おしんあらすじ169話-170-171-172-173-174話伊勢で魚行商中に竜三と再会

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この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。

 

2019年 10月14日から10月19日の再放送169話170話171話172話173話174話の29週内容です。

満州へ渡ることになった竜三。その前に一目だけおしんと雄の姿を見ようと竜三は伊勢に立ち寄ります。さてどうなりますか…

<29週169話から174話の簡単あらすじ>

 

おしんは加代の為もあって繁盛していた酒田の一善飯屋を閉店して雄を連れて伊勢に向かいます。

 

そこには浩太から話を聞いていたひさが待っていてくれました。

 

おしんは持ち前の頑張りと天性の商魂で行商を軌道に乗せていきます。

 

一方、佐賀で開墾にこだわっていた竜三は台風ですべてが元の木阿弥になって落ち込んでしまうのでした。

 

満州へ渡る前に一目だけおしんと雄の姿を見ようと竜三は伊勢に立ち寄ったのでした。

 

<おしん169話170話171話172話173話174話のあらすじ>

 

おしんは幼少のころ酒田の米問屋で加賀屋に8年間奉公して東京と佐賀に移り住んだあとに再び舞い戻る事になりましたが、永住することなくまた出て行くのでした。

 

浩太、加代、おしんの3人は出会ってからの10年間をお別れ会で思い出します。

 

3人はそれぞれの道を歩いてきましたが自分の思い通りには生きてこれませんでした。

 

だからこそ、その時々の幸せを味わっていかなければ一生のあいだ幸せを知らずに人生を終える事になってしまいます。

 

3人は笑っての再開を約束するのでしたが、それは叶わぬ約束になろうとは誰も知る由もありませんでした。

 

別れの時に清太郎から多額の餞別をもらい、みのからは雄を加賀屋の後継ぎにしたかったと言われたおしん。

 

おしんが自分にとってこれが加賀屋の見納めになる事も知らずに酒田を旅立ったのでした。

 

おしんは雄を連れて浩太から紹介された伊勢の神山ひさを訪ねる旅をします。

 

ひさは浩太が金持の大地主で貴族議員の御曹司なのに農民解放活動なんかに入れ込んでしまって親不孝だと言いながら浩太の生まれや自分のことを話してくれます。

 

おしんの新しい仕事は浩太からの説明通り魚の行商でした。

 

雄を乗せた箱車を推しながらのおしんの行商が始まりました。

 

しかし、既に客の抱え込みが出来ている場所での新参者の行商は最初からうまく行くはずもありません。

 

初日は売れ残った魚を無償で配ることになってしまうのでした。

 

浩太からおしんが独り立ちできるようにして欲しいと頼まれているのだと言うひさは、行商は商売の基本だとおしんに教えるのでした。

 

翌朝からおしんは商売のやりかたを変えます。

 

“カレイ一尾15銭”の幟を立てて、買ってくれた客にはその場で捌くサービスも付けたのでした。

 

しかも、多くの行商人が仕入れ値に3割の利益を乗せて販売していましたが、おしんは1割しか乗せなかったのです。

 

当然、他の行商人とのトラブルも発生しましたが、網元のひさは行商は自由競争だから思うようにやれと応援してくれるのでした。

 

ひさは客を大切にするおしんの中に眠っている商魂にはやくも気づき始めていました。

 

おしんは仕事がはやく終わった日には帰り道で客が農作業をしているのを見かけると躊躇なく手伝い始めます。

 

贔屓のおばあちゃんが病気だと聞くとお見舞いとして魚を届けたりしたと客への心配りとサービスが出来ていたのでした。

 

誰よりも安く魚を売ると言うことで馴染みの客ができるようになったおしん。

 

時には、お客の予算に合わせての宴会の膳造りも手伝うようにもなっていたのでした。

 

そんなある日、嵐が近づいていて明日は行商ができないようになってしまします。

 

多くの行商人は骨休みを決め込みますがおしんだけは違っていました。

 

おしんは嵐の前日に大量の魚を仕入れて佃煮と味噌漬けを作って商売にしたのでした。

 

その頃、おしんの中には魚屋を開く夢が芽生えていたのでした。

 

年が変わって昭和元年の春、浩太がおしんの陣中見舞いのために伊勢を訪ねてきました。

 

農民運動の内容が変わってきていた従来の小作の要求を地主にぶつけるものが逆に地主側から要求がでるようになってとおしんに説明する浩太です。

 

ひさはおしんは心で商いをするから一部の行商人から文句が出る事もあるが皆から一目置かれるようなになっているのだと浩太に話します。

 

そして、そろそろ魚屋を開いても良い時期かも知れないと、、、

 

浩太も親子三人が揃って暮らせるようになると自分の責任も果たせるようになるものだと言ってくれます。

 

おしんは浩太に後押しされて魚屋の開店について相談する手紙を竜三に書いたのでした。

 

竜三からの返事はなかなか来ませんでした。

 

返事を待つ間も、おしんは毎日往復三里の道のりを荷車に雄と魚を乗せて行商を続けています。

 

そんなおしんを見てひさは言います。

 

自分の場合は亭主の女遊びに苦しめられてきたが子供が鎹となって別れずに今までやってこれたのだと、、、

 

でも、おしんは竜三と別れて浩太と一緒になった方がよいと勧めるのでした。

 

おしんは竜三が開拓で自分の土地ができたら自分を佐賀に呼び戻すと言っているが佐賀に戻るつもりはないと断言するのでした。

 

その頃、佐賀に居る竜三は仕事にも身が入らない状態で大五郎や清に心配をかけていました。

 

大五郎は竜三を諭します。

 

おしんへ返事はだしたか?このままだとおしんが可哀想だから別れろ‼それが嫌なら変な意地は捨てて伊勢へ行け‼」

 

やっと竜三が書いたおしんへの返事には、伊勢へは行かずに開拓を頑張りおしんを佐賀に呼び戻すと綴られていました。

 

伊勢は台風一過の清々しい天気となっています。

 

おしんが佃煮や味噌付けを売り歩いていると、客から新聞記事に台風で九州一帯は大変な被害がだている事を知らされます。

 

その頃、佐賀では竜三が東京大震災から四年間にわたり取組んできた開拓事業が元の木阿弥状態といたのでした。

 

天災だから仕方ないと言う大五郎ですが竜三の落ち込み方は尋常ではありませんでした。

 

そして竜三は書置きを残して田倉の家を出たのでした。

 

“開拓は男子一生の仕事、この夢に破れため家をでる”

 

下関から関釜連絡船に、汽車で満州に大連渡ることを決心した竜三は、渡航する前に一目だけおしんと雄の姿がみたくて伊勢に立ち寄ります。

 

そこでおしんと雄が唄を歌いながら魚の行商している処へ出くした竜三。

 

思わず立ち去ろうとする竜三を雄が呼び止めたのでした。

 

「お父ちゃん‼」

 

<おしん169話170話171話172話173話174話話の感想>

 

酒田での出会いと別れを繰り返すおしんと加代と浩太でしたね。

 

商売を始めてすぐに客の心をつかむことが出来るおしんの才能には感服します。

 

気遣いは人の何倍も動かなければできない事なのにそれを何事もないようにやってのけるのが凄いです。

 

そして、ひさもおしんの技量を見抜き応援してくれます。

 

どうして佐賀の清だけがうまく行かなかったのでしょうか。

 

久々に再開したおしんと雄と竜三はこの先どうなっていくのでしょう。

 


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