いちげき!ネタバレ黒幕結末と実在?漫画完結最終回原作キャスト相関図

『いちげき』は松本次郎さんによる時代劇漫画で、2016年6月から2019年4月まで『コミック乱』で連載されたあと、2019年5月から2020年12月まで『コミック乱ツインズ』に移籍連載されました。

2023年1月3日にNHK正月時代劇にて、ドラマ化が決定。

いちげきのネタバレ黒幕結末と実在するか?

原作漫画完結から最終回ﾏﾃﾞあらすじネタバレとキャスト相関図をお送りします!!

「いちげき」の舞台は、大政奉還直後の江戸。当時江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊・一撃必殺隊の活躍が描かれます。

今回はドラマ『いちげき』のあらすじ概要とキャスト相関図一覧、原作漫画1巻から最終巻7巻までのあらすじネタバレを

どこよりも詳しくを紹介していきます。キャストの詳しい紹介はネタバレあとにのせてます⇓⇓

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【いちげき】ドラマあらすじネタバレ概要と意味、一撃必殺隊は実在する?

幕末の江戸市中。薩摩藩の西郷隆盛は藩士による徒党「御用盗」（ごようとう）を使い、情勢不安を煽ることを画策。

市民たちは強盗や放火・辻斬りを繰り返す御用盗に、恐れおののく毎日。

幕臣・勝海舟は解決を求められるが、混乱をきっかけに幕府との戦を起こしたい、という薩摩藩の狙いを知っているため、御用盗と争いたくない。

そんな勝が御用盗対策のために元・新選組の島田に命じたのは、「農民による討伐部隊」の育成。正体不明・不正規の討伐隊を使うことで、争いが大事になることを防ぐのがその目的。

島田ら武士は、近隣の農村から特に体力の優れた農民たちを選りすぐり、急造で剣術を教え込んだ「一撃必殺隊」を結成。選ばれた農民は、力が強く、体力に自信のある者ばかりですが、急場しのぎの訓練しか受けておらず反撃の仕方も知りません。

『いちげき』タイトルの意味、一撃必殺隊は実在する?

そこで、「一撃で必殺」という苦肉の策と言うべき「いちげき」を部隊名にして戦うことに

『いちげき』が他の時代劇と大きく異なるのは、丑五郎たち農民が「刀」を持つ、ということ。「苗字帯刀（みょうじたいとう）」という江戸時代の身分標識が示すとおり、農民には刀を持つ権利が無い。それが侍によって公式に認められるということは、彼らに取って非常に大きな意味を持つものです。歴史上、実在してると言う話は調べても分からなかったですが、実際に農民が立ち上がることもあったと思います。

小柄だが機転の利く丑五郎ら農民たちは、破格の報酬と将来「士分」を与えられることを約束され、武士との戦いに臨むが―。

キャスト一覧のあと原作漫画1巻から7巻最終巻完結結末までのせているのでぜひ最後まで読んで下さい⇓⇓

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いちげきネタバレあらすじ最終結末！原作漫画最終巻完結ラストまで

「武士 VS 武士となった農民」という異色の戦いが描かれる漫画『いちげき』。その中心となるのは、三人の人物。

一人は主人公である農民・丑五郎（うしごろう）。

武士を憎むが、苦しい生活から抜け出すために「一撃必殺隊」に参加。小柄ながらも知恵と度胸を武器に、隊の中心となっていきます。

もう一人は隊を作り上げた元新選組の島田。

冷静な思考と観察眼、そして達人級の剣術を持つ男。鋭い眼差しで丑五郎ら農民たちを見据え、場合によっては躊躇なく斬り捨てる容赦の無い侍。

しかし冷酷さと同時に、農民の声に耳を傾ける柔軟さも持ち合わせ、丑五郎に目をかける不思議な人物。

そして丑五郎・島田たちと敵対する、薩摩藩の豪傑・伊牟田。

一撃必殺隊の正体にせまる、怪物的な強さを持つ剣士。ですが丑五郎とは意外な接点が…。

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いちげき漫画ネタバレ　4巻から5巻　人斬りとなった

幕末においていまだ武士の権力は絶大。身分差ははっきりしており、農民は彼らに逆らうことはおろか、気分次第で「手討ち」として斬り捨てられても文句は言えない立場。

しかし身体エリートとも言える農民たちは、島田ら武士の思惑から、思いがけず刀を手にすることに。

そしてその驚異的な身体能力と鍛錬により、短期間で剣術を身に着けた丑五郎たちは、御用盗の急襲に成功。以後、人斬りとしての自信を深めていきます。

その原動力となるのは、「刀」。

身分の異なる農民と武士。だが刀を持てばその力は変わらず、むしろ身体的優位により実力が逆転することもある。それに気づいた農民の中には、自らを完全に武士だと自覚（または錯覚）する者も。

しかし、もともと侍に良い感情を持っていない丑五郎。実力を付けていきながらも、どこか迷いのような部分を見せます。

それでも生きるために剣の腕は向上させねばならない。ある時、剣術の心得を島田に尋ねます。返ってきた答えは

「人をたくさん斬ることだ」

激烈な任務で己の手を血に染めながら、心の中に葛藤を抱く丑五郎。果たして自分は農民なのか？それとも武士なのか？

そして否応なく迫る、伊牟田らとの戦い。物語に決着が着く頃、丑五郎は「何者」になっているのか…？

人斬りとなった農民は農民に戻れるのか。武士として生きるのか。鉄砲の伝来・普及で「侍そのものの在り方」が変わっていこうとしている時期。刀に憧れる農民たちがいれば、刀を置こうとする侍たちもいる。

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いちげき　漫画原作ネタバレ　6巻～　千代松の侍魂

一撃必殺隊は、市民を襲い夜盗を終えた薩摩のテロ集団を襲撃し、ある程度の成功を納めました。

一方、薩摩藩は犯人捜しをはじめ、大金を手にして宴会をしていた農民たちのところへ乗り込みます。

丑五郎たちは伊牟田のただならぬ殺気に戦慄しますが、持ち前の怪力と俊敏さで上手くかわして逃げることができました。

しかし、心優しい千代松だけが薩摩に捕まってしまい、一撃隊をおびき寄せるために市中を引き回されることに。

もし千代松が拷問に耐え切れなかった場合は、一撃隊の家族にも被害が及ぶ可能性があります。

そこで丑五郎たちは、千代松を殺すことに。

千代松は、仲間が助けに来てくれたと勘違いし、自ら壁に頭を打ち付け自害しました。

 

この一件以来、江戸を騒がした罰として一撃退は外出禁止を食らいます。

そんななか、衆道の相手を一撃必殺隊に斬り殺された伊牟田は、独断で丑五郎の出身村を突き止めて襲撃します。

噂を聞いた丑五郎が村に向かうと、頭を切られた妹・チヨの亡骸があったのです。

丑五郎は「なぜ助けてくれなかった」と村人たちに問いますが、彼らは「村が襲われたのも丑五郎らのせい」と袋叩きにしようとしました。

そんな丑五郎を助けたのは、彼と犬猿の仲の市造でした。

なんとか無断外泊にならずに戻れた丑五郎と市造でしたが、今度は女郎のタマと駆け落ちをした梅吉が処刑されることに。

いちげき漫画ネタバレ　相楽暗殺計画

和田に「武士の情けで切腹させてやる」と言われた梅吉でしたが、「自分の腹を切って喜ぶのは頭のおかしい奴だけ」と逆上。

介錯を命じらていた丑五郎は、すぐさま梅吉を斬り殺しました。

そんななか、薩摩藩の相楽総三は、勝手に村を襲った伊牟田のせいで薩摩の評判が落ちることを危惧し、海江田信義に伊牟田暗殺を命じます。

海江田と仲間たちは4人がかりで伊牟田に斬りかかりますが、伊牟田を慕う若者が邪魔をされ失敗します。

一方 丑五郎は、このままでは島田に利用されるだけされて捨てられてしまうと、仲間たちを説得して脱走しようと説得します。

そして、妹・チヨの仇を討つべく、市造らと相楽総三の暗殺を計画。

しかし、この暗殺計画は町民含む多くの死傷者を出し、島田の部下である和田も相楽の銃弾に倒れてしまいました。

生き残った丑五郎と市造（腹に重傷を負う）でしたが、襲撃失敗したことで勝海舟たち上層部から消されることを察します。

そこで、丑五郎と市造は島田を待ち伏せして、斬りつけようとしますが、この騒動に便乗して島田を殺そうと「乱破」という忍も参戦。

島田は、丑五郎を守りながら乱破と相討ちとなり「刀の時代は終わる、侍も百姓も関係のない時代が来る」と言い残して亡くなりました。

そして、その傍らで市造は切腹。

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いちげき最終結末ﾄﾞﾗﾏネタバレあらすじ　漫画ﾖﾘ伊牟田との決闘

伊牟田がお園を人質に女郎屋に立てこもってる所へ、丑五郎が救出に乗り出します。

 女郎屋の周りでは、薩摩藩士たちが伊牟田に斬り殺されていました。

だれも怖くて踏み込めない所に、丑五郎が入ろうとします。 

多数の死体が転がる廊下を歩き、二階に着くとお園が伊牟田にお酌していました。

お園が部屋を出てふすまを閉めたのを合図に、向かい合う丑五郎と伊牟田が刀を抜き決闘が始まります。

伊牟田はお園を押し入れに隠し、丑五郎に優しく接してあげるように言いました。

伊牟田を侍として死なせたかった丑五郎は、倒れた伊牟田を起こして再度向き合って居合切りをさせようとします。 

丑五郎は自分の意志で伊牟田の首をはねて、本懐を遂げます.。

伊牟田の首を見て驚く武士たちは、農民兵が手柄をあげたことに驚いていました。

武士たちは伊牟田を斬った手柄は自分たちって事にして、退散していきます。 

刀の時代も侍魂も、終わりを迎えたのでした 。

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『いちげき』ﾄﾞﾗﾏキャスト紹介

2023年1月3日にNHK正月時代劇にて、『いちげき』が宮藤官九郎さんの脚本によってドラマ化されることになりました 。

それでは 『いちげき』に登場する人物たちを、紹介していきましょう。

丑五郎役　染谷将太

武士を憎んでいますが、不遇な境遇から抜け出すために「一撃必殺隊」の入隊を決意します。

島田幸之助に剣術の才能を見出され 、体は小さいながらも持ち前の知恵と度胸で、隊の中心となって活躍していきます。

梅吉役　細田善彦

すぐに思ったことを口にして後悔し、素直なところもありますが女好きでお調子者です。

井村屋の遊女と駆け落ちをしますが捕まってしまいます。

米吉役　高岸宏之

心が優しく力持ちで、いつも笑顔を絶やさないムードメーカーです。

丑五郎と同郷で、丑五郎のことを兄のように慕っています。

武士になることに関心はなく、ご飯がたくさん食べれるという理由で入隊を決心しました。

仙太役　岡山天音

つかみどころがなく、陽気な性格ですが気の小さいところがあります。

市造役　町田啓太

元々は百姓であり丑五郎とは、事あるごとにぶつかっています。

「手柄を立てれば武士に取り立ててやる」という島田の言葉に真っ先に飛びつきます。

百姓と武士の身分差からくる抑圧された境遇から抜け出すために、武士になることに強くこだわっています。

千代松役　上川周作

控えめで自分の意見を主張しないが仲間思いなところがあり、報酬をもらったら、商売を始めたいと考えています 。

隊では一番、足が早いです 。

和三郎役　塚地武雅

一撃必殺隊の最年長メンバーで、神仏や精霊が使う不思議な能力を持っていると思われています 。

天気を当てたり、危険を予知する能力に長けているが、あまり活かされていません。

島田幸之助役　松田龍平

新選組隊士で、表面的には脱隊したことになっています。

農民兵を見下したり、関心はあまりなかったが、丑五郎の才能に気づき剣術を叩き込んでいきます。

防御術を伝授する前に、実戦に送り出すことに責任を感じていました。

和田六郎役　工藤阿須加

新選組隊士で、島田と同様に表面的には脱隊したことになっています。

一撃必殺隊の選抜試験や農民兵の訓練を行う任務を担っており、任務に対して忠実で頑固なところがあるために、融通の利かないところがあります。

次第に一撃必殺隊の仲間たちと、心を通わせていきます。

勝海舟役　尾身としのり

薩摩藩による御用盗に対処しようと、百姓を集めて一撃必殺隊の設立を提案しました。

一撃必殺隊を御用盗を退治する道具としか考えておらず 、日本の未来を変えるために大胆な策を画策しています 。

伊牟田尚平役　杉本哲太

御用盗の指揮を執るために、西郷隆盛に呼び寄せられた薩摩藩士です。

仲間たちを一撃必殺隊に殺されたことで、丑五郎らを追跡しています。

流罪先の住人や薩摩藩士の若者たちには慕われていて、正直で不器用なところがあります。

相楽総三役　じろう

御用盗の主犯格です。

西洋の知識もあり、一撃必殺隊の行動がゲリラ戦法であると見破ります。

作戦に一切の私情を挟まず、目的のために効率と結果だけを追い求める頭脳派です。

御用盗の存在意義よりも、仲間の敵を討つことを優先させる伊牟田を疎ましく思っています。

一撃必殺隊にとってはラスボス的な存在です 。

益満休之助役　奥野瑛太

西郷隆盛からの指示で、御用盗を執り仕切っている薩摩藩士です。

目的実行のためなら手段を選ばず、ときには仲間も犠牲にする相楽総三のやり方に疑問を持っていながらも行動を共にしています。

お菊役　伊藤沙莉

一撃必殺隊の世話をしている女性です。

素性は不明ですが、丑五郎たち百姓兵の集団と対等に接するほどの度胸があります。

お園役　西野七瀬

遊女で、丑五郎の妹チヨに顔がそっくりな女性です。

過去には、伊牟田は馴染みの客でもありました。

元々は農家の娘で、丑五郎に親近感を抱き、正体にも興味を持ちます。

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まとめ

『いちげき』のキャストと最終巻のあらすじを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか 。

歴史漫画の好きな人には、オススメです 。

幕末を舞台に百姓たちが不遇な境遇から抜け出すために、侍になり悪と戦っていくという今までになかった視点で、描かれている漫画だなと思いました。

ドラマも宮藤官九郎さんの脚本で、どれだけ痛快に描かれるのか楽しみです 。