この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第19週「なつよ、開拓者の郷へ」の113話114話です
<前回のあらすじ>
前触れもなく十勝の農業協同組合主導の乳業メーカー構想を阻害するような”集約酪農地域”指定の連絡が国より入ってきます。
2日以内に工場設置届を出さないと何もできなくなってしまう十勝農協。
合意を得て工場設置届を提出するための緊急会議が招集されます。
しかし、集まった人たちの多くは国から横やりが入ったことで諦めの顔つきです。
しかし、夕見子の発言でばらばらになりかけた会議が一気に加速したのです。
「なして分からないんですか?この工場は十勝の酪農家たちが安心して暮らせるために酪農民の誇りをかけて作ろうとしてるんじゃないですか⁉」
菊介も坂場の受け売りで発言します。
「その工場は、他の乳業メーカーよりも、うまいバターが作れるんだべ、、、人に喜んでもらうのに、なして反対する理由があるんだ‼」
そして天陽の掛け声で全員の気持がひとつになったのでした。
田辺をはじめ、剛男、組合長などが十勝支庁舎に集まってきます
そして、支庁長の大清水に工場設立の認許を嘆願したのです。
「十勝を酪農王国にするのをつぶさないでほしい‼」
それを聞いた大清水は応えます。
「この十勝を想う気持ちはあなた方にも負けない‼」
支庁長の大清水は、十勝を酪農王国にすることを約束してくれたのでした。
周りには夕見子が手を回して集まったマスコミ関係も待機していました。
そして、田辺と大清水が握手する姿が広く報道されたのです。
<なつぞら113話114話のあらすじ>
田辺たちが十勝支庁舎に農協主導乳業メーカー工場建設許可申請を出した翌日になつと坂場と夕見子は雪月に呼ばれます。
3人が雪月に到着すると、そこには既に天陽や倉田や良子が来ていました。
そこに菓子箱を持って現れた雪次郎。
雪次郎は自分で考案した”おバタ餡サンド”を披露したかったのです。
さっそく”おバタ餡サンド”を食べてみる面々。
「こりゃあ、たいしたもんだ、、、」
天陽をはじめ皆が美味しいと感嘆します。
そこに雪之助もやってきます。
「初めてお前に先をこされたな、、、」
雪之助が”おバタ餡サンド”を来月から雪月で販売開始することをその場で決めます。
それを聞いて喜ぶ雪次郎。
「これでやっと俺も一人前だ‼」
そして、その後に雪次郎は周りにいた全員を驚かす事を言い始めたのです。
「夕見子ちゃん、俺と結婚してください‼」
雪次郎 魂のプロポーズ
俺は……今はもっと好きだ!
こんな私でいいの?
夕見子ちゃん謙虚な言葉に
感動しちゃった☆。.:*・゜ pic.twitter.com/dYIfetAeZK— lapis lazuli (@mahalo_427) August 8, 2019
ただひとり平然と雪次郎のプロポーズを聞いていた夕見子は応えます。
「いいよ‼結婚してやるよ、、、」
雪次郎は夕見子にプロポーズする前に一人前の菓子職人になる事を心に決めていて、この日がくるのを待っていたのでした。
そして、その足ですぐに柴田家に向かう雪次郎と夕見子。
雪次郎は富士子たちの前で緊張気味に話を切り出しました。
「お、お嬢さんを僕にください、、、」
これを聞いた富士子は驚きながらも喜びます。
「こんな短い間に、二度もあるのか、、、こんな事が、、、」
柴田家にいっぺんに春がきたようで、柴田家全員で雪次郎と夕見子の結婚を祝福しました。
柴田家への挨拶と結婚の許しを得たなつと坂場は東京に戻り、今度は坂場の両親に挨拶と許しをもらう事にします。
そして、そのために父親の一直と母親のサトと一緒に食事をすることになったのでした。
一直は考古学者で考古学の話になると熱中して話し続けるような人でした。
なつは自分が戦争孤児で北海道の柴田家で育ててもらったこと、自分の夢のために東京に出てきてアニメーターとなったことなどの生い立ちについて全てを一直とサトに話したのです。
なつが戦争孤児であることを訊いた坂場の両親はそんな事を気にすることもなくなつを受け入れてくれたのでした。
そして昭和42年春、なつと坂場は結婚式を挙げたのでした。
場所は十勝、しかも夕見子と雪次郎と合同での結婚式としたのでした。
ふたりの娘の晴れ姿を見て喜ぶ富士子。
「なつも夕見子もキレイよ‼ふたりとも幸せになってね‼」
なつと坂場、夕見子と雪次郎は盛大な合同結婚式で沢山の人に祝福されました。
泰樹はそんなふたりの孫娘の晴れ姿を溢れ出てくる涙を必死でこらえながら見届けていたのでした。
<なつぞら113話114話の感想>
雪次郎が農業高校時代の頃から夕見子は雪次郎のことが気になっていましたよね。
誰に対しても直接的に話す夕見子と少し自分を抑える雪次郎は良い家庭を築けそうです。
雪次郎は自分に自信を持つために一人前になってからの告白を決めていたところは坂場が出来なかった事ですね。
坂場の両親には包み隠さずすべてを話したなつ。
その事の大切さは千遥が教えてくれたことです。
そしてなつと夕見子の合同結婚式は、柴田家にとっては感無量のイベントとなりました。
でも、泰樹も富士子もどこか寂しさもあったでしょうね。
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