今回は『おちょやん』の10話(第2週)12月11日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん10話のあらすじネタバレ>
千代はシズから頼まれた贔屓客への届け物の用事を果すことが出来ずに女将の怒りを買って『岡安』をクビになってしまったため店を出ました。
千代が行く宛てもなくさまよい歩いている頃、『岡安』には口入れ屋が来ていて、千代には帰る場所がないことを
知らされて愕然としたシズたち。
『岡安』の面々はそれを聞いて千代が他人に自分の弱みを見せまいとしていたことに気づき心を痛めます。
その頃、行く当てのない千代はとある寺にたどりついていました。
すると激しい雨が降りはじたので門を片隅で雨をやりすごすことにします。
亡き母親のサエの写真を携えてながら千代は一平に振り仮名をつけてもらった『人形の家』の台本を読み始めたのでした。
そのとき誰かが自分の名前が呼んでいるいることに気づいた千代。
声がする方に顔を上げるとそこには『岡安』の先代の女将だったハナが安堵した面持ちでこちらを見てたっていました。
ハナは多くを語らずに千代を『えびす座』に連れていきます。
そして遠慮する千代を桟敷席に座らせてるとほどなく『天海天海一座』の公演の幕があがります。
芝居が始まるとさっきまでの様子が嘘のように身を乗り出して芝居に夢中になった千代。
やがて、菊松と云う子供を演じる一平が登場。
一平の役はあの世に旅立っていく父親を見送るのだったにもかかわらず気迫の演技を披露していたのでした。
親友の演技の感動を受けた千代はハナによって『えびす座』から自分がクビになった『岡安』につれて来られます。
そこでは女将のシズと主人の宗助や女中頭のカメや他のお茶子たちに待ち受け待ち構えられていたため千代は思わず緊張します。
そんな千代にハナが優しい口調で女将のシズに話があるそうだと切欠をつくってくれたのです。
そうして千代は自分の生い立ちや家族が夜逃げしまって帰るところがなくなってしまったことを包み隠さず明かします。
そして最後には自分には『岡安』しか居場所がないことを伝えて、置いてくれるように泣きながら千代は土間に頭を擦り付けてシズに懇願したのでした。
その時、警察官がやってきました。
口入れ屋から千代の事情を聞いた『岡安』の面々はすぐに警察に捜索願を出していて状況を確認しにきてくれていたのです。
千代の姿を見つけて探していた子供かと尋ねる警察官。
そんなことは知らないため警察に連れていかれると思って咄嗟にハナに後ろに隠れた千代。
すると、今まで何も言わなかったシズが口を開きます。
間違いなくこの娘が『岡安のおちょやん』だと警察に向かって答えた女将。
それからシズは千代の方を向きます。
役に立たなかったらすぐに追いだされることを覚悟するようにと言うシズでしたが、それが女将が千代のことを『岡安のおちょやん』と認めた瞬間だったのでした。
その言葉を周りで聞いていた宗助や他の女中たちの顔からも笑みがこぼれます。
数日後、『天海一座』が他の場所での巡業のために『岡安』から出て行くことになります。
女中頭のかめにしごかれている千代を見て微笑んでいた一平。
一平も劇団に残る事にしていたのでした。
そして他の一座の団員といっしょになって、別れの挨拶をして旅立っていきます。
それから8年の月日が流れていきました
そこには『岡安』の店の前の掃除をすることから1日をはじめる17歳になった千代の姿があったのでした。
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