おしんあらすじ127話128話田倉家に戻され昏睡状態に雄にも会えず

おしん

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2019年8月26日、27日の再放送127話128話の内容です。

 

<おしん127話128話の簡単あらすじ>

 

大怪我を追っても汽車に乗ろうとするおしんでしたが竜三によって田倉の家に連れ戻されてしまいます。

 

大怪我のおしんを見ても他人ごとの清でしたが亀次郎が軍隊式の治療を施してくれたのした。

 

3日も昏睡状態が続いたおしん。

 

怪我を負って仕事ができなくなったおしんへの風当たりは益々強くなります。

 

篤子が授かった子供と自分の中にいる新しい命の境遇に違いに哀れみを感じるおしんでした。

 

<おしん127話128話のあらすじ>

 

小高い丘から海の方に続く田畑をみて驚く圭。

 

へえー。あの田んぼや畑はみんな干拓でできたもんなの?」

 

そもそも有明の干拓は鎌倉時代から始まったらしく、この辺りがいつの時代の干拓で出来たかは知らないと、、、

 

当時は仕事に追われていたから、こんな風にのんびりと眺めるのは初めてだと言うおしんでした。

 

今では田倉の家がどこにあったのかさえ覚えていないと言います。

 

それはおしんにとって不幸な出来事でした。

 

東京への汽車に乗り込む前の竜三との激しい争いでの事故だったのでした。

 

竜三に頬を叩かれて気を取り戻したおしん。

 

「雄。雄!」

 

おしんは起き上がろうとします。

 

「汽車が……汽車の時間が!」

 

とにかく家に帰るんだと言う竜三に自分には帰る家はないのだとおしんは訴えます。

 

立ち上がって駅に向かおうとするがすぐに地面に倒れてしまうおしんです。

 

竜三がおしんを連れ戻そうとしている途中で佐和がやってきます。

 

「まさか、、、佐和さんに裏切られるとは思ってなかった」

 

自分を巻き添えにして欲しくなかったと佐和を責めるおしん。

 

佐和は東京に行く準備までしたがおしんの身重を案じて決心ができなかったと言うのでした。

 

もう何も言う気力もなくなったおしんは竜三の引く大八車に乗せられて田倉家に引き戻されてしまったのでした。

 

田倉家では大五郎と竜三が医者を呼べと大騒ぎしますが、清と篤子は騒ぎすぎだと他人ごとです。

 

しかも、清はおしんの具合より竜三が雄を背負って歩いてきたことの体裁の悪さを責めるのでした。

 

「よか。オイが診てやっ。連隊におっぎ軍医の治療ば年中見よっとやっけん、、、」

 

亀次郎が立ち上がります。

 

おしんが亀次郎に礼を言います。

 

「ああ、よかよか。薬つけてサラシでしっかり巻いたけん、傷口は塞がっやろ。軍医でんそんくらいのことしかせんとよ」

 

おしんの治療がすむと今度は何故そんな怪我をしたのかを聞かれる竜三。

 

ころんだにしては大怪我すぎると亀次郎が言います。

 

清の執拗な問いかけに口を濁すしたできない竜三でした。

 

おしんは田倉家の居間でどんな話がされているのか察しがついていました。

 

また、この怪我でますます自分への風当たりが強くなることも、、、

 

おしんの傷は思いの他ひどいものでした。

 

首から右肩にかけて裂けた傷口と大量出血でおしんは3日間昏睡状態が続きました。

 

往診の医者に礼を言う竜三と大五郎ですが清は恒子に向かって嫌事しか言いません。

 

「とんだ貧乏神たいねおしんは!ろくに働くこともでけんとこれ、医者じゃ薬じゃちゅうてどがん金ば食いよっとね! おまけに竜三まで看病に手取られて、、、。雄の面倒はあたいどんで見てやらんばらんし、、、」

 

命が助かって良かったと言う大五郎に迷惑を掛けて申し訳ないと言う竜三でした。

 

ここでもおしんへの嫌事を並べ立てる清でした。

 

何かにつけおしんは田倉の嫁に相応しくないと言い張る清に大五郎も竜三も閉口気味です。

 

自室で寝ていたおしんが目を覚まします。

 

竜三は事の経緯の一切を話してないからそのつもりでと言います。

 

「本当のこと、言っていい。私は東京に行きたかった。このうち、出たかった、、、」

 

口が裂けてもそんな事を言うなそして辛抱しろと竜三に諭されるおしんでした。

 

竜三が重湯を作ったりして献身的におしんの世話をするのを見て清は不満顔です。

 

「結構なこったい。さんざん文句ば言うとったっちゃあ、やっぱりおしんがかわいかと? お前がそがん甘かけんおしんが図に乗っとさい!」

 

竜三がおしんに重湯を食べせてようとすると雄を連れてきて欲しいと頼みます。

 

でも、雄は清がべったり面倒を見ていたのでした。

 

そこに清と恒子がやってきます。

 

清は訊いても何も答えない竜三に業を癒して直におしんへの詰問をしようとしたのでした。

 

清の問いかけに対しておしんの代わりに竜三が応えます。

 

挙句の果てに清は怒り出します。

 

「夫婦であたいばだまそうて言うとないそいでんよか‼つかは分かっ時も来ったいね!」

 

入れ替わりに薬を持って入ってきた大五郎は清に何を言われたと訊きます。

 

「仕方んなか。ただでさえ気に入らん嫁やっとこれ、おふくろが機嫌の悪うなんのも仕方んなっさい、、、」

 

大五郎は清のことは気にしなくていいと言います。

 

自分が気に入って福太郎の嫁に迎えた恒子でさえ10年は辛く当たっていたのだとおしんを慰める大五郎でした。

 

10日も経つと自分で起き上がれるようになったが未だ右手が動かないおしんは雄の面倒を見させてもらえせん。

 

おしんの食事を運んできた恒子が、今おしんの姿を雄にみせると清の言うことを聞かなくなるので、ちゃんと子守が出来るようになるまでは姿は見せない方が良いのだと話します。

 

居間には妊娠している篤子が来ていました。

 

「うんと食べとかんば、丈夫か子の産まれんよ!あっ、卵のよかとば買うてあっぎ、帰りに持っていくっぎよか。他にも色々と用意してあっけん‼」

 

おしんは自分の中にある新しい命が田倉家にとって歓迎されない運命になることを不安に思っていました。

 

皆の祝福を受けて生まれる篤子の子供との明暗を思うと哀れでなりませんでした。

 

<おしん127話128話の感想>

 

おしんの脱出計画は佐和のせいで水泡と化してしまいました。

 

しかも、おしんが負った怪我は重体と云えるようなものでしたね。

 

この出来事で清との関係は更に悪化し、もはやおしんに対しては犬猫に近い扱いかと思えるほどです。

 

怪我を負わせてしまった竜三は清からおしんを守らなければなりません。

 

動けるようになっても右手の自由が利かないおしんは執拗な清の責めに耐えれるのでしょうか。

 

 


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