今回は『ブギウギ 』の51話(第11週)12月11日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【20歳の青年との出会い】と題して第11週51話をお送りします。
愛知での巡業公演を終えたスズ子の前に、興行主が見知らぬ学生を連れてきて説明を始めようとしますが、青年はそれを遮ってその場から逃げるようにいなくなってしまいます。
しかし、公演後に金が無くなってしまったと騒いでいるところに再度すがたをあらわしたため、今度は金をとった犯人だと疑われてしまったのでした。
<ブギウギ ネタバレ第11週51話のあらすじ>
アメリカと交戦状態に突入した日本でしたが、昭和18年6月になっても終わる気配がないなか、スズ子たちは巡業で地方をまわる日々をおくっていました。
収入は少ないものの『福来スズ子とその楽団』として活動ができるだけでありがたいと感じていたスズ子は、愛知のとある公民館での公演にやってきます。
すると集まってくれた人たちは、東京からやってきた”本物の福来スズ子”を見て、目の前にしてみると意外に小さいなどと口々にしたのでした。
それでも心躍らせて観に来てくれた人たちを、軽妙なトークで観客を引き付け歌い始めるスズ子。
スズ子が歌ったのは師匠でもある羽鳥が餞別代わりにつくってくれた『アイレ可愛や』でした。
戦争で娯楽が極端に制限されていたこともあって歌を聞いた観客は大いに喜んで、スズ子たちは拍手と歓声につつまれます。
すると公演が終わったあとで、興行主になっていた地元有力者が学生服姿の青年をスズ子の前に無理やり引っ張ってきたのです。
そして、スズ子のファンだという青年のことを説明し始めた興行主。
“このボンはね天下の、、、”
すると青年はそれを照れながら遮ります。
“すんまへん!僕はホンマによろしいです”
恥ずかしそうに学生帽をとってお辞儀した青年は、足早に控室から出て行ったのでした。
青年の態度をみて楽団員たちは呆れますが、その風体から何となく戦死した弟の六郎の面影を感じていたスズ子。
そんな一団が旅館につくと、付き人の小夜が騒ぎ始めます。
何と小夜が首にぶら下げていた財布の中の金が無くなってしまったと言うのです。
その金は楽団の大切な金だったため、小夜はスズ子と一緒に鞄の中などを必死になって探し始めます。
そんなときに先ほど学生服の青年がふたたび姿をあらわしたため、小夜はあとをつけてきた怪しい奴だと疑いはじめてしまいました。
“さっきから怪しいな!早ぐ出せ!オレの銭出せ!”
するとマネージャーの五木まで一緒になって青年のことを疑い始めてしまったのです。
そんな小夜と五木を諫めてから青年に疑ったことを陳謝したスズ子。
それからスズ子は宿代を後日郵送にさせて欲しいと旅館の女将と話をつけて何とかその場をおさめることができたのでした。
そのあとから迷惑をかけたことへのお詫びとして青年を夕食に誘ったスズ子。
申し出を受けた青年は旅館の夕食会場でスズ子の相向かいに座ることになります。
そしてあらためて自己紹介を始めた青年。
大阪島之内の出身で東京の大学に通っている学生だという青年はまだ20歳だったのでした。
自己紹介を聞いて皆が”やあ~、若い!”と驚いた声をだすと、青年はスズ子を見つめてから恥ずかしそうにうつむいてしまったのでした。
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<ブギウギ 第11週51話の感想>
初めて『アイレ可愛や』が聴けてちょっとハッピィな月曜日でしたね。
第11週のサブタイトルは”ワテより十も下や”となっていますが、何を意味しているのか気になります。
20歳の学生のことに間違いなさそうですが、スズ子の特別な気持ちが込められているようで意味深に思えて仕方ありません。
スズ子が30歳で熱烈ファンである20歳の青年との恋愛の気配も感じられなくないですよね。
先週が”大空の弟”で悲しいものを連想させるサブタイトルだったから、今週は明るい展開に期待しましょう。
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