今回は『ちむどんどん』の47話(第10週)6月14日火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【二ツ橋と三郎の因縁】と題して10週47話をお送りします。
酔い潰れて『あまゆ』にあらわれた二ツ橋。
しかも、そのあとで三郎が悪いと殴りかかっていきます。
いったいふたりの間に何があったのでしょうか。
<ちむどんどん 47話のあらすじネタバレ感想>
暢子は沖縄居酒屋『あまゆ』を手伝いながら、時間を見つけては自分が宝物のように大切にしてきた『おいしいものノート』に目を凝らします。
その日、『アッラ・フォンターナ』のオーナーである大城房子から言われて期間限定の『ストーブ前』の座を射止めるために、店の新しいメニューを考えなければならなかったのです。
すると『あまゆ』の泥酔状態になった料理長の二ツ橋が姿をあらわして暢子を驚かせます。
そして、強い酒をさらに煽った二ツ橋は、暢子に自分が葛藤していることを打ち明けてくれたのです。
二ツ橋は、茨城県大洗に住んでいる母親から連絡を受けていて、実家で営んでいる洋食屋を継いでほしいと懇願されていました。
ところが二ツ橋が悩んでいたのは、自分は店主の器ではないと尻込みしていたのです。
『アッラ・フォンターナ』で房子の右腕として働いている自分がもっとも性にあっているのだと語る二ツ橋。
そして、房子からいつ辞めても構わないと言われたことに大きなショックを受けていたのです。
分かっていながらも居心のいい『アッラ・フォンターナ』から離れられずに、未練がましくしている自分が見にくいと自暴自棄になる二ツ橋。
そうやって二ツ橋が半ば自虐的になりながらオーナーの房子への想いを漂わせているところに、県人会の会長である平良三郎が姿をみせます。
そして末っ子の歌子のために良い病院を紹介すると告げました。
ところが大叔母の房子から大学病院を紹介してもらっていた暢子。
それを知った三郎は自分からの紹介はなかった話にして欲しいと言い出したのです。
三郎の言葉を聞いた暢子はそれまでずっと気になっていたことを口にしてしまいます。
県人会の会長と『アッラ・フォンターナ』のオーナーの間柄について問いただそうとした暢子。
すると、それまで酔潰れていた二ツ橋が目を覚ましたかと思うと、いきなり三郎に拳を挙げて叫びはじめます。
あんたさえいなければ、すべてあんたが悪いんだ。
しかし、寸前で県人会の面々に取り押さえられた二ツ橋。
そして、二ツ橋は半ば強制的に家路につかされたのでした。
しばらくして、三郎も『あまゆ』から姿を消します。
騒動が収まった『あまゆ』には、暢子と智と和彦が残っていました。
そして、今さっきの二ツ橋と三郎の様子から、ふたりの間にはただならぬ因縁があると感じます。
和彦と同じように大城房子が関わっていると睨んだ智は、自分なりの推測を披露しようとしますが、男女の機微に鈍い暢子をみて口を塞いでしまいます。
一方、沖縄では体調不良が続いていた歌子が会社を辞める決心をしていました。
そして、密かに想いを寄せていた花城から花束をもらった歌子は心を躍らせますが、次の瞬間に絶望の淵に叩き起こされてしまったのです。
なんと同僚の伊志嶺利佳と結婚することを披露しはじめた花城。
しかも、前に彼からもらった歌の雑誌は、利佳が不要になったものだったのです。
こうして末っ子の歌子のほのかな恋は、ほろ苦い幕切れとなってしまいました。
『アッラ・フォンターナ』では、とうとう二ツ橋が『退職願』をオーナーの房子に手渡してしまいました。
受取った房子は退職金の話をしようとしますが、二ツ橋は心遣いは不要だと辞退してしまいます。
そのようすを見守っていた暢子は、この先の『アッラ・フォンターナ』がどうなるのか不安にかられます。
その頃、優子と歌子は初めて目にした大都会の街並みと喧騒に圧倒されていたのでした。
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