この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第16週「なつよ、恋の季節が来た」の91話92話です
坂場さんがなつにプロポーズとも取れる発言を!!びっくりドキドキが…
<前回のあらすじ>
風車に酔っぱらった雪次郎が咲太郎とレミ子に支えられてやってきます。
雪次郎は、吹き替えで訛りが抜けず役を降ろされていたのです。
蘭子にも叱られた雪次郎に風車にあらわれた夕見子も北海道に帰ればと言います。
なつは、どうして東京に来たのかを夕見子に訊きます。
来年で大学を卒業する夕見子は学生運動に参加していたのでした。
友達と一緒に来たと言う夕見子はなつも雪次郎にも、十勝の両親には内緒だと固く口止めしながら夕見子は風車を出て行きました。
なつは、夕見子に言われた通り家族には知らせない事にします。
翌日、出社したなんつのところに麻子がやってきて木の怪物のキャラクターを確認します。
麻子に弥市郎の木彫りをキャラクターにしたことを伝えるなつでした。
数日後、出来上がった絵コンテを見た麻子。
「やっと、やりたいことが見えてきた‼」
短編映画は次の段階です。
原画はなつと麻子と神地の3人で担当する事になりました。
その夜、風車で決起集会をするメンバー。
風車のは夕見子と雪次郎も居て賑やかに宴会が始まったのでした。
その頃、会社では下山が仲と井戸原に絵コンテを見せています。
ことろが、井戸原は絵コンテに社会風刺を感じたのでした。
下山は坂場にその傾向があってなつが影響を受けていると、、、
風車での決起集会は盛り上がって蘭子の歌で店の外でフォークダンスを踊りだしいました。
<なつぞら91話92話のあらすじ>
ある日、何の前触れもなく上京してきた夕見子が風車に姿をあらわしました。
なつが風車で夕見子と話していることろに、咲太郎と雪次郎がやってきます。
更に坂場までが風車に姿をあらわします。
夕見子はいつもの調子で皆の中心になって自分の恋愛論を展開するのでした。
「反対されるような恋がいいんだわ、、、」
そう言う夕見子の言いたいことがわかないなつ。
夕見子は続けます。
「反対されれば、されるほどに燃え上がる恋、、、」
やはりなかなか理解できないなつでした。
「なつに理解されようと思っていない。認められるような恋は恋じゃない、、、」
それを聞いていた亜矢美は夕見子の話に同調します。
唐突になつに話を振る咲太郎。
「なつ、お前も恋してっか?」
どう答えていいのか分からないなつは話をうやむやにするのでした。
その夜は風車に泊まることになった夕見子。
なつは夕見子にもう少し詳しく話を聞こうと根ほり葉ほり尋ねます。
どんな男と付き合っているのかを夕見子に訊くなつ。
「実は、駆け落ちしてこっちきたの、、、」
夕見子の発言に驚かされたなつ。
「えっ?父さんや母さんに言ってないの?」
そう言うなつに十勝の家族には絶対に知らせないで欲しいと懇願する夕見子。
夕見子は北大を休学して大学の同級生山と駆け落ちしてきたと言うのです。
そんな夕見子はしばらく風車で働かせてもらうことになります。
あくる日、なつが仕事を終えて帰ってくるとさっそく夕見子が風車で働いていました。
そして夕見子にカウンターに座っていた男性を紹介されたなつ。
「高山さん、、、」
高山と云う男性はどこか泰樹に似た雰囲気を持った青年でした。
夕見子はこの高山と一緒に東京に駆け落ちしてきていたのです。
「はじめまして‼」
なつが挨拶をしますが、高山は初めての人に対しての警戒心が強いのか亜矢美にもなつにも心を開こうとしません。
なつは何とか会話を試みますが高山との距離を縮める事が出来ませんでした。
あくる日、なちが出社すると下山が先に来ていて作品の原画を描いていました。
下山に挨拶をしてどうしたのかを尋ねるなつ。
「いやあ、坂場くんと仲さんが対立しててね。それで、僕も原画を描くことになったの、、、」
麻子からも意見を聞いて坂場のやり方とか考え方に疑問を持った仲。
坂場と仲が激しい口論を始めてしまったので仲裁に下山が入っていたのでした。
その結果、下山が原画の手伝いをすることになったと言うのでした。
■風車にて
高山「新宿は今や、モダンジャスの街になりつつあります。それを知らなきゃ古いですよ。」
なつ「ちょっと。古いってどういうことですか。人それぞれ、大事にしているものがあるのは当たり前じゃないですか。それを人に古いと言われるのはおかしいですよ。」
高山「君はそれでも映画を作ってる人?音楽も映画も、時代によって変わっていくのは当然のことだべさ。それに気付かず、古いものに固執することを古いと言って何が悪いんだ。したけど、ダメとは言ってない。君の言うとおり人それぞれだからね。」
高山はジャズ喫茶へ行くことになった。夕見子によると、高山はある金持ちの跡継ぎでね、親の決めたいいなずけまでいるという。
〈東洋動画にて〉
なつは、下山から仲(井浦新)と坂場(中川大志)の対立を聞かされた。
坂場が、仲の考え方を古いと指摘し、大人のためにも作るべきだと提言したという。そうしなければ漫画映画は廃れる、と。
〈中庭にて:なつと坂場2人きり〉
なつは、坂場になぜそんなことを言ったのか問い詰めた。
坂場は仲の絵がカワイイと認めつつ、子供はいろんな感情を世界から受け取って生きていると思っていた。
坂場「僕も子どものころ、空襲に遭いました。焼け跡を一人で、家族を捜して歩き回りました。幸い、親も生きていましたが、あの孤独と、飢え死にしそうな絶望感を忘れることはありません。大人の冷たさを、子どもの卑しさを、 嫌というほど見せつけられました。でも反対に、見知らぬ人の愛も知ったんじゃないですか?そういう子どもの時の体験が今の僕やあなたを作っているんです。違いますか?だから…仲さんたちと違うものを作るのは 僕らの使命なんです。」
〈喫茶「リボン」にて〉
麻子が仲に「最後までやらせて下さい。みんなで決めたとおりに作らせて下さい。」とお願いしていた。
麻子「初めは私も疑ってました。坂場さんと奥原さんの熱意は本物です。あの2人はずっと先に向かってアニメーションのことを考えてるんです。」
仲「君がそこまで思うなんて…」
麻子「イッキュウさんは ともかくとして… 奥原さん… なっちゃんのことを最初に認めたのは仲さんじゃないですか。」
〈再度・中庭〉
坂場「僕はもっとあなたには仲さんたちとは違うアニメーターになってもらいたい。世界の表も裏も描けるような 現実を超えた現実を見せられる それを丸ごと、子どもたちに体験させることのできるようなアニメーターです。僕もそういう演出家になりたいと思っています。一緒に作ってほしいんです。」
なつ「一緒に…」
坂場「一生をかけても、あなたと作りたいんです。」
【なつぞら】92話の感想
<なつぞら91話92話の感想>
雪次郎は俳優として乗り越えなければならない大きな壁にぶつかってしまいました。
方言は生まれ育った環境で身に染み込んだものなので、ある意味外国語を学ぶより厄介なのもかも知れませんね。
何回も台詞を繰り返して標準語にするしか解決法はないです。
夕見子が暴走し始めています。
もともと、暴走気味だっただけに上手く収束させるのは至難の業ですよね。
しかも、連れ添っている相手の極端に警戒心の強い性格も困った問題です。
方や、坂場問題です。
最初から思想家的な雰囲気が漂う坂場は理屈っぽいところが利点にも欠点にもなります。
なつの初めての短編漫画映画の先行きが不安ですね。
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