この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第6週目「なつよ、雪空に愛を叫べ‼」の35話36話です。
<前回33話34話のあらすじ>
雪月でなつと天陽が話していると雪次郎が新しいお菓子を持ってきました。
「まだ試作品だけどたくさん作ったから、、、この前学校で言ったバターをつくったやつ‼」
雪之介はこれを帯広に来た人が買って帰ったら後で帯広を思い出せるような地元の銘菓にしたいと語ります。
「これ!じいさんならわかるよ‼これ!じいさんに持ってってあげて‼」
とよは自分がデザインしたと云う缶の中にバター煎餅をつめてなつに手渡すのえした。
自分が東京の川村屋に修行に行くんだとぼそっと言う雪次郎。
だからなつのバターを期待していると言います。
「東京行きをじいさんに相談してみたらいいじゃないか⁉お兄さんが東京にいるんだから柴田家の人だってダメとは言わないんじゃないか?」
帰りの電車の中で天陽から言われますがまだ何も言っていないなつでした。
天陽は話題を変えて自分が青年団のスキー大会に参加することを話します。
天陽が大会に参加することを聞いた泰樹は照男にも参加しろと言います。
この大会の初代優勝者の菊介は照男の味方だと言い出します。
その夜、富士子と剛男はなつのことを話し合います。
なつの想いが他のところにあるのに牧場に縛り付けるのは可哀そうだと言う富士子。
今のまま今の家族のままが良いと富士子が言います。
「どんな形になっても何れ家族の形はかわるもんだよ‼」
哲学者の様にそう言う剛男でした。
<なつぞら35話36話のあらすじ>
青年団のスキー大会当日の朝は絶好の天候に恵まれます。
大会にはたくさんの人が集まりっている中で照男は天陽を呼び出しました。
そしてなつのことをどう思っているのかを天陽に尋ねる照男。
好きだけど伝えるとなつが自分の夢を諦めるかもしれないから言っていないと天陽。
なつの夢は天陽と結婚することだと言う照男に対して天陽はなつの気持ちは分からないと言うのでした。
そこで照男は天陽にこの大会で自分が勝ったら天陽がなつに好きだと伝えろと言います。
天陽が勝ったら天陽のすきにすれば良いと言う照男。
そんな照男に自分が勝ったらなつを諦めると言う天陽でした。
わかったと天陽に告げた照男は何としても勝たなくてはと思うのでした。
それがなつと天陽のためになると照男は信じていました。
青年団のスキー大会はクロスカントリィ競技の一種です。
そしてレースのスタートが切られました。
天陽と照男は抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り返します。
ふたりの勝負は最終の直線まで持ち込まれます。
天陽が少しリードしている中で照男が必死に追い上げようとしています。
ふたりの間で自分に関わる約束が交わされている事など全く知らないなつはどちらを応援して良いのかわからずに手を握り締めています。
最後の最後に照男が天陽を抜いてゴールしたのでした。
それを見ていた泰樹は富士子にこれで照男の気持ちがわかっただろうと言います。
ただのスキーだと言う富士子に照男に鬼気迫るものが感じられて怖かったと言う剛男。
ゴールした後、照男と天陽はお互いに声を掛け合います。
「負けました!照男さんの気持ちよくわかりました‼本当にそれでいいんですね?」
天陽が照男に念を押すと約束だから当たり前とだと照男は答えるのでした。
「なつを頼む‼」
照男がそう言い終えたところになつが駆け寄ってきました。
「二人ともなまらすごかった!照男兄ちゃんおめでとう‼天陽くんもこの板でよく頑張ったよ‼」
ふたりとも勝ちだと言うなつに天陽が言います。
「冬休みのうちに俺ん家に来てくれないか?話したいことがあるんだ‼」
そう言う天陽になつは明日行くとすぐに答えたのでした。
大会が終わって家に帰ったなつに信哉からの手紙が届いていました。
“咲太郎が新宿に戻ってきた!マダムに1万円だけ返しに来たみたい、、、咲太郎は、また川村屋にお金を返しにくると思います!僕は咲太郎を信じます‼”
その手紙を握り締めながら嬉し泣きするなつでした。
翌日、牛の世話をしている泰樹になつが話しかけます。
「天陽くんのところの仔牛をちょっとみたいのと話があるっていうから行ってくるね⁉」
すると泰樹がなつを引き留めます。
「ちょっと待て!結婚相手に照男はどうだ?」
唐突な泰樹の話に冗談かと驚くなつ。
冗談じゃないと言う泰樹に何故そんな事を言い出すのかと怒り出したなつ。
騒ぎを聞きつけて富士子も飛んできました。
「そんなことを一度でも思ったらもう家族には戻れないよ‼じいちゃんは私から家族を奪ったんだよ‼私を裏切ったんだよ‼」
泣きながらそう言うなつを富士子は抱きしめます。
そんな事を言うのは自分を家族と思っていなかったからだと泰樹に言うなつを駆け付けた照男が止めながら言います。
「じいちゃん!俺はダメだった。なつのことは妹にしか思えないよ‼じいちゃんをがっかりさせないため今まで言えなかったんだ、、、なつのことはなつに任せよう!信じてやろう‼」
照男に泰樹の気持ちを考えてやれと言われたなつ。
謝るなつに泰樹は謝るなと言い残していってしまいました。
泰樹を追いかけて行った富士子を自分も追おうとしようとして照男に制止されるなつ。
照男はなつに泰樹のところへ行くように促したのです。
自分の部屋で落ち込んでいる泰樹に勝手に先走っちゃうんだからと言う富士子。
もう元に戻れないかも知れないと言う泰樹に何があっても受け入れるのが家族だと諭す富士子でした。
外は吹雪いて大雪になります。
悠吉も菊介も柴田家に泊まる事にしたのに夕食の時間になってもなつは帰って来ません。
今夜は天陽の家に泊まるかも知れないと言う富士子にこのままずっと帰って来なくなるかもと毒づく夕見子です。
外の吹雪は激しさを増して不気味な音を立てていました。
<なつぞら35話36話の感想>
スキー大会は天陽と照男の決闘でしたね。
でも、傍からは絶対に分からない勝者の方が身を引くと言う妙なものを掛けていました。
天陽が約束を守るために呼んだなつに泰樹が先走ってしまいましたね。
まさに『急いては事を仕損じる』の諺通りに柴田家は空中分解を起こしそうです。
しかも天候は猛吹雪となって天陽の家に行ったままなつは帰ってきません。
なつは無事に帰ってくるのかが心配ですね。
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