うと、おしんが町に出たいと言う話に飛び火してしまいます。
でも最後に大五郎が竜三の干拓組入りを認めたのでした。
畑仕事の合間に干拓組に入ることになってことを耕造に話す竜三です。
自分も日銭を稼ぐ必要がなければ干拓組に入りたいのだと言う耕造でした。
佐和と話したおしんはこれからは姉さんたちに少しでも気に入られるようにしようと決めたのでした。
でも、実際おしんが何かを手伝おうとしても邪魔もの扱いされるだけで入り込む隙間を見出せません。
仕方なしに台所からでるおしんの耳に子供たちの歌声が聞えてきます。
敷地内に入ってきた千代と千賀がおしんに向かって訊きます。
「ばってん、お兄ちゃんもお母ちゃんも教えてくれんじゃいね。お母ちゃんがね、おばちゃんのことばごく潰しって言いよっとよ。どがんことね?」
子供たちの言葉に胸をえぐられたような気分にさせられえたおしんでした。
<おしん121話122話の感想>
竜三にはおしんの気持がわかりませんね。
清にとって気に入らない邪魔な存在であるおしんに近づく隙さえ与えません。
とにかくおしんが陰で竜三を腑抜けにしていると思い込んでいる清です。
でも、竜三は自分の息子だから可愛いし雄も同じですね。
竜三は遂に畑仕事をやめて開拓をすることにしますが、これもおしんのせいにされてしまいます。
そして何より子供たちに『ごく潰し』を歌わせるまで虐めはエスカレートしてきました。
果たして、おしんはこの苦境に耐えられるのでしょうか。
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