朝ドラ夏空なつぞらのあらすじネタバレ1週
の内容です。1週の詳細をお伝えしていきます。
「夏空朝ドラ小説 上」や「ガイドブックパート1」にのっている内容をもとに詳しく書いていきます。
第1週 「なつよ、ここが十勝だ」
夏空なつぞら1週ネタバレあらすじ詳細
なつが剛男に引き取られ兄弟と別れ北海道へ
「東京は焼け野原だったけど、この土地の北海道は見渡せば見渡すほど本当の広い野原だろ」
戦争から帰ってきて柴田剛男(藤木直人)は自分の土地に戻ってきて全体を見渡しながら、なつ(広瀬すず)に言った。
昭和二十一(1946)年、戦争が終わりもうすぐ一年が経とうとしていた頃、初夏の十勝平野を柴田剛夫と並んで歩く九歳の少女・奥原なつ。
道の両脇は農場と牧草地がどこまでも続き、牛が何頭か放牧されています。道のわきにしばた牧場と書かれた看板が身に入ってきた。
柴田剛夫の一家は、明治時代に入植した開拓者で、十勝で酪農と農業を営んでいた。本人の剛夫(34歳)、妻の富士子(32歳)、長男・照男(12歳)、長女・夕見子(9歳)、次女・明美(2歳)と義理の父・泰樹(62歳)と住んでいます。
戦争から帰還した剛夫を見た富士子と子供たちは大騒ぎ。
しかも傍らに見知らぬ少女を連れていたので、みんな驚いてしまいます。
特に泰樹は浅黒い顔でひげがあり威厳がる目つきでなつをじろりと見ました。
なつの父親とは戦友だった剛夫。
もし戦争でどちらかが戦死した時は、手紙を相手の家族に届ける約束をしていました。
なつの父親は満州で戦死、手紙を届けようと剛夫が東京のなつの父親が働いていた料亭を尋ねましたが、空襲で店も家もなくなっていました。
東京大空襲で母親を亡くし、近所のお医者さんの息子の信哉(ノブ)に助けられ生き延びたなつは長男兄の咲太郎(13歳)と妹・千遥(6歳)と一年以上焼け跡を生き抜いていた。
信哉は自分の両親もなくなってしまったのだったが、自分の悲しみをこらえて何とかなつを助けてくれたのだった。
そしてなつは戦争孤児となった状態で剛夫と孤児院で出会い、なつを北海道へ連れてきたのだった。
しかし咲太郎は孤児院に残り、千遥は親戚の家に引き取られ、離れ離れに暮らすこととなったなつ。
その話を聞き、理解を示した富士子とは反対に、渋い顔をする泰樹。
富士子が助け舟を剛男にだすが、泰樹と富士子の言い争いに発展してしまい、困惑するなつ。
それを見かねて富士子はなつに声をかけると富士子の優しさになつは抱きつき大声で泣きじゃくります。
風呂からあがったなつは食卓に導かれ、目の前に並ぶ東京ではみたことのない豪華な食事に驚きます。
柴田家で毎朝搾っている新鮮な牛乳を飲んで、「おいしい!」となつ。
そんななつに、剛夫と富士子は同い年の夕見子の服を借りて学校に行くことを提案しますが、夕見子がなんで私が我慢しなければならないのと口をとがらせるように不満顔でこれを拒否します。
するとなつは決心して「着るものはいりません。なんでもするので、ここで働かせてください!」と頼み込んで懇願すると、泰樹はそれでこそ赤の他人だ。覚悟を決めたんだなと少し認めてくれた様子な泰樹。その泰樹の姿をみたなつは少し安心した様子で、翌日から酪農の仕事の手伝いをすることになりました。
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重労働で過酷な酪農の仕事
朝五時に起きて牛舎へ行き、作業を見学するなつ。
牛舎では戸村悠吉と息子の菊介が働いていました。なつは多い数の牛たちの姿に圧倒されますが、「かわいいかも…」と少しの笑みが。
泰樹たちが搾乳する姿を見ていたなつは、自分でもやってみたくなり牛に近づきます。
しかし悠吉から「危ないべ!無理に近づくな!命をなくすこともあるんだぞ!」と怒鳴られ、まずは牛と仲良くなる必要があると教えられるなつ。
牛を放牧した後には糞出しと呼ばれる、牛たちの寝床をきれいにする作業があります。
それが終わると新しいわらを敷くこれもまた重労働の仕事が。わらの重さに抵抗できず落としたり、倒れてしまうなつに剛男が手を差し伸べようとすると大丈夫です。自分一人でできますと、一人で頑張りそれが終わってからようやく朝食です。そしてさらに食べてあとすぐに畑仕事です。
その後、夕方に、再び搾乳をし、ようやく一日がおわります。これを何とかやっていくのが日課となっていました。
仕事で認めてもらえるように、毎日笑顔で必死に泣き言一つ言わずに働くなつ。
朝ご飯を食べている途中に居眠りをしてしまうほど、体は疲れていていびきをかくほどに。
見かねた富士子は泰樹に頑固じじいとそのなつの扱いに文句を言うが、剛男は必死に頑張ってるなつの姿にこれから生きていくのに必要で、今は見守るしかないと決めていた。
必死に頑張っていたらその姿を見ていた泰樹が何度目からの日曜を迎えた朝になつに搾乳を許可しました。
緊張しながらも毎日見ていた搾乳を思い出し、泰樹からの指示もあって上手に乳を搾るなつ。
働くことで自分を認めてもらおうと必死ななつを見て、剛夫は照男や夕見子になつのことを理解してもらおうと二人に話しかけます。そのままでいいからなつを受け入れてほしいと。
一方、泰樹と馬車の荷台に乗って帯広の闇市へ向かうなつは、泰樹に東京でどうしてたか聞かれたので、盗みはせず信哉が考えた仕入れた新聞をアメリカ兵に売って何とかいきのびていたと答えた。闇市でぶかぶかの長靴を買ってもらってから、再び馬車を走らせ「菓子屋 雪月」と書かれた店に牛乳と鶏卵を運び入れました。
店には泰樹と同じ歳くらいの小畑とよと、戦争に行って帰ってきたばかりの息子・雪之助家族がいました。
泰樹と同じ開拓者の小畑とよは、何でも言い合える仲で、二人が言い争っているようにしか思えなく戸惑ってると雪之介の妻の妙子が口になんでもだすけどただじゃれあってるだけなのよ。心配しないでと笑って説明します。
砂糖が手に入りにくくケースや棚に何もありませんでしたが、泰樹ととよが話している間に、雪之助がなつたちが持ってきた牛乳と鶏卵でアイスクリームを作ってくれました。
砂糖の代わりに蜂蜜が入ったアイスクリームは、優しい甘さで身も心も溶けるようです。
甘いものに目がない泰樹から、「ここでアイスクリームを食べたことは内緒だ」と言われるなつ。
そして「なつお前ならもう大丈夫だから、この先もう無理に笑うことはない」とも言われました。
「生きるために無理していい子を演じる必要はない」と言われ、目から涙が溢れるなつ。
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天陽との出会い、東京へ戻ろうとするなつ
翌朝、泰樹から搾乳が終わったら学校に行くよう言われたなつは、前の晩に夕見子が譲ってくれた服を着て登校します。
おといべつという小学校に通うことになったなつは、クラスメイトの中に東京からきた少年・山田天陽と知り合いになります。
天陽はなつが東京では孤児として街をうろついていて怖い病気をもってるのではとクラスメイトがなつを軽蔑しはじめると、東京から北海道までどんだけ距離があると思ってるんだ。病気ならその間に生きてこっちにこれず死んでしまうはずだろとかばってくれました。
かばってくれた天陽にありがとうとなつはいいますが、その言葉は耳に入らず気にしない様子で何気ない顔で絵をまたかきはじめる天陽。
ノートに馬の絵を描く天陽は、国の募集で開拓民として家族で北海道に移住してきて、農業をやるために買った馬は寿命が短い馬で、大損をしていました。開拓民に対してのこんな詐欺まがいなことはしょっちゅうあったそうだ。
東京から来た仲間がいることはなつの心の支えとなり、東京にいる兄妹への思いを強くします。
手紙を書きたいがお金がかかるとわかって困ってると、富士子がお金のことは心配しないで書いてといってくれます。
なつは孤児院にいる咲太郎に、手紙を書くことにします。
ある日、学校で馬の絵を描き続ける天陽のノートが風でめくりあがったとき、何ページにも描かれた馬がパラパラとめくると飛び跳ねているように見えました。その絵をみてると心から何か湧き上がってくるものがあるのをこのときは気づかずにいた。
なつは楽しくなり、何度も何度も最初からめくり、この行動が後のなつに大きな影響を及ぼすことになります。
兄に手紙を出してから数日しても返事はなく、落ち込むなつ。
明美と千遥をたぶらせて思いすぎたとき、気づかない間に明美を泣かせてしまいそれをタ見子に富士子に言いつけられてしまいます。
そのこともあり、今の自分の行き場のない気持ちがますます兄に会いたい気持ちに代わります。
兄から手紙が来なければ、妹のこともわかりません。つらい気持ちや悲しい気持ちいっぱいになってしまいます。
ついになつは柴田家を出て、一人東京に帰ろうと決心。東京からでてきたときの薄汚い格好の姿に戻り、
赤い屋根の牛舎を見て「さようなら」と言い、走り出したなつでした。
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なつぞらネタバレあらすじ1週の詳細はまたアップします!またチェックしに来てみてください。
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夏空ネタバレあらすじ3週【二人きりで天陽と兄探しに陽平を紹介される
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