この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第7週「なつよ、今が決断のとき」の39話40話です
<前回のあらすじ>
なつが助けてもらった阿川親子の家から柴田牧場に戻ると天陽が来ていて柴田家全員でなつを探しに出るところでした。
なつは自分が決めたことをはやく天陽に話したくて風呂も入らずに天陽を見送ります。
天陽の話が何だったのかを聞きますが天陽に今度でいいと言われたなつは自分の想いを話はじめます。
「私ね、やっぱり漫画映画やってみたい!アニメーターっていうの?あれになりたいと思う‼」
その日の夕食でなつは阿川親子の話をしたあとで、なつは姿勢を正します。
「私を東京に行かせてください‼」
柴田家の食卓の空気が一瞬で張り詰めまてしまいます。
「兄の世話をしながら、妹を探したいんです!ただ、今すぐではなく牧場に恩返しをしてから行かせてください‼」
そう言うなつに出て行くなら今すぐに出て行けと泰樹。
荷造りを始めたなつの所に富士子がやってきます。
「一人で苦しむなら、家族はいらないっしょ⁉」
ふたりは抱き合いながら泣きました。
なつは泰樹に謝りますが話を聞いてくれません。
悩んだなつは天陽の家に向かいました。
天陽は何故アニメーターになりたいと云う本当の理由を言わなかったのかとなつに尋ねます。
酪農以外のことをする事は泰樹を裏切る見たいだし、なれるかも分からないとなつは答えます。
「できるかどうかわからなくても泰樹さんは、北海道に来たんじゃないか?泰樹さんは、なっちゃんの誇りだべ?そしたら、どうするべきか自然とわかるだべ‼」
天陽の言ったことを噛みしめながらなつは家路についたのでした。
<なつぞら39話40話のあらすじ>
しょげた顔をして雪の中で雪月にきた泰樹をとよがからかいます。
「どしたの?ほっちゃれみたいな顔して‼」
“ほっちゃれ”の意味を説明しようとするとよを制止する泰樹
泰樹はなつのことでとよに相談しに来ていたのでした。
「雪次郎が東京に行くと聞いたんだが、なつの東京に行くから面倒も見てやってくれないか?」
そう言う泰樹とって孫以上の存在のなつを東京にやって寂しくないのかと聞くとよ。
泰樹は自分が照男と結婚させようとした事でなつを裏切ってしまったのだと説明します。
とよは兄妹で結婚しろって言われたみたいで恥ずかしさもあったんじゃないかとなつの気持ちを考えます。
そして泰樹は雪之介にもなつのことをお願いしたのでした。
その頃、なつは阿川親子の家で描いた絵を描きなおしながら天陽から言われた言葉を反芻していました。
“なっちゃんは、自分の信じたことをやればいい‼”
なつが独り言をつぶやくと傍にいた夕見子が驚くのでした。
同じ様に天陽もモヤモヤしていると照男が訪ねてきます。
照男は天陽のことを不甲斐なく思って話はじめます。
「お前、なつが東京に行ってもいいのか?」
何ができるのかと言う天陽にどうしたいのかと聞く照男。
「俺は、なっちゃんはいつか、この土地からいなくなると思ってたんです!自然には逆らえないでしょ‼」
諦めるのかと天陽に言い寄る照男です。
「俺は、ここで生きると決めたから、、、子供の頃に、なっちゃんのおかげで、、、だから、なっちゃんの決意を守ります‼例え柴田家と戦うことになっても、、」
照男は天陽の覚悟を聞いて何も言う事ができませんでした。
柴田家での夕食時間に弥市郎と沙良が訪ねてきました。
吹雪の夜になつを助けてもらったお礼に牛乳を届けていたお返しに木彫りの熊を持ってきてくれたのでした。
剛男がお礼を言っているときに照男が沙良のことを気にしているのを感じたなつ。
阿川親子はお返しを済ますとそうそうに引き上げていきます。
その後、泰樹がなつに向かって口を開きます。
「今日、お前のことは雪月に頼んでおいた‼」
泰樹の唐突な話に剛男が驚きます。
「雪月の大将が学校出たら一緒に連れていってくれる!雪次郎と一緒に行けばいい‼」
それを聞いたなつは自分はもう家族ではいられないのかと泰樹に問います。
「ここはお前の家だ!東京がつらくなったら、いつでも戻ってこい‼東京で、お前が幸せになれるのならそれも立派な親孝行だ‼それを忘れんな‼」
翌日、雪月を訪れたなつ。
「私はずるい!じいちゃんを裏切ってしまった‼」
とよにそう言うなつ。
そこにさっそく川村屋に連絡をとってくれた雪之介もあらわれます。
「マダムに連絡したら、いつでもおいでって!仕事も、なっちゃんがよければ『川村屋』で雇ってもいいってさ‼」
雪次郎もなつが川村屋に歓迎されそうだと聞いて喜びながら自分も一緒なら心強いと言います。
小畑家はなつが雪次郎と一緒に東京にいくはなしで盛り上げりますが、なつは浮かない顔をしています。
なつの顔を見て雪之介が心配そうに川村屋は嫌なのかと尋ねます。
なつがしたいようにすれば良いととよに言われたなつは自分の悩みを話し始めたのでした。
「本当は、自分勝手な理由であの家を出たいと思っているの!ここまで、大きくしてもらっているのに何の恩返しもしないまま、、、私は、じいちゃんをだましてしまったんだわ、、、」
それを聞いたとよはなつに言います。
「よくわからないけど、東京に行ったらいい!そして、その気持ちも柴田のじいちゃんにぶつけてみたらいい‼じいちゃんは、なんでも言える仲なんでしょ‼我慢せずに言えばいい‼」
なつは心から小畑家のひとたちにお礼を言って泰樹に本当のことを伝える事を決心したのでした。
<なつぞら39話40話の感想>
雪月のとよが言うように泰樹にとってなつは可愛くて心配でしょうがない
本当の孫以上の存在なんでしょうね。
でも不器用で口下手で素直には自分をあわらませんが心だけは伝わります。
だからこそなつは自分が本当の理由を話さなかった後ろめたさに耐えられずに悩んでいました。
天陽も自分の想いのひとつを叶えてくれたなつの夢は何としても支えてあげたいと思っていますね。
それぞれの夢が同じ方向を向くことは少なくバラバラです。
でもお互いの夢を尊重し合うから絆が生まれますよね。
この先、なつが自分の夢に向かってどのように進んでいくのかが楽しみです。
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