今回は『おちょやん』の第2週(12月7日から12月12日)のあらすじネタバレ全体について紹介します。
<おちょやん第2週のあらすじネタバレ>
千代は竹井家から口減らしのために奉公に出されることになりました。
そして口入れ屋につれて来られた奉公先は道頓堀でも最大の『岡安』と云う芝居茶屋でした。
『岡安』ではお茶子とよばれる女性が何人も働いていましたが、働き始めてまもなく忙しそうに働くお茶子のひとりが千代にぶつかってしまいます。
負けん気の強い千代はぶつかってきたお茶子に悪態をついてしまうと、その様子をみていた店の女将のシズからはやくも奉公を辞めさせられる危機に直面します。
しかし、その場はシズの母親であるハナが収めて、代わりの奉公人が見つかるまでの間は千代が奉公を続けることができるようになったのでした。
千代の仕事はさまざまで、洗濯や掃除以外にもシズとの犬猿の仲の『岡安』の本家『福富』の女将である菊への使い走りなどもありました。
そんなある日にひとりの少年と遭遇します。
自分のことを河童だと勘違いしたその少年の正体が翌日になってわかった千代。
彼は人気の喜劇一座の座長である天海天海の息子で名前を一平といいました。
天海一座の子役だった一平は学校に行くことができない自分の境遇に不満を抱いていたのです。
それを知った千代は一平に共感し親友だと呼び始めます。
ところが、父親の天海天海が突然たおれてしまい死んでしまいます。
喪主をつとめた鶴亀株式会社の社長である大山は天海天海の葬儀を盛大に執り行ったあとで、天海一座の座員たちに一平を天海の後継ぎとして2代目に育てるように命令します。
座員たちは一平では無理だと言いますが、大山は誰にも異論を許しませんでした。
一方、南河内の千代の故郷では竹井テルヲが小林家や金貸しからの借金の返済に窮して夜逃げをしてしまっていたのです。
借金を踏み倒された小林家の主人が『岡安』の千代を訪ねてきてそのことを知らせます。
テルヲの話を聞いた千代は内心では弟のヨシヲの事を心配しますが、小林には自分は奉公に出され身であり南河内の竹井家とはもう縁が切れた赤の他人だと言い放ったのでした。
しかし、そのあとに千代は女将のシズからクビを言い渡されてしまいます。
千代は一平に父親の天海が息子のこと気にかけていたことを伝えていたため、シズから言いつけられた使いの時間を守れていなかったのです。
せっかく、働き始めることができた『岡安』をクビになって追いだされてしまった千代は、行く当てもないまま降りしきる雨の中で神社の境内でたたずんでいました。
すると誰かが千代に傘を差しだしてくれます。
千代の目に入ってきたのは以前助けてもらってシズの母親のハナでした。
ハナは千代を『岡安』に連れ戻します。
そして、シズやハナに自分には帰る場所がなくなってしまっている境遇を明かして、『岡安』で働かせて欲しいと頼み込んだのでした。
それを聞いたシズは店に戻る事を許して、千代を『おちょやん』と認めてくれたのでした。
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