今回は『ブギウギ 』の40話(第8週)11月24日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【ゴンベイに『はな湯』を託す】と題して第8週40話をお送りします。
赤字経営の『はな湯』を畳むか売るかとスズ子と梅吉が相談しているとゴンベイが自分の貯金200円を差し出してきました。
しかし、再建には400円が必要だったため畳むこと決断したところに、今度は三沢光子という女性があらわれてゴンベイの過去がわかります。
しかもゴンベイにプロポーズしてきた光子も200円の貯金を持っていたのでした。
こうしてスズ子と梅吉はゴンベイたちに『はな湯』の経営を託すことにしたのでした。
<ブギウギ ネタバレ 第8週40話のあらすじ>
“ツヤちゃんはしみったれたんが好かん。にぎやかに送って!”
悲しみを隠すかようにツヤの遺影の前で集まってくれた『はな湯』の常連客たち酒盛りをする梅吉。
一夜明けた朝にスズ子は梅吉に自分と一緒に東京で暮らさないかと話を持ちかけます。
スズ子は『はな湯』の経営は思わしくなく赤字続きだったため、畳むか売り払うしかないと考えていたのです。
しかし、『はな湯』は梅吉にとってツヤとふたりですごしてきた場所であり、そう簡単には決められることではありません。
すると話を聞いていたゴンベエが、話に割り込んできました。
ゴンベイはかつて花田家に命を助けてもらったことを恩義に思っていて、その恩を返すために自分の給料を一銭も使うことなく貯めていたのです。
ゴンベイは自分の貯金200円で何とかならないかと言いますが、『はな湯』を立て直すためには倍の資金が必要でした。
そのためゴンベイの申し出を丁重に断ったうえで、銭湯を畳むことを決断したスズ子と梅吉。
『はな湯』にてスズ子が常連客に、畳むことを伝えているところに、三沢光子と名乗る女性が姿をあらわします。
ゴンベイに会いに来たと話す光子は、皆を驚かせることを話し始めたのです。
ゴンベエの本名は伊福部玉五郎で、かつて船場にある大きな呉服屋の若旦那だったのだと言う光子。
取り巻きに騙された玉五郎は大きな借金を抱えることになって、道頓堀に飛び込んでいたのです。
記憶を無くしてしまった玉五郎のために、当時のツヤが『たずね人』のチラシをつくってバラまいていて、偶然にも光子はそのチラシを見つけて訪ねてきていたのでした。
しかも、光子は自分をゴンベエの嫁にして欲しいと言い出して周囲をさらに驚かせます。
“一刻たりとも忘れたことはおまへん”
“ず~っと慕っておりました”
しかも光子は自分の人生をやりなおすために貯めた金が200円あることを明かしたのです。
光子のプロポーズを快諾したゴンベイは、二人が貯金の400円で『はな湯』を立て直させて欲しいと土下座します。
“ツヤさんの起こしてくれたこの奇跡を無駄にしたないです!ワシにはな湯をやらせてください!”
スズ子がツヤの贈り物かも知れないと喜ぶと、社長は自分のままだとゴンベイの申し出を承諾した梅吉。
するとそれを聞いていた常連客たちは一斉に大喜びしたのでした。
夜になってからしみじみと『はな湯』の番台を見つめていた梅吉。
そして梅吉は自分の人生でツヤと出会えたことが一番の喜びだったと口にすると、そんなツヤが居なくなってしまった『はな湯』に居続けることに違和感を覚えると言うのです。
そんな梅吉に向かって、あらためて自分と一緒に東京でくらそうと誘ったスズ子。
スズ子から親子なのだから遠慮はいらないと言われた梅吉は、やっと東京行きを決心したのでした。
それから数日後に、『はな湯』を託したゴンベエと光子や、常連客たちはスズ子と梅吉を派手に送り出してくれます。
こうしてツヤの遺影を携えたスズ子と梅吉は、あらたな一歩を踏み出したのでした。
ブギウギ9週ネタバレ41話【枠の中で動かず歌えと警察に!戦争の影響
・ドラマ中の歌(ラッパと娘、東京ブギウギ、恋のステップなど)が収録されたCDです。
<ブギウギ 第8週40話の感想>
40話は奇跡みたいな話でしたね。
『はな湯』の再建に必要な400円が、面倒を見てきたゴンベイとずっと想いを寄せていた光子の貯金で賄えるなんでびっくりです。
賑やかが好きなツヤだったからこそ、皆が落ち込まないように奇跡を置き土産にしてくれたのかも知れませんね。
梅吉も東京に移ってしまうということは、今後は『はな湯』の出番が無くなるということなのでしょうか。
キャラの強い常連客たちだったので少し寂しいですね。
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