今回は『らんまん』の7話(第2週)4月11日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【変わるべき時】と題して2週7話をお送りします。
武士の子供である広瀬佑一郎に打ちのめされた万太郎は、『名教館』から荷が出そうとします。
ところが門のところにいた掃除人から水をかけられ引き止められたのです。
そして、万太郎は”変わるべき時”であることを諭されたのでした。
<らんまん2週7話のあらすじ>
万太郎は武士の子供である広瀬佑一郎に『剣術の稽古』との理由をつけられて中庭に連れ出されます。
制裁を加えようと打ちかかってきた佑一郎の一撃で生まれて初めて木刀を払い落されてしまった万太郎。
そのあとも容赦なく打ち込み続けられて万太郎は這いつくばるように『名教館』から逃げ出そうとしたのです。
ところが門のところまできた万太郎は、やってきた時の掃除人からふたたび水をかけられてしまいます。
掃除人はまだ講義が終わっていないのにどうして門をでると問い詰めらた万太郎。
せっかくの勉強の機会を無駄にするのかと口にする掃除人に万太郎は番頭や手代衆の他にも杜氏や蔵人がいるから自分は何もする必要がないと返したのでした。
すると男は今は世の中の変わり目で、たとえ武士の子供であっても自分たちで生きていかなければならなくなってきていて、みんな必死になって変わろうとしていると熱く説いたのです。
しきたりに囚われずに変わるべき時だと言われた万太郎は、幼いころより祖母のタキから先祖代々やってきたことを守っていくことが大切だと教え込まれたと答えたのでした。
ところが掃除人から自分はどう思うのかを尋ねた万太郎は胸がざわついて何も返せなくなってしまったのです。
『峰屋』に戻った万太郎は、タキに向かって”もう『名教館』には行かない”と告げます。
いくら諭しても頑なに『名教館』に通うことを拒む万太郎に、遂には”晩飯は抜きだ!”と言い放ってタキは部屋を出て行ってしまったのです。
タキが奥の部屋に戻ってくると、姉の綾が酒造りの帳面を興味深そうに見ていました。
そんな綾に向かってタキは帳面は当主である万太郎のものだから触ることを禁じます。
そして、酒造りに大いに関心がある綾に万太郎を支えていって欲しいと話したのでした。
その日の夜、晩飯抜きを食らって自分の部屋で空腹に悶えていた万太郎。
そこに姉の綾が握り飯を持ち込んでくれたのです。
そして握り飯を頬張る万太郎に向かって話はじめた綾。
嫁にいって知らない家の知らない旦那様につくすのが自分の運命だと嘆く綾は、どうせなら『峰屋』に尽くしたいと愚痴をこぼしたのでした。
そして、どんなに酒造りがしたくても女である自分は蔵にさえ入れない嘆く綾に向かって、万太郎は酒造りをしたいならすれば良いと返したのです。
昔からのしきたりで出来ないなら変えればいいと言葉を続けたとき、脳裏に『名教館』の掃除人が口にしていた”しきたりに囚われずに変わるべき時”という言葉が蘇ってきた万太郎。
翌日になって、綾から励まされたこともあって万太郎は『名教館』にひとりで登校していったのでした
<らんまん2週7話を見た視聴者の感想>
万太郎と綾の励まし合う姉弟愛溢れるやり取りに、ネット上では賞賛する声が多く寄せられました。
また、酒造りに興味津々の綾に対しては婿をとって『峰屋』を継げばいいとの意見もありました。
・タキさん、万太郎にも綾さんにもやりたいことをやらせてやれないジレンマにまだ自覚的ではないが、でもちょいちょい考えてる描写が入るよね。昨日あさが来たの大隈綾子様もそうだったけど、松坂慶子さんの朝ドラはいつも全力で楽しまれてる感じがする。
・ やったことは叱る、心は認める。優しさが深い。
※ツイッターより引用
<らんまん2週7話の感想>
明らかな制裁でも誰も止めることをしないのは、時代が変わろうとしていても武士のプライドの高さは簡単には変わらない証なのかも知れませんね。
また万太郎が入学する以前の寛太がどう振る舞っていたのかも気になります。
それにしても掃除人こと池田蘭光の話す内容と、タキが万太郎に教え込んできた内容の対比を9歳の子供が理解する設定が凄すぎませんか。
9歳といえば小学校3年生だから、今の時代では到底考えられませんよね。
5歳で元服って史実も残されているけど、当時の子供はどこまで物事を理解していたのかも気になります。
今のところ『峰屋』の当主は万太郎で話が進んでいるけど、やたら酒造りに興味を示す綾の存在が今後の展開を面白くさせてくれそうで楽しみです。
前話6話:広瀬佑一郎と対決!万太郎の試練
次話8話:本草綱目を池田蘭光から借り勉学を
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