2019年BSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。2019年7月17日、18日の93話94話放送内容です。
おしん好評につき2019年6月22日(土)より毎週土曜日深夜に、1週間分まとめて放送
*午後11時45分から翌日曜午前1時15分まで となりました。おしんチャレンジ続きます。
93話94話の簡単あらすじ:竜三と別れようと決めたとたんに腹に竜三との子供が…
<おしん93話94話のあらすじ>
竜三は布団を被ってふて寝をしています。
おしんは自分が何か竜三の気に障ることをしてしまったのかと源右衛門に尋ねます。
竜三に止められていると言う源右衛門ですが仕方なくおしんに事の内容を話します。
先般、喜んでいた大口の商売で詐欺にあったというのです。
初めから騙すつもりで商品や倉庫を見せていたのだと言うのでした。
警察に行ったのかを聞くと恥を晒すようなことは出来ないと黙っているとのこと。
源右衛門が佐賀に引き上げる機会かと言いますが何も答えずに竜三のところにいくおしん。
おしんは竜三に命に係わることでなくて安心したと言います。
竜三が高い金を払って仕入れたものだと言うと、支払いが済んでいなかったら夜逃げしなければならなかったと言い返します。
大病したら大きな金もかかって周りの者も苦しむけれど、3人はこんなに元気だとおしんは竜三を諭すのでした。
本当にものは考えようだと源右衛門もおしんの考え方に賛同してくれます。
こういう時は下手に動いいて損するより、熱いのでぱぁっと1杯いこうと言うおしんでした。
長谷川髪結店にあたらしい奉公人のさとがやってきました。
おしんは自分がきた7年前を思い出し、髪結いの腕を仕込んでくれたたかに感謝します。
「田倉のために私の腕が役に立てるなんて、私やっと田倉の女房になれたような気がして。どんなに忙しくたって働きがいがあります。私今が一番幸せなのかも知れない。ウフッ‼」
圭がブランデーを飲みながらおしんの話に感心しています。
旦那の為に献身的に働く女性に憧れると言う圭は、そんな女性がいたらすぐに結婚するとさえ言います。
でも、男の気持が分かっていなかったのだとおしんは言うのでした。
おしんが結っていた客ができあがったとき、たかが夕飯の時間だから家に戻るようにおしんに言います。
でも、源じいが下ごしらえをしてくれているから大丈夫だと、待っている客を通したのでした。
竜三が女と酔いつぶれる
おしんが帰ると竜三は未だ帰宅していません。
驚いたことに源右衛門は封筒貼りの内職をしています。
おしんは源じいにはお店の事をお願いしているのだから、他の事は心配しないでと言うおしん。
自分は好きなことをやらしてもらっているのだから、苦労しているなんて思ってうないと源右衛門に伝えるのでした。
そのに女給にささえられた酔いつぶれた竜三が帰ってきます。
女給は金を払えと請求書を出したのでした。
それは法外な金額でしたが竜三に恥をかかせない為には払わざるをえませんでした。
おしんは竜三の苛立っている気持がわかっていただけに、源右衛門にも多めにみとうと言うのでした。
長谷川髪結店は忙しくて雇い入れた2人は一心に髪を結い、下働きのりつとさとも忙しく働くのでした。
一方、田倉商店は相変わらずの状況で竜三もすっかりやる気をなくしてしまっていました。
たかはおしんが一生懸命働いた金で飲んだくれている竜三に見切りをつけろとさえ言います。
たかはそんなことを言いながら手当てを渡してくれます。
「おしん、この頃夜なべでまた針仕事してるっていうじゃないか。体だけは大事にしようよ。お互い丈夫なだけが財産なんだからさ」
酔って気持ちよくなっている竜三が2人の女給を連れてアテネにやってきます。
「まあ珍しい、竜様じゃないの!」
彼女の誕生日だから盛大に飲もうとと言い出した竜三のテーブルに染子がやってきます。
染子は竜三にいい加減にしろと詰め寄ります。
「田倉さんが田倉さんの甲斐性でやることなら、誰もこんな余計なこと言いやしませんよ!でも田倉さんが遊び歩いてる金は、一体誰が稼いでると思ってんのよ!みんなおしんちゃんがご飯食べる暇もないほど働いて持って帰る金じゃないか!それを知っててあたしの目の前で大騒ぎさせるなんて、それじゃおしんちゃんへのあたしの義理が立ちゃしないんだよ!さっさと帰ってもらいたいわね‼」
まっていたものが堰をきったように噴き出した染子。
竜三はむっとして何も言わずにアテネを出て行ったのでした。
おしんが居間で仕立物をしていると竜三が帰ってきます。
銭湯を勧めるおしんに竜三は荒れた様子であたります。
「フン、また内職か。源じいは金にもならん袋貼り。いくら私に甲斐性がないからってそこまで当てつけることはなかろうが!」
自分の事が気に入らないならはっきりと言えばいいと竜三。
竜三はおしんが田倉をひとりで背負っているような顔をしているのが気に食わないと言うのです。
竜三はアテネで他人の染子に不甲斐ない旦那でおしんが可哀そうだと言われたことに耐えられなかったのでした。
そして、何も辛い思いをして一緒に住む必要はないとまで言った竜三は部屋を出て行ってしまいました。
おしんは気が抜けたように動けません。
そして、ほそぼそと竜三は佐賀に戻った方が良いのかも知れないと呟くのでした。
「私がいなければ、今すぐにだって戻ることが出来るんだし。私が身を引いた方が、、、」
別れ離婚を決心するおしん
おしんは自分の中で竜三と別れることを決めたのでした。
翌日、たかの店に染子がやってきます。
「ねえ、夕べ田倉さん何でもなかった? よその店の女給連れてうちへ繰り込んできたからね、ちょっときついこと言っちまったんだよ‼」
竜三の荒れた理由が分かったおしんに染子も考えるときに来ているのではと言うのでした。
何も言えずにしていると突然吐き気に襲われて外に飛び出したおしん。
食当たりかもと染子が心配します。
あとからやって来たたかがおしんの様子を見て言います。
「おしん……おめでただよ!できたんだよ、赤ちゃんが、、、」
まさかと思うおしん。
竜三と別れようと決めた矢先のおしんは妊娠が間違いであることを祈るのでした。
<おしん93話94話の感想>
仕事がうまくいかなくて焦った竜三は詐欺にあって大損をしてしまいましたね。
それでもおしんは前向きの考え方で難局を乗り切ろうと竜三を励まします。
おしんの長谷川髪結店での仕事が順調になればなるほど竜三のプライドは傷つけられていく事に気づかないおしん。
そして、他人の染子に言われたことで溜まっていたものが爆発してしまった竜三は益々負のスパイラルに巻き込まれていきそうですよね。
自分の為ではなく竜三の為に自らの身を引こうと心に決めたおしん。
でも、子供ができてしまったら益々身動きが取れなくなってしまいます。
おしんはこの状況をどうやって乗り切るのでしょうか。
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