この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想と視聴率になります。
今回は3月1日(金)に放映された22週「きれいごとは通りませんか」の126話です。
<前回までのながれ>
他社の類似即席ラーメンとの闘いは特許取得で撤退はまた名前変更となり、最後まで抵抗したテイコー食品も坂部の自白による裁判回避で撤退となりました。
注文の電話はやまることなくなり続け生産が追いつかないので本格的な工場を建てる計画を進めています。
仕事で遅くなった萬平を夕食ができたので迎えにいった福子。
工場では真一と世良と新しい工場について打ち合わせている萬平。
福子に対して今から打ち合わせに出かけて遅くなる旨を伝えます。
萬平たちが出て行った工場の壁の右肩上がりの売り上げ推移グラフ。
そのグラフをみて何か違和感を覚える福子。
福子は家に戻って鈴から仕事に夢中だから仕方ないと言われます。
寂しいわけではなく萬平が変わってしまったことを案じる福子。
岡と森本は相変わらず吉乃との間柄に進展はありません。
神部がぐずぐずしていると他の誰かに吉乃を取られてしまうと忠告します。
焦ったふたりはもっと話を聞きたがりましたが神部はタカと大介のもとに帰ると振り切ります。
大介をあやす神部。
その傍のタカをみて喜ぶ克子。
忠彦の絵にも遂に神部が加わり家族が揃います。
その夜、遅くなって帰ってきた萬平に福子は話を切り出します。
テイコー食品問題もかたづきまんぷくまんぷく食品が順調な軌道にのったことを喜ぶ半面での疑問を萬平にぶつけます。
「そやけど萬平さん。こう言って喜んでらっしゃいました。まんぷくラーメンの一人勝ちやって。ほんとうにそれでいいんですか?」
萬平は福子が何を言いたいのか理解できません。
『僕は世の中の役に立つことがしたい。みんなが喜んでくれるような仕事が‼』と言っていた萬平がいなくなっていると言う福子。
「ひとり勝ちやって喜んでいる萬平さんは、私は嫌いです‼」
「少し考えてください‼萬平さんお願い‼」
125話はここで終わり、そこからの続きで今回は22週126話のネタバレあらすじになります。
<126話の視聴率は>
126話の視聴率は20.8%でした。
前125話から0.1ポイントダウンです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<126話のあらすじ>
福子から即席ラーメンの粗悪品をなくすことはまんぷくラーメンを開発した萬平の責任といわれて販売店を視察してみる萬平。
考えた末に萬平はまんぷくラーメンの特許を公開することを決めます。
会社の事務室で福子、鈴、真一、世良に特許公開を決心したことを伝える萬平。
世良と真一は大反対します。
萬平はライセンス契約で安くした特許使用料をもらう事を考えていると説明します。
即席ラーメンの将来を考えた場合に粗悪品で市場評価を下げてしまうのはまんぷく食品にも影響すると皆を説得しします。
世良は粗悪品を作っている会社はライセンス料を支払ってまでして良いものを作ろうとはしないと世良は性悪性を唱えます。
福子と真一は萬平の考え方に賛同しますが世良は断固反対します。
「せやからボンボン育ちはあかんねん‼間違うてへんのはお母さんだけや‼」
しかし萬平は後には引きません。
「とくかく僕はもう決めたんです‼まんぷくラーメンの特許を開示します‼」
世良はパーラー白薔薇で愚痴ります。
アキラも他の業者がまんぷくラーメンの特許にお金は払わないだろうと言います。
「当たり前や‼道徳心のかけらもない奴らや‼」
世良の言う通り萬平と真一が粗悪品業者を訪問してもライセンス契約をする会社はありませんでした。
粗悪品で儲かっているからまんぷく食品の傘下に入る必要がないというのが彼等の言い分です。
日付が変わって、岡と森本に吉乃に対して告白すべきと示唆した神部は一転して止めた方が良いと言い出します。
理由は吉乃の父親を攻略するのが先だと言うのです。
忠彦からふたりへの伝言。
「吉乃に近づくつもりやったら先ずは俺のところに挨拶に来んかい‼」
「悲劇や‼」
「喜劇や‼」
しのぶとアキラ。
そこに世良がやってきます。
「おお、まんぷく食品の若者たちやないか⁉どないした悩み事やったら僕が聞いたるど‼」
しのぶたちに世良がきたら連絡を頼んでいた福子がパーラー白薔薇にやってきます。
特許公開の話依頼世良がまんぷく食品に顔を見せなくなっていたのです。
福子はライセンス契約がうまくいかないことを世良に伝えます。
「せやから言ったやろ‼業界のためになるなんて、そんな綺麗ごと通るわけないやないか‼」
福子は世良にいいます。
「せやけど私は萬平さんに綺麗ごと、貫いて欲しいんです‼」
そして続けます。
「世良さんは今までずっと萬平さんができない事をしてきてくださいました。萬平さんが純粋でいられたのは世良さんのおけげです。また力になっていただけませんか?萬平さんの綺麗ごと通してあげられるのはあなたしかいません‼」
世良の粗悪品業者をつぶすと云うことかとの問いに福子は喧嘩をすると云うことではないと言います。
周りにいた皆からも世良に頼みます。
「しゃないな‼そこまで言われたら断るわけにはいかんやないか‼」
良い嫁やなと言いながら世良は続けます。
「立花君が今まで頑張ってこれたのは綺麗ごとを通したからやない。福ちゃんがおったからや‼これはお世辞じゃない‼」
<126話の感想>
性善説にもとづいて考ええた萬平の特許公開。
でも粗悪品をなくす方法は簡単ではなさそうです。
商品の良し悪しより儲けることが最優先なのは世の中の当たり前ですよね。
安かろう悪かろうがまかり通るのはいつの世も変わりませんね。
忠彦が吉乃のことになって突然父親の顔に変わりました。
普段物静かで穏やかなだけに仲々の難敵になりそうな予感です。
頑張れ岡と森本。
またまた福子の内助の功が発揮されそうです。
福子の周りには様々な人が集まっています。
中でも世良は異質ですが、その異質性にかける福子はさすがですね。
喧嘩しての相手の排除なしに粗悪品をなくす方法って難しそうですね。
世良の頑張りに期待したいです。
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