今回は『おちょやん』の22話(第5週)1月5日火放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん22話のあらすじネタバレ>
京都の口入屋に紹介されたカフェ『キネマ』で働き始めた初日に東京の活動写真会社の社長だと云う黒木からきなり活動写真の女優に誘われた千代。
黒木からは自分の会社で制作する新作時代劇の姫役だと具体的な説明までされた千代は混乱の色を隠せません。
唐突で余りにも良い話が進み過ぎて整理がつかない千代は回答を一旦は保留にしてく黒木とあらためて会う約束をしたのでした。
その日の夜、千代は同じ部屋の女優志望の真理から黒木からの話を自分に譲って欲しいと頼み込まれます。
そして、真理は家を出てきた富山の家族に女優として成功すれば胸を張って再会することができるのだと自分の想いをあらためて千代に告げたのでした。
真理の話を聞いて千代も自分の家族のことを思い出します。
もし自分が女優として有名になれば行方不明になっている弟のヨシヲが会いに来てくれるかも知れないと考えた千代。
そして譲って欲しいと懇願する真理に謝意を伝えて女優をやってみると伝えたのでした。
その日の夜、千代は銭湯に向かう途中に故郷の南河内にあったものとよく似た竹藪を見つけます。
その竹藪は、かつて千代がヨシヲと何度も歩いた思い出の竹藪を思い出させ、夜空に浮かぶ月に母親の形見であるガラス玉をかざしながらサエに役者になってヨシヲを探したいと語りかけたのでした。
次の日に黒木社長に指定された『鶴亀映画』に出向くとあらわれた黒木から洋食屋で話をするとつれていかれます。
ところがそこには別の人物も待っていたのです。
男は川島と言って貿易会社の社長をしていて、千代は黒木から今回の新作映画の出資者だと紹介されます。
川島はいきなり千代の顔を値踏みするような目つきで覗き込みます。
それから笑みを浮かべて千代が主演の映画ならきっと当たると黒木に対して多額の出資を約束したのでした。
女優になってヨシヲを探しだす決意を胸に自分も頑張ることを黒木と川島に宣言した千代。
数日後の『キネマ』では店長の宮元が千代に向かって活動写真のクランクインの時期について尋ねていました。
するとその時にボーイの平田が顔を青ざめさせて店に走り込んできます。
そして手に持っていた新聞を千代に見せたのでした。
何事かと新聞を覗き込んだ千代の目に映ったのは何と黒木逮捕の記事。
黒木は川島社長から多額の出資金を騙し取ろうとした詐欺師だったのです。
自分を女優にと誘った男が詐欺師だったことを知った千代が唖然としていると、警察が事情聴取のために千代のもとにもやってきます。
警察から自分が出資者である川島の好みの顔であったことが自分を活動写真に誘ったのだと知らされた千代はそれまで不可解だった黒木から誘われた理由がわかります。
警察やみんなの前では平静を装っていた千代でしたが夜になって店の中で独りぼっちになると抑えていた感情が堰をきったように涙とともに噴出したのでした。
次話≫ネタバレ5週23話あらすじ【女優になることを宣言した千代!
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