今回は『らんまん』の8話(第2週)4月12日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【池田蘭光の教え】と題して2週8話をお送りします。
あのモサモサ頭の掃除人は『名教館』で学頭を務める池田蘭光でした。
蘭光から見せられた『本草綱目』を読みたいと思った万太郎。
そんな万太郎に向かって、本を読むためには学ぶことが必要だと説いたのでした。
<らんまん2週8話のあらすじ>
姉の綾の励ましもあって学問所の『名教館』に通うことを決意した万太郎は、お目付け役の竹雄を帰らせてひとり門の中に進みます。
中庭まできたときに足元に生えていた『オオバコ』を見つけた万太郎は、地面に腹ばいになって話しかけたのです。
『オオバコ』のように踏まれても強くなれたら、、、
すると、昨日万太郎に水をかけてきたモサモサ頭の男が近づいてきて話しかけてきます。
そして、中庭に生えていた草花の名前と特徴を次から次へと説明して万太郎を驚かせます。
万太郎から何故そんなに詳しいのかを訊かれたモサモサ男は館内の別室前まで導いたあと、『本草綱目』という本を開いて見せたのでした。
『本草綱目』には1892種類の草花についてあると自慢げに微笑んでみせるモサモサ男。
万太郎が興味津々だと読み取ったモサモサ男はその本を手渡してくれたのです。
受け取った『本草綱目』を読もうとする万太郎でしたが、文字が読めなくて何が書いてあるのかまったく理解できない万太郎。
すると万太郎は一言借りると断ると、教室に向かって走り出したのでした。
教室に入るなり講義をしていた先生に向かって、この本が読みたいと訴えた万太郎。
先生は呆れて教室がざわつく中で、万太郎を追ってモサモサ頭の男があらわれたのでした。
何とモサモサ男は『名教館』で学頭を務める池田蘭光だったのです。
そして蘭光は万太郎に向かって、『本草綱目』を読むためには国学や漢学を学ぶ必要があることを説きます。
いつしか教室はざわつきも収まり、蘭光が話すことに身を乗り出すように聞き入り始めたのです。
“学ぶ事は興味の数だけある”と言いながら蘭光は、世界地図や書物を取り出します。
そして、好きに学べという蘭光の言葉で生徒たちが一斉にそれに群がります。
その出来事がきっかけになって、万太郎は『名教館』で学ぶ事に熱中するようになったのでした。
万太郎が『名教館』で学ぶことに喜びを感じているうちに3年の月日が流れます。
明治7年春、万太郎は12歳になっていて勉強への関心は益々大きくなっていました。
そんなある日、出かけるという番頭の市蔵に『名教館』に立ち寄って、借りた本を返して新たな本を借りてきて欲しいと頼みます。
ところが、そのとき市蔵が持っていた『懐中時計』が気になって仕方なくなった万太郎。
貸して欲しいとせがまれた市蔵は、一抹の不安を覚えながら大切なものだからと言って万太郎に預けてくれたのです。
ところがしばらくして、万太郎の部屋から用事を終えて戻った市蔵の悲鳴に近い声が聞こえてきたのです。
何と万太郎は市蔵の大切な『懐中時計』を分解してしまっていたのでした。
<らんまん2週8話を見た視聴者の感想>
市蔵の『懐中時計』を分解する万太郎に、ネット上では”やっぱり”と”部品を模写するとは”などのコメントが寄せられました。
・知りたいことを知りたいタイミングで教えてくれる大人がいると本当に子どもは伸びていくよね。いい先生に出会えて本当によかった。昨日、万太郎に意地悪してたお武家の子もいい顔してたー!
・池田蘭光先生のお話、生物も地学も科学も物理も地理も歴史も言語学も全部繋がってるということなんだよね。だから好奇心を育てることが子どもには肝要なのよね。( #ブラタモリ を見ているとそのことをあらためて気づかされます)
※ツイッターより引用
<らんまん2週8話の感想>
学頭の池田蘭光はどうして掃除をしていたのか気になります。
講義中にブラブラしているのにちゃんと理由がありどうですよね。
そんな学頭に講義ジャックされたような講師はどう感じたのでしょうか。
カリキュラムがしっかり決まっているわけではないので、脱線は大いに結構な学問所だったのかも知れませんね。
それにしても万太郎の凄まじい没頭力と模写する画力には驚かされます。
模写して記録に残すことをどうやって学んだのかも気になりますが、この画力がのちのちの植物研究での強みになっていくようです。
前話7話:変わるべき時
次話9話:蘭光と佑一郎と旅行に
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