この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
73話74話の放送内容です。2019年6月24日25日再放送
竜三の思いをはじめはからかいか何かではないかと本気にしないおしん。キャストの竜三役の並樹史朗さんは二枚目でかっこいいですね!現在の画像はこちら↓
<おしん73話74話のあらすじ>
竜三との関係は…
おしんあらすじネタバレ開始
おしんはアテネでいつもの様に女給たちの髪を結っています。
染子や八重子は最近の不景気で客に手紙を出しても中々店に来てもらえないと嘆いています。
そんな話の流れで染子も八重子も茂子も内緒で竜三に手紙を出していたことが分かって笑い合います。
「どうせみんな本気で惚れてるわけじゃないんだもん、とっくにお見通しだわよ竜様は、、、」
手紙をもらった竜三も呆れて何を書いても通じるわけない皆が言い合います。
佐賀の名家の出らしいと云う話になった時に竜三の家に出髪で呼ばれて母親の髪を結ったことを話したおしんです。
女給たちは竜三の母親がどんな人か知りたくてあれこれおしんに聞きます。
それを聞いて三男坊である竜三の魅力について女給たちの話が盛り上がります。
「どうだっていいじゃない。どうせ人の亭主になる男でしょ。今更とやかく言ったって始まらないの!」
それまで黙っていた波子が言い放すのでした。
その頃、田倉家では竜三と清と源右衛門の3人が話をしていました。
「あの子のどこがいけないんだい? 髪結に来てくれた時は、東京にもあんなにきちんとした娘がいるって褒めてたじゃないか⁉」
清は竜三に対して髪結いの女として褒めたが田倉家の嫁として考えた場合は違うと返します。
田倉の家柄に釣り合う嫁と言う清と自分が時間をかけて考えてきたおしんと真っ向からぶつから竜三です。
「私は東京へ来て随分おなごとも付き合った。惚れたおなごもいた。しかしおしんさんとは、そんな浮いた気持ちではないんだ。商人の女房として私の力になってくれるおなごに会ったのは、後にも先にもおしんさんだけだ。真面目に結婚を考えるつもりになったのもおしんさんが初めてだよ!」
でも、清にはおしんを認める気などまったくなく源右衛門も自分の監督不行き届きだと清に謝るのでした。
清も見合いが無事に済むまでは安心して佐賀に帰れないと言い出してしおまいます。
早朝、おしんが共同井戸で他の主婦と話をしていると源右衛門があらわれます。
また出髪を頼まれるのかと思ったおしんに折り入っての話があると言われ源右衛門を自室に通したおしん。
「黙って坊ちゃんと別れてくんさい! 坊ちゃんのことは諦めてくんさい! この通りじゃけ。それで足りんと言うない、また後で何とかするけん。二度と坊ちゃんとは会わんでくんさい。縁ば切ってくんさい!」
200円の入った袋を差し出されて突然そう言われたおしんが何のことやら全く理解できません。
「あの、、、誰か他のおなごと間違うておられるんじゃないんですか? 私はほんとに田倉さんとは何の関わり合いも、、、」
それでも食い下がる番頭におしんは遂に怒って自分には関係のないことだと源右衛門を追い返したのでした。
店に帰って番頭から話を聞いた竜三は激怒して源右衛門を責めます。
でもこんなことでしんは諦めないと言う竜三でした。
源右衛門の仕打ちに腹の虫がおさまらないおしんは忌々しく鏡台を見つめてかからカバーを下したのでした。
出髪のために裏口からアテネに入ろうとするおしんを竜三が待ち構えていました。
話したいことがあると言う竜三に自分もあとで店に行くつもりだったと不機嫌そうなおしん。
今日は仕事を休めとおしんに言う竜三にのんきな坊ちゃまじゃないから仕事は休めないとおしんは断ります。
竜三は何とか夜の7時に牛鍋屋で会う約束をおしんから取り付けたのでした。
田倉羅紗店では清が大恥をかかされたと不機嫌そうに帰ってきます。
その日は竜三の見合いが行われる日だったのでした。
でも竜三は床屋に行くと出かけたまま見合いの席にもあらわれなかったのでした。
憤慨する清に源右衛門はおしんにその気がまったくないから大丈夫だと言いますが、それはそれで情けないと思う清でした。
時間になっておしんは竜三と約束した牛鍋屋にやってきました。
今夜は食べないと断るおしんですが竜三は2人分を仲居に注文します。
おしんに番頭の失礼を詫びる竜三。
「どういうことですかあれは!何か事情があって私のこと口実になさったんでしょうけど、言っていいことと悪いことがありまっす。私を嫁にもらいたいだなんて、冗談でもそんなこと!いい迷惑です。じいやさんは本気にして。だから私は今日お宅に伺って、あなたの前で嘘だっていうことをはっきりさせるつもりでいたんです!」
おしんの言葉に竜三は嘘ではないと話はじめたのです。
竜三は自分の胸の内をおしんに伝えようと話つづけます。
でも、おしんは住む世界が違う人だからと頑なに断って立ち去ろうとすると竜三が声を掛けます。
「おしんさん。私は諦めん。何も急ぐことはないんだ。気長に田倉竜三という男を分かってもらえればそれでいいことなんだから、、、」
田倉羅紗商店では竜三が清に詫びを入れています。
でも、二度と見合いはしないとも断言したのでした。
おしんが部屋に戻ると作造から兄の庄司の嫁が決まったからまとまった金を送れと手紙が来ていました。
その手紙をみて何のために働いているのか情けなく感じていたなつでした。
<おしん73話74話の感想>
おしんはいつも通り出髪と仕立ての仕事をこなしています。
でもおしんの周りではおしんの知らない事が動いていましたね。
竜三のおしんへの親切心はいつしか愛情に変わっていたようです。
でも、竜三は三男坊といっても佐賀の名家の出であることが彼の自由を束縛しています。
竜三からの申し出を断るおしんですが竜三は諦めないと言い切ります。
竜三は立ちはだかる壁を乗り越える事ができるのでしょうか。
それより、おしんの気持ちは変わるのでしょうか。
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