今回は『ちむどんどん』の40話(第8週)6月3日金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【想い出の詰まったピッツァ・マルゲリータ】と題して8週40話をお送りします。
田良島の追加インタビューの指示は、思ってもみなかった物語を教えてくれます。
しかもそこに導いたのは房子が出した交換条件がきっかけでした。
房子はどこまで知っていたのかが気になります。
<ちむどんどん 40話のあらすじネタバレ>
『アッラ・フォンターナ』の大城房子がイタリアンシェフのアレッサンドロとの追加インタビューの調整を引き受ける交換条件として出してきた、昔の投書はかつてアレッサンドロのことが書かれたものだったのでした。
それを探し出した暢子たちは、記事の内容を読むことでイタリア北部出身のアレッサンドロが最後の晩餐に、南部料理の『ピッツァ・マルゲリータ』を選んだ理由を知ります。
第二次大戦中にアレッサンドロはイタリア軍の兵士として同盟国であった日本にやってきていました。
ところがイタリアが降伏したことで日本に抑留されてしまったアレッサンドロは、戦後もそののまま日本に留まって、米軍のレストランでピザを焼くようになっていたのです。
そうして房子のお陰で、追加インタビューの実現が叶った和彦は、皆で必死になって探し出した1968年5月14日付けの新聞の写しを持ってインタビューに臨みます。
その当初は、歌川光子という女性で、アレッサンドロが米軍のレストランで働いているときに知り合った恋人でした。
彼女の投書には、恋人だったふたりが余ったピザ・マルゲリータを毎日のように食べていたことが、淡い思い出として綴られていました。
ふたりは結婚を誓い合いますが、彼女の親の反対で叶いませんでした。
そして傷心したアレッサンドロは、その後に日本を離れていっていたのです。
和彦は、追加インタビューの前に、歌川光子の消息を辿っていました。
そして見つけた光子の兄弟から聞き出した話をアレッサンドロに伝えます。
彼女は生涯独身を貫いて3年前に亡くなっていたのです。
そして、亡くなる直前まで周囲にアレッサンドロとの想い出を楽しそうに語っていたのでした。
和彦から話を聞いたアレッサンドロ、その記事を愛おしそうに見つめながら涙を流します。
追加インタビューへの同行を終えから新聞社で田良島に取材内容を報告した暢子。
暢子は、ピザ・マルゲリータは悲しい思い出ではなく、決して忘れる事のできない大好きな恋人との楽しかった思い出の味だったと伝えたのでした。
そして、暢子は今回の取材を通して知り得たこともあったと明かします。
それは、新聞に載せられている世の中のさまざまな出来事についての記事は、回り回ってどこかで自分につながっているというものだったのです。
そんな新聞づくりの手伝いができることは、胸がわくわくすると田良島に感謝した暢子。
しばらくして、和彦の記事が新聞に掲載されると大きな反響を呼び起こします。
その結果で和彦の存在は社内でも一目置かれるようになったのでした。
仕事を終えて鶴見に戻った暢子のもとに、末っ子の歌子から電話がかかってきます。
それは、長女の良子が無事に女の子を出産したことを知らせるものでした。
そして、自分は残念ながらオーディションに落ちてしまったけれど、強い『おばさん』になることを暢子に宣言した歌子。
歌子は、この回り道にはきっと意味があると思って歌い続けると生き生きとした声で話します。
そんな末っ子の声を聞きながら、暢子は引っ込み思案だった歌子が大きく成長したことを感じ喜んだのでした。
その後も懸命に新聞社の仕事に取り組んだ暢子は、社内での評判も高まっていきます。
そんなある日、唐突に『アッラ・フォンターナ』への復帰の知らせが届いた暢子。
久々に『アッラ・フォンターナ』に戻ってきた暢子が、以前とは比べ物にならないほど大きく成長していると感じた房子は内心で喜んだのでした。
それから月日はながれて時は昭和49年の春を迎えていました。
高校を卒業した歌子は働くようになっていて、充実した日々を送るようになっていました。
長女の良子は娘の晴海に追われています。
ところが、千葉の『猪野養豚場』で働いていた長男の賢秀は、またしても給料を前借したまま何処かへ消えてしまっていたのでした。
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