今回は『カムカムエブリバディ』の31話(第7週)12月13日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【安子へのクリスマスプレゼント】と題して7週31話をお送りします。
安子はるいへのクリスマスプレゼントとして稔からもらった大切な辞典を手渡します。
そんな安子へのクリスマスプレゼントは算太の生還でした。
でも心優しさをどこかに残しつつも自分に素直になれない算太は本当に不器用ですね。
<カムカムエブリバディ31話のあらすじネタバレ>
偶然が重なり岡山に駐在しているアメリカ軍のクリスマスパーティ会場のようすを見る事ができた安子は自分を連れて行ってくれたロバート中尉に感謝します。
そして彼の言葉で癒されたかのように穏やかで優しさに満ちた顔つきになっていた安子。
その日の夜、雉真家に戻った安子はどうして英語を聴くのかについてるいに話しかけます。
父親である稔は『雉真繊維』の製品で海外とも取引したいという夢を叶えるためにずっと英語の勉強をしていて、自分もその影響を受けて勉強し始めたと安子は娘に明かしたのでした。
そして、稔の名前が記されている自分が大切にしてきた英和辞典をクリスマスプレゼントとしてるいに差し出したのです。
その話を聞いた満面の笑みで辞書を抱きしめたるい。
そんなときに女中の雪衣が安子を訪ねて客がやってきたこと伝えにきます。
誰だろうと玄関に向かった安子を待ち受けていたのは、何と出征していた兄の算太だったのです。
算太との6年半ぶりの再会は安子への思いがけないクリスマスプレゼントになりました。
兄を自分の部屋に通した安子は、算太が出征してからの出来事をすべて話します。
祖父の病死や母親と祖母の防空壕での被災死や夫と父親の死など自分を残してみんな居なくなってしまったことを明かした安子。
それを聞いて算太は安子だけでも生きていてくれて良かったと喜んだのでした。
そして、自分の姪にあたるるいを紹介された算太は戦争が終って3年以上も日本に帰って来なかった理由を安子に明かし始めます。
それは、算太がジャングルを彷徨っていたため、戦争が終ったことを知る機会がなかったというのです。
その後から、算太を義父の千吉に紹介した安子。
すると、千吉は金太の想いを推し量って算太に話しかけます。
無事に帰ってきたからには、この先は悔いのねえように生き抜くようにしてください。
そうして、算太は千吉の好意もあってしばらく雉真家に居候させてもらうことになります。
ところが、算太は何も考えていないように次々と暴言とも思える言葉を吐き出します。
自分が目指したダンスは何の役にも立たないし、上手く雉真家に嫁いだ姉は策だと皮肉った算太は、唐突に女中の雪衣に結婚しようと申し出たりしたのです。
そんな算太に向かって怒りをあらわにした安子は両親がどれほど心配していたかを話して諫めますが、死んでしまった人間が何を思っていたかなんて知ったことではないと算太はその場から立ち去ろうとします。
しかし、その場に唐突にあらわれた美都里が算太を抱きしめながら耳元で何かを囁きます。
すると、算太の脳裏にジャングルで彷徨っていたときのことが蘇って態度が一変したのです。
彷徨い疲れて算太が死を覚悟したときに母親の小しずがあらわれて戦争が終ったことを自分に教えてくれたことを明かした算太は、これまでの自分の身勝手を謝って許してもらおうと思って帰ってきたのに謝る相手が居なくなってしまったと肩を落としたのでした。
それを聞いた美都里は、算太が生きていればそれで十分だと両親がわりになって優しく込みます。
それは、ジャングルであらわれた小しずが口にした言葉と同じだったこともあり、算太はその場で泣き崩れてしまったのでした。
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