今回は『ちむどんどん』の39話(第8週)6月2日木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【和彦への試練】と題して8週39話をお送りします。
田良島から追加インタビュー交渉を頼まれた『アッラ・フォンターナ』の房子は交換条件をだしてきます。
それは、以前に掲載された古い投書を翌日までに再掲載しろというものでした。
時期もはっきりしない小さな記事を探さなくてならなくなった和彦。
和彦は房子からの試練を乗り越えることができるのでしょうか。
<ちむどんどん 39話のあらすじネタバレ>
比嘉家では一週間前に行われた『新人歌手発掘オーディション』の予選に参加した末っ子の歌子が結果を心待ちにしていました。
ところが、体調を崩してまた寝込んでしまいます。
その傍らでは、出産のために家に戻ってきた長女の良子が、自分が母親になる自信が持てずに不安な気持になっていました。
そんな娘に母親の優子は、自分も同じだったと微笑みかけて、子供が母親にしてくれると教えてくれます。
そんなところに歌子の予選通過を知らせる郵便が届けられました。
熱を出していることを忘れて思わず喜んだ歌子は、その知らせで初めて自分がオーディションを受けていたことを母親と姉に打ち明けたのです。
一方で、東洋新聞ではデスクの田良島から叱責を受けた和彦が、イタリア人シェフのアレッサンドロに追加インタビューを申し込もうとしていました。
ところが、連絡が取れず困り果ててしまった和彦。
すると、その様子を見ていた田良島がまた、信頼している人に追加インタビュー交渉を頼み込んだのです。
デスクの田良島が頼りにしている強力なブレーンは、何と『アッラ・フォンターナ』である大城房子だったのでした。
房子は自分がイタリアで修業しているときに、アレッサンドロと一緒で深い信頼関係ができていたのです。
追加インタビューの交渉依頼を受けた房子は、和彦に取材嫌いのアレッサンドロとの取材調整の交換条件をだしてきます。
それは、1960年代としかわからない、ある女性が書いて東洋新聞に掲載された『ピザの記事』を再度明日の新聞に掲載しろというものだったのです。
膨大な資料の中から小さな記事を見つけ出すことの難しさに尻込みしてしまう和彦でしたが、暢子は自分が納得できる記事を書くために何が何でも探そうと背中を押します。
そうして、和彦は暢子と恋人の愛と一緒に新聞社の資料室にこもって過去の資料を探しはじめます。
しかし、その作業は想像をはるかに超えた困難極まるものになったのでした。
沖縄では、歌子が新人歌手オーディションの最終選考会に臨んでいました。
ところが、そんな大切な日なのに再び熱をだしてしまった歌子。
苦しみながらも必死で歌った歌子でしたが、途中で意識を失ってしまったのです。
歌子の意識が戻ったのは比嘉家でした。
そして、母親の優子から失格を知らされた歌子は、身体が弱い自分を責めてちゃんと前に進めないと絶望してしまいます。
そんな末っ子に母親の優子は、今までは恥ずかしくて人前でなんか歌えなかったのに、自分の意思でオーディションに参加したことを褒めます。
そして、急がずにゆっくり歩いていけばいいと励ましたのでした。
歌子が、すごく悔しいと大粒の涙を流しているときに、良子に陣痛がはじまります。
そして、痛みに耐えながら妹の歌子に自分のために歌を聴かせて欲しいと頼み込んだ良子。
東京の東洋新聞では資料室にこもった3人が徹夜で古い記事を探し続けていました。
そして、周りが明るくなったころに、ついに暢子は房子が言っていた記事を見つけます。
暢子が『思い出のピザ・マルゲリータ』という記事を見つけ出して大喜びしていたころ、沖縄の山原村でも歓喜の声が上がっていました。
良子が元気な女の子を出産したのです。
自分のために歌ってくれたから頑張れたと歌子に感謝する良子。
歌子は生れたばかりの赤ちゃんを愛おしそうに抱き抱えて、自分がおばちゃんだと話しかけます。
そのときの歌子からはすでに悔し涙は消え失せていたのでした。
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