この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年7月8日、9日に放送される85話86話の内容です。
85話86話では、正男が不倫し小鈴に子供を!加代の悲しみは深く今でも浩太が来たらすべてを捨てる覚悟だと…
<おしん85話86話のあらすじ>
この↑人はガッツ石松??
作造の初七日がすぎおしんが故郷を離れる日がきました。
おしんは今まではふじと作造の為に頑張ってきたんであって嫁をとった兄は他人だと思っていて残されたふじの事だけが心配だと言うおしん。
自分は大丈夫だと言うふじをあとに残しておしんは酒田へと発った。
東京に戻る前に加賀屋に結婚の報告をする為でした。
父親のことを少し話して本題にはいるおしんです。
「今日伺いましたのは父のことではなくて。こないだ祝言挙げたもんだから、そのご挨拶に伺いました‼」
それを聞いたくには自分の娘のように喜んだのでした。
その夜、加代はおしんを羨ましがります。
結婚した好きでもない男は夜な夜な芸者にうつつを抜かしていて周囲も見て見ぬふりをしていると加代は愚痴ります。
そして今でも浩太があわられたら全てを捨てる覚悟はできているとおしんに言うのでした。
おしんは自分が整理している間には東京の部屋に浩太も戻って来なかったと伝え浩太のことは諦めろと加代に言うおしん。
そこにみのが正男の帰宅を知らせに来た。
挨拶するために正男がいる部屋に来ていたおしんを気にもせずに話を切り出した正男。
「加代とおっ母様に、話しておきたいことがあります。小鈴に子が出来たそうです。来年の春生まれます。生まれてくる子に罪はありません。認知するつもりでおりますから‼」
おしんは加代の地獄を見たとき、浩太から頼まれた事とは言え自分が加代に嘘をついて結婚させたことが良かったのかと、自分の身を切られるような想いのおしんでした。
東京へ向かう夜行列車に切ないような顔をしておしんが坐っていました。
酒田での加代の結婚生活みて自分が竜三と出会い結婚できたことの幸せをあらためて思い知らされるのでした。
蝉の鳴く中、おしんは田倉家で竜三に山形の報告をしていると源右衛門が冷やした茶を持ってきてくれます。
「でも、まだ元気なうちに私達が祝言挙げたこと話せましたから。それだけでも良かったと思ってるんです‼」
話したことに驚く竜三に対し喜んでもらえて良かったと源右衛門が言います。
威勢のいい人だったと懐かしむ竜三はいちどゆっくり酒でも飲みたかったと言ってくれるのでした。
そんなに気をつかってくれるなとおしんに言われた源右衛門は留守の間は竜三
の機嫌が悪くて、、、と笑いながら店の方に出て行ったのでした。
「山形のことはもう忘れます。私、今日からここの家の人間になります。一生、あなたのそばで、あなたと一緒に。いい子を産んで育てて、この東京に骨埋める覚悟です。よろしくお願い致します」
あらためて竜三に挨拶をしたおしん。
先日も、アテネの染子からおしんの帰りを皆が待っているといわれたと竜三がおしんに伝えます。
そして竜三は髪結いの仕事はおしんが望むなら続ければいいし、待ってくれている人は大切にしなければならないと言ってくれたのでした。
ふたりが話をしていると竜三は山形から帰ってきたおしんは言葉づかいが変わったようだと言い出します。
「私、東京に戻ったら一日も早く田倉のおうちにふさわしいお嫁さんになりたいと思ったから、山形の言葉も直して。東京の人間になるんだ!だって、いつまでも山形なまりあったんでは、、、」
アテネにおしんが姿をあらわすと女給たちが喜びます。
皆、おしんが出髪を止めてしまうのではと心配していたのでした。
「田倉も、許してくれました。『女だって自分の生きがいのある仕事を持ってるのはいいことだ』って、、、」
それを聞いて安心すると同時に竜三を持ち上げる女給たちでした。
そして祝言を終えても披露はしていないとたくさんの知り合いを呼んで大騒ぎしようと言い出します。
おしんが戸惑っていると周りはどんどん盛り上がっていくのでした。
それを竜三に相談するおしん。
竜三は義理で来てくれる人じゃなくて本当に喜んでくれる人たちに祝ってもらうのが良いと喜んでくれます。
次の朝、おしんは髪結いの師匠であるたかへの挨拶について竜三に相談します。
「おしんを仕込んでくれた恩人だ、夫婦揃って行くのが。もう誰にだって大威張りで夫婦って言える夫婦になったんじゃないか。早い方がいい、今日にでも、、、」
ふたりは長谷川髪結店を訪れています。
たかに世話になったことに礼を言うふたり。
たかはおしんの出髪の評判を聞いていて喜んでいたと言います。
そこへりつがお茶を運んできます。
他の先輩奉公人の姿が見えないのが気になってたかに聞くおしん。
「みんな辞めちまって、今はおりつだけ」
たかはりつにも他での洋髪の修行を勧めていると言うたか。
でも、りつはここに居たいがひとりになってしまうと、、、。
せっかくの祝いだからと酒の準備をさせようとするたかです。
「いいえ、あたしだって嬉しいんですよ。ゆっくりしてって下さいな。おしん。女はね、何てったって頼りになる男の人がいるっていうのが一番幸せなんだからね。あたしみたいになっちゃったらおしまいだよ‼」
たかのどこか寂しそうな顔を見て厳しい時代の流れを感じるおしんでした。
<おしん85話86話の感想>
加賀屋で婿をとった加代はおしんが想像もしていないほど辛そうに暮らしていました。
それを見て浩太のことを黙っていた自分は正しいことをしたのかどうか悩んでしまうおしんですよね。
加代も正男に心を開くことがなかったのだから仕方ないところもあります。
この先は竜三と一緒に生きていく覚悟が固まったおしんは周りからも祝福されて幸せですね。
たかの店ではりつだけが残っていました。
りつはおしんの優しさを引き継いだのかも知れません。
そんなりつの幸せも願いたいですね。
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