今回は『カムカムエブリバディ』の4話(第1週)11月4日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【思いがけない展開】と題して1週4話をお送りします。
会えなくて落胆していた安子は立ち寄った書店で稔と出合います。
しかも、話の成り行きで翌日の約束まで取り付けたのです。
この展開はふたりの将来のプロローグなのでしょうか。
<カムカムエブリバディ4話のあらすじネタバレ>
雉真稔からラジオ英語講座のことを教えてもらった安子は次の日から毎日欠かさず朝6時半からラジオの前で英語の勉強をするようになります。
上手には聞き取れなくてもラジオ講座の英語を必死になってカタカナで書きとり続けた安子はいつしか新たに知った英語の世界に引き込まれていったのです。
同じころ、雉真家で大阪から帰省してきていてラジオ英語講座に耳を傾けていた稔。
跡取り息子の稔は帰ってきたことで母親からも上機嫌で迎え入れられていたのです。
雉真家は足袋や学生服で世の中に名前を知られるようになっていた『雉真繊維』を営む主の千吉と母親の美登里と稔と勇兄弟の4人家族です。
そんな千吉が一代で築きあげた『雉真繊維』は日本軍に軍服を卸すようになって益々繁盛していたのでした。
そんなある日、安子は母親の小しずから配達を頼まれます。
始めはそれを断ろうとする安子でしたが、届け先が雉真家だと知った途端に快諾します。
ところが、稔に会えるかも知れないと云う期待に胸を膨らませて雉真家に向かった安子でしたが受け取りに出てきたのが女中だったため落ち込んでしまいます。
そんな安子は帰りがけに何の気なしに書店に立ち寄ります。
すると、そこで安子が会えなくて落胆していた稔の姿を見つけたのでした。
そして、稔に近づいていって自分がラジオ英語講座を聞く様になったことを報告した安子。
まるで音楽の旋律のようだと英語を聴いた感想を伝えた安子は自らが書きとったカタカナ文字を読んで聞かせたのです。
それを聞いて嬉しそうにした稔は書店に並べられていたラジオ英語講座を安子に勧めます。
そして、帰り道の話の中で安子が自転車に乗れないことを知った稔は翌日に自分が乗り方を教える約束をしたのでした。
思いがけない展開に心を躍らせる安子は、稔と約束した翌日の午後に川沿いに道にでかけます。
そうして、安子は稔から自転車の乗り方を教えてもらいます。
練習を終えたあとで稔は安子を自分の行きつけのジャズ喫茶である『ディッパーマウス・ブルース』に誘ったのです。
喫茶店に入ったことなど無かった安子。
そして、稔を真似して初めてのコーヒーを味わいながら互いのことを話し始めた安子。
すると、稔は自分が英語を勉強している理由を安子に明かしてくれます。
いつか『雉真繊維』の製品を欧米向けにも展開したいと自分の夢を語った稔。
その商談のために英語は不可欠だからと言うのでした。
ところが、自分にはこれと言った夢がなかったため、咄嗟に自転車に乗れるようになることだと言って稔の笑いを誘った安子。
するとそのとき、喫茶店のマスターである柳沢が自分のこだわりの1枚だというレコードをかけてくれます。
店内に鳴り響くトランペットが奏でるメロディーで始まったそのレコードは『On the Sunny Side of the Street』というルイ・アームストロングの曲でした。
歌詞カードを見て呟くように翻訳してから曲に聴き入った稔。
そんな稔の仕草を眺めていた安子に甘いささやかな夢が芽生えようとしたいたのでした。
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