この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年8月30日、31日の再放送131話132話の内容です。
<おしん131話132話の簡単あらすじ>
1ケ月も経つと傷の痛みは消えましたが右手だけは自由が利きません。
源右衛門の墓参りをしていると佐和が腹帯を持ってきてくれます。
清はおしんを追い出して雄だけを引き取ろうと画策します。
そんな時、竜三はおしんが新しい命を宿していることを知ります。
それを知った竜三はおしんの為に頑張ることを心に決めるのでした。
<おしん131話132話のあらすじ>
おしんは精神的にも肉体的にも救いようのない状態に追い込まれていました。
怪我をしてから1か月も経つと傷の痛みもなくなりますが依然として右手の自由だけは利きません。
それが、清の反感を益々買うことになっていたのでした。
さらに、唯一相談ができるはずの竜三さえおしんを疎んじるようになっていたので5ケ月になる新しい命の事を話せずにいたのでした。
そんなおしんは源右衛門の墓参りに出掛けます。
ささやかな花を墓前に添えるおしん。
「源じい、、、源じいと暮らしてた頃が一番楽しかった。今だって源じいさえいてくれたら、、、」
その時、後ろから佐和があらわれました。
さっさと帰ろうとするおしんに佐和は渡したいものがあったと言うのでした。
佐和は安産で有名な近所の神社でお祓いをしてもらった腹帯をおしんのために持ってきていたのです。
どうしようかと考えていたとおしんは佐和に礼を言います。
おしん田倉の家の状況と自分自身が何もできない身体になっていることを話したのでした。
そしてもう田倉の家から逃げ出せないなら少しでも気に入られる様にするしかないのだと語るのでした。
でも、おしんが家に帰るなり清が待ち受けていて、雄の世話やらおしめの洗濯やらでブツブツと言われるおしんでした。
明日からは雄をつれて畑に行くと申し出たおしんに分かっていないと清はまた怒り出すのでした。
その時、泣き出した雄が腹を空かせていると清。
お粥もおしめの世話も恒子とおつぎの仕事になってしまっていると言う清でした。
そんな時、大五郎が明日にでもおしんを医者に連れて行くと言い出します。
それを聞いてまた金がかかると反対する清ですが大五郎は引き下がりません。
医者から帰ってきた大五郎は不機嫌そうでした。
清が怪訝な顔をして医者に行った結果を大五郎に尋ねます。
「どこも悪くないって。傷が治ってるんだから動かそうと思えば動くって、、、その気になって使えば動かないはずがないって、、、」
おしんと外で片づけをしている竜三に話があるので部屋に来いと言う清。
竜三は大五郎と清が待っている部屋に入っていきます。
何の話かと訊く竜三に大五郎が静かに話はじめます。
「竜三。おしんばしばらく里さへ帰したらどがんね? 山形にはお母さん、兄さんもおっとじゃろ? 手の不自由かままこのうちにおっても、思うように動かれんとじゃおしんが一番きつかさい、、、」
雄は自分がみると清は言います。
清は治る見込みがないなら別れてしまえと過激ですが大五郎はそれには反対します。
その夜、おしんは今夜こそひとりで腹帯を締めなければと思っていました。
食事は右手が使えないので犬食いするおしん。
後片付けしようとすると恒子にまた割られても困ると自分がやるからと言われて部屋に戻るしかないおしんでした。
「上げ膳据え膳で畑やらすっぎ半人前、夜でん縫い物一つすっ訳じゃなし、雄のことはあたいに押し付けて母親の役目もでけんとじゃっけんねぇ。そいでん女房って言わるっとね? あたいでんお前が好きで一緒になったおなごって思うけん、でけん辛抱もしてきたたいね。ばってんあんたでんが愛想ば尽かしとっとじゃっね。まっ、うちの家風には合わんじゃったとさい」
清のおしん虐めはとどまる所を知りません。
こうなってしまった事を竜三も後悔します。
「佐賀さん連れて帰ってきたとは、間違いやったかも知れん、、、オイはおしんに何でんしてやれんとやっし、、、」
おしんが腹帯を巻こうと帯を解いたところに竜三が入ってきました。
「5カ月目、、、もう腹帯しなきゃいけないの、、、」
竜三は何故今まで黙っていたかと責めます。
しかし、その後すぐに山形に戻ってお産と療養をおしんに勧めたのでした。
でも、山形には既に自分の居場所はないのだと話すおしんです。
「ここに、いちゃいけないの? 出て行けって言うの?」
おしんは佐賀には竜三がいると泣きつくのでした。
「おしん。腹帯締めんの手伝ってやる。オイの、オイの子を産むとやなかか。誰に遠慮がいるもんか!お前にそがん覚悟のあったない、ここで産めばよか!」
おしんと竜三は畑で仕事をしています。
「おしん、少し休めばよか。無理すっことはなかぁ。腹ん子に障っぞ!」
仲良く家に戻っていたおしんと竜三を快く思わない清。
清は竜三を呼び出しおしんに山形に帰れと伝えたかと迫ります。
「おしんは山形には帰さん。ずっとここさん置いとく‼おしんはオイの女房たい。雄の母親たい!帰す理由はなか‼」
竜三と清は言い争います。
おしんを追い出して雄だけを自分の手元においておきたいのだろうと竜三が言うとそれを認める清でした。
「分かったよう分かった!おしんにはあたいからはっきり言う。もう田倉ん家にはいらん人間て」
清も負けずに言い返します。
おしんの気持はどうなんだと大五郎。
「どがん辛抱したっちゃ、ここにおりたかて言いよっと。あんたに文句言わるっともちゃあんと覚悟しとったい!」
それならば問題はないと言う大五郎は清に命じます。
「もうおしんのことは言うな!オイが許さん!」
湧き水の横で休んで話をしているおしんと佐和です。
おしんは事の成り行きを佐和に報告してのでした。
佐和は裏切った自分だができる事があれば役に立ちたいとおしんに言うのでした。
「私はよかです。お母さんやきょうだいに何ば言われてん、、、死んだつもりになってじっと嵐の通り過ぎるとば待っとっとです。それが一番楽ですけん」
畑から帰ってくると清が待っています。
「あんた、、、あんたは何ていうおなごね! 今度という今度は許さんけんね。すぐ出ていってくんしゃい!」
竜三とおしんは何がおこったのか分かろうはずもありませんでした。
<おしん131話132話の感想>
清の自分勝手な思いが明らかになってきましたね。
おしんの中に新しい命が宿っている事がわかって竜三の気持が変わりました。
一旦は山形へおしんを帰そうとした大五郎も竜三とおしんに味方になってくれます。
ここで頑張ろうと決心したばかりなのに何があったのか清の異常な雰囲気が心配です。
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