この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想になります。
今回は3月29日(金)に放映された26週「いきましょう!二人で」の150話です。
<前回までのながれ>
その夜、皆が揃ったところで生前葬をやりたいと言い出した鈴。
そして後日、立花家で鈴の生前葬が執り行われます。
居間には葬儀屋によって祭壇が整えられつつあります。
白菊で飾られた祭壇の中央には忠彦が描いた鈴の肖像画が飾られています。
白い棺の蓋は開けられていて鈴が白装束で現れ挨拶をします。
「本日は私の我儘に付き合いくださってありがとうございます。私はもう80歳。いつ死んでもおかしくありません。そやけど死んでしまったら皆さんとお別れのご挨拶はできないのでございます。ですからこのようなお葬式をあげさせて頂くこととしました。」
最初の弔辞は世良です。
世良の弔辞が終わると鈴が身を起こしてありがとうと言います。
弔辞を述べている間にすっかり鈴が亡くなった気持ちになっていた世良は鈴の姿に驚いて腰を抜かすのでした。
「大奥様‼僕を覚えてらっしゃいますか?」
福子がこっそり呼んだ赤津裕次郎が弔辞を始めると鈴がおもわず棺から飛び起きたので周囲は驚きます。
克子も弔辞を述べます。
克子は弔辞の最後に涙ながらに鈴の娘でよかったと言いました。
「克子‼ありがとう‼」
次は福子です。
福子は咲の遺影を抱えて弔辞を述べます。
福子は咲の代わりにはなれなかったこと、萬平との結婚を許してくれたこと、山あり谷ありの自分の人生を傍で見守ってくれたことなどを感謝していると述べます。
そして最後に向こうにいっても咲姉ちゃんが待っててくれるから安心できるから、ずっと今のままでいて欲しいと締めくくります。
それを聞いた鈴は泣きながら起き上がって克子と福子に礼を言うのでした。
「今日は本当によかった。集まってくれた皆さんに心から感謝いたします。」
鈴がお礼を言うと萬平が口を開きます。
鈴と福子が苦労したのは自分のせいだと鈴に感謝の意を伝えます。
鈴はにこりと笑いながら萬平に応えます。
「はい‼ありがとう‼萬平さん‼」
こうして鈴の生前葬は無事に終わることになります。
149話はここで終わり、そこからの続きで今回は26週150話のネタバレあらすじになります。
<150話の視聴率は>
150話の視聴率は21.3%でした。
前149話から0.7ポイントアップです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<150話のあらすじ>
鈴の生前葬は無事に終わることができました。
はじめは当惑していた参列者も鈴への多くの弔辞を聞いて幸せな気持ちで帰路につきました。
生前葬でなければあり得ない感謝の言葉が行きかう葬儀だったと思った福子でした。
その夜、鈴は疲れたのか早めに床につきます。
萬平と福子はビールを飲みながら思いのほか生前葬が良い式になったことに驚いていました。
そのとき福子の頭の中で何かが浮かんだのですがぼんやりモヤモヤしています。
翌朝の鈴は生前葬も終わったこともありすっきりした顔をして観音様になるのだと言います。
幸も朝食のときに鈴の顔が穏やかになったと言います。
朝食をしながら自動販売機設置でまんぷくヌードルの売り上げが伸びることを話している萬平と源。
それを聞いた鈴は買ってからその場で食べることがみっともないと自動販売機では売れないといいます。
源と幸にそれが良いと言われても理解できない鈴でした。
そのやり取りを聞いていてモヤモヤが晴れた福子。
まんぷくラーメンは古い世代には理解できないほど新しいものだと云うことだったんです。
「萬平さん‼まんぷくヌードルを源や幸のような若い人に向けて売り出したらどうでしょうか?」
萬平は福子の提案を受け入れ、近々大阪で開催される歩行者天国での販売を思いつきます。
歩行者天国に集まってくるのは自由な若者ばかりで、歩きながら食べられる自由なまんぷくヌードルが受け入れられると幹部会議で説明する萬平。
さっそく準備に取り掛かります。
歩行者天国での販売許可申請し宣伝もします。
宣伝は世良に頼みます。
この話を聞いた世良は興奮気味です。
「これは大変なことになるで‼立花君‼」
福子が幸田家で歩行者天国での販売の話をすると面白そうと興味をしめす忠彦と名木。
「さすが芸術家‼頭が柔らかい‼」
福子がそう言うと自分はそんなに頭が固いのかと文句を言う鈴でした。
歩行者天国での販売許可を得たあとは販売スペースの確保です。
1万人の人出が予想されており1000個のまんぷくヌードルを準備します。
販売要員とは別に清掃要員と大型のごみ箱も確保します。
パーラー白薔薇ではアキラとしのぶが福子と話しています。
しのぶに周りでいろいろな事が起こると言われた福子は言います。
「面白い人生です‼」
鈴の生前葬以降は萬平と幸の関係も修復されていました。
幸も大学で歩行者天国でのまんぷくヌードル販売を宣伝してくれています。
歩行者天国開催まで1週間の立花家の夜です。
萬平は福子に歩行者天国での販売を思いつく切欠をつくってくれたことを感謝します。
福子が少しは役に立てたかと萬平に聞きます。
「役に立っているどころじゃない‼僕はお前と二人でここまできたと思っているよ‼」
そして萬平はあらたまって福子の方を向いて座りなおします。
まんぷくヌードルが売れるようになったら1月間か2月間仕事を休んで諸外国周りをしようと言い出します。
「世界にはいろいろな麺があるはず‼それを食べてみたい‼」
萬平がそういうと福子はこの先も発明家でいるための旅行かと言い承諾しました。
でもその前に歩行者天国です。
そしてその日がやってきました。
<150話の感想>
いつの間にか萬平と幸が仲直りしています。
そしてその効果が波及して福子の若者という購買層を狙っては云う発想につながりました。
鈴の生前葬は周囲の人たちを穏やかにする意外な効果をもたらしましたね。
歩行者天国でのまんぷくラーメンの販売準備は万全です。
販売するだけでなく食べた後に出るゴミのことまで気をつかっていますね。
しかもいつも反対ばかりしている世良も大賛成です。
生前葬を終えた鈴は穏やかで自らを観音様と言い出しましたね。
そんな鈴の立って食べるのは行儀が悪いと云うその世代の常識と若者の常識の差が福子の発想の源になりました。
走り続けてきた萬平がチャージするための海外旅行を言い出しました。
生涯発明家でありつづけたい立花萬平ですね。
さあ、いよいよ歩行者天国が始まります。
まんぷくヌードルは若者にどのように受け入れられるのかが楽しみです。
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