この記事はBSでも再放送されている”おしん”のあらすじネタバレです。
今回はおしん第273話のあらすじを紹介します。
おしん272話前回のあらすじ>
仁と辰則は店舗の工事と業者からの仕入価格について打ち合わせをしているところにおしんがやってきます。
おしんがチェーン展開する2店舗の店長は次郎と征男を推すと、仁たちも異存はないと承諾します。
一方で、おしんは店舗と同様に希望の新居と窯の建築も気になっていて、様子見に向かいます。
二人の新居の設計図を見て、おしんは子供が大きくなった時の事を考えて百合を説き伏せて住居を拡げさせます。
百合は返済のことを気にして狭くしていたのでした。
しかも、融資してくれた並木浩太が何者かが分からずに戸惑っていたのです。
そんな二人に意を決したおしんは仁と禎には秘密する事を条件に浩太と自分と加代の話を明かします。
そして、窯が出来上がったら、並木浩太が見に来たいと言っていたことを伝えたのでした。
その年の秋に、スーパーたのくらの2号店と3号店が相次いでオープンしました。
店には初日からたくさんの客が来店し、上々の滑り出しができたのでした。
その日の夜、皆が集まって開店祝いをします。
狙い通りに、1号店とはことなる客層が集まったことに気を良くした仁と辰則は、早くも次の店をオープンすることを話しています。
でも、もう充分だと言うおしん。
しかし、辰則からチャンスを見逃さずにチェーン展開するべきだと諭されてしまったのでした。
まもなく、希望と百合の家が完成しました。
さっそく、初子とお祝いに出向くおしん。
そして、百合の手作り料理を楽しんだあと、家に戻ったところで慌てて仁が飛び出してきます。
「すぐに希望のところに行って!百合が交通事故で、、、」
仁からそう言って百合が担ぎ込まれた病院の住所を書いたメモをおしんたちは手渡されたのでした。
おしん第273話のあらすじ 百合の事故死!
おしんと初子は家には入らずにそのままタクシーで病院に向かいます。
しかし、おしんたちを出迎えたのはストレチャーに乗せられ顔に白い布を被さられた百合と、それに付き添う希望でした。
そんな百合の白い布をめくって手をとって泣くつく初子。
「死んではいけない!百合ちゃん、、、明日は新居への引っ越しでしょ、、、百合ちゃん、、、」
希望は力なく声を絞り出して言うのでした。
「連れて帰ります、、、新しい家に寝かせてやりたいです、、、」
新居では、窯元の師匠の営造とふみが圭を寝かしつけて、百合が戻ってくる準備をしていました。
「あなた、、、葬儀屋の手配はどうなっているんですか?もうこんな時間ですから今夜は通夜するって言ったって誰にも知らせようがないですよね!?」
希望は営造と百合が亡くなったことを知らない圭のことを案じます。
「百合さんが帰ってくるのを待ち疲れて泣きながら寝てしまった、、、今夜、圭ちゃんをうちで預かろうか?」
しかし、希望は営造に礼を言いながら丁重に辞退したのです。
「圭がいないと百合も寂しがります、、、それにいつか話さなければならない事ですから、、、」
希望の意向を聞いた営造は、おしんに挨拶をして帰っていきました。
そして、残された希望とおしんと初子は先ほどまで楽しく食事をしていたのにと悲しみに浸ります。
希望は自分を責めます。
「苦労ばかりかけて、やっとこれからと言う時に、、、」
百合は、おしんと初子が帰ったあとに、台所の電球が切れていると圭をつれて買いものに出掛けたときに、事故に合ってしまったのでした。
おしんも、家を建てるなんて自分が言わなければ悔いていました。
初子は、百合に化粧をしてあげていました。
「希望ちゃん、、、見て、、、何て綺麗な顔をしているんでしょう、、、」
すると、希望は百合に抱きて語り掛けます。
「ずっと傍にいてくれ、、、お前が気にしていた台所の電球もついたよ、、、お前は、あの台所で料理をするのを楽しみにしてたよなぁ、、、」
そこに圭が起きてきて百合に話しかけます。
「母さん、、おしっこ!母さん、、、」
思わず希望は圭を強く抱きしめたのでした。
あくる日、おしんと初子は通夜へ出かける準備をしています。
仁と道子も通夜に行こうとしますが、おしんはふたりには遠慮して欲しいと言い放ったのでした。
「仁!お前は百合の前に出られた義理か?百合だって参って欲しくないよ、、、」
おしんは感情的になって、道子の前で仁が犯した過ちを責めます。
「母さんだって許してないよ、、、自分のしたことを考えたら、、、」
仁は、そんな昔の話と怪訝そうな顔をしますが、おしんはさらに続けます。
「お前には何でもないことかも知れないが、、、百合は深い傷を負ったんだよ!だから、百合はあれから一度もうちに来なかった、、、」
そして、道子にはせっかく来てくれたのにと謝ったのでした。
そう言って、おしんは初子と出かけていきましたが、おしんの発した言葉が、その後の仁と道子の間にどんな火種となるかは考える余裕もなかったのでした。
おしん第273話の感想>
希望と百合の夢が詰まった新居への引っ越しの前日に起こった悲劇は非情ですよね!?
おしんは、百合の人柄が気に入っていただけに希望と同じように悔しかったと思います。
その百合への想いが、仁に対して爆発してしまったようです。
でも、道子には何の事かは分かる筈もありません。
この後、仁と道子はどんな話をするのでしょうか?
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