この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」の29話30話です。
<前回のあらすじ>
川村屋の寮に泊まった夜、つは富士子から夕見子の進路についての相談を受けます。
自由になりたいから札幌の北海道大学に行きくことを夕見子が希望していると言うのです。
富士子は夕見子が牧場に縛られるのはなつだけでして欲しいと言ったと寂しそうに伝えます。
富士子はなつも自分のしたいことをすれば良いといいます。
それを聞いて自分を咲太郎に返そうと考えているのかと富士子に尋ねるなつ。
「嫌だよ!私からお母さんとらないでよ‼」
なつは富士子の胸で子供のように大粒の涙をこぼしたのです。
翌朝、なつと富士子は朝食のクリームパンで雪月のシュークリームを思い出します。
シュークリームが好きな泰樹にクリームパンを土産で買っていこうと相談します。
その頃、北海道では雪月で夕見子が新作のかき氷を食べています。
名前は”雪月の夏”で矛盾していないかと夕見子が言います。
北大を受験する夕見子に自分も受けてみようかと雪次郎。
今度は雪次郎の北大が成績と矛盾すると言う夕見子。
雪之介は自分と同じように浅草の川村屋で雪次郎を修行させるつもりです。
なつと富士子が浅草に行っていると話す夕見子。
夕見子は土産にお雪月のシュークリームを買って帰ります。
すると思ってもみなかった土産に驚く柴田牧場の面々でした。
そのころ川村屋にいるなつと富士子のところに信哉が慌てて駆け込んできます。
咲太郎の居所が判ったと言うのでした。
そこは浅草の六区館というストリップでした。
さっそく六区館に向かう3人。
切符を買って中に入ると男の観客が興奮しはじめました。
ちょうどストリッパーが服を脱ぎ始めたところだったのです。
<なつぞら29話30話のあらすじ>
咲太郎はなつたちを近くの大衆食堂に連れていきます。
「いやあ!信じられない‼あのなつがこんなところまで探しに来てくれるなんてよ‼」
挨拶を終えて信哉が大学生だと聞いてびっくりする咲太郎。
そして富士子に今までなつの面倒をみてくれた事を感謝します。
ところがふたりが川村屋の寮に寝泊まりしていると聞くと咲太郎は表情を曇らせたのでした。
ちょうどその時に注文していた天丼が運ばれてきたので話題はなつたちの父親の料理の話に移りました。
ひとしきり話した後で千遥に会いたいと言い出すなつ。
でも咲太郎も千遥の居所は知らなかったのです。
「千遥の家は千葉から引っ越しているからなあ?でも大丈夫!昔手紙書いたことあるんだ‼なつの居場所知らせようと思って、、、そしたらおばさんから元気に暮らしてるって手紙が来たんだ!里心がつくからって会いに来ないで欲しいって、、、」
川村屋に一緒に行こうとなつが咲太郎を誘うとまだ仕事があるから今日は戻るが明日の昼に必ず行く言います。
そして川村屋の光子にもそう伝えて欲しいと言ってからなつたちと別れたのでした。
帰ってから咲太郎は担当する役者の松井に土下座をして頼みます。
「10万円かしてください‼」
10万円は家が一軒たつほどの大金です。
松井は金を貸す代わりに賭博の戦利品と言う時計を咲太郎に差し出します。
これを質屋で換金してきたら折半しても良いと言うのでした。
翌日、なつたちは川村屋で咲太郎が来るのを待ちます。
でもいくら待っても咲太郎は現れませんでした。
そこに信哉がやって来ました。
「咲太郎が警察に捕まった!咲太郎が質屋にもっていった時計が盗品でその場で逮捕されたって、、、」
なつは咲太郎のことが心配でその夜は寝ることが出来ませんでした。
翌朝早くなつと富士子は浅草に向かいます。
六区館でダンサーをしているマリーから話を聞くと咲太郎はやっていないと言います。
でも警察は一旦捕まえられたら簡単には釈放してくれない所だとマリーは続けるのでした。
咲太郎が犯人ではないことが判り少し安心して川村屋に戻るふたり。
川村屋ではふたりを待っている人がいました。
「こちらは藤田正士さん‼みんなは「藤正親分」と呼んでいるわ‼ムーランがなくなるまで支配人をしてたの、、、」
光子が待っていた男を紹介してくれます。
藤正親分は咲太郎の過去について知っていて昔何があったのかを語りはじめました。
ムーランルージュには咲太郎が母親の様に慕っていた岸川亜矢美と云う女がいました。
亜矢美の居場所だったムーランルージュを買い戻そうとした咲太郎は騙されてしまったと説明する親分。
その咲太郎の借金の保証人になっていたのが光子だったのです。
「親分‼本当ですか?咲太郎がだまされたって?私をだましたのではないんですね⁉おかしいと思った、、、たかだか10万円で劇場をかいもどせるわけないもの、、、」
光子は咲太郎が捕まったのはなつが借金の取り立てにきたのだと思ったのかも知れないと言います。
なつは自分が会いに行ったから咲太郎が捕まったのかと落ち込みます。
そこに信哉が警察での話が分かったと駆け込んできました。
信哉は知り合いの新聞社を通じて調べてもらっていたのです。
「泥棒はしていないといっているみたいだけど誰から時計をもらったというのは言ってないみたい、、、誰かをかばっているのだと思う、、、」
咲太郎はどうなってしまうのかと信哉に聞くなつ。
分からないが咲太郎から手紙を預かっていると信哉は言います。
手紙を手渡されるなつ。
「なつ!こんな兄ちゃんはもう忘れてくれ‼北海道で幸せになってくれ‼兄ちゃんもお前を忘れる‼」
手紙を読み終えた後で富士子の胸で号泣するなつでした。
<なつぞら29話30話の感想>
ようやく夢にまでみた咲太郎に会えましたね。
でも咲太郎が騙されたことで誤解が誤解を生んでいました。
藤正親分の話ですべての誤解は解けましたが咲太郎は借金を返そうとして警察に捕まっています。
咲太郎は9年前になつを剛男に預けて一人で苦労を背負おうとしました。
今回も同じように自分と一緒ににいる事がなつにとって良い事ではないと云う気持ちになったんでしょうね。
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