今回は『ブギウギ 』の58話(第12週)12月20日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【楽団の経営難】と題して第12週58話をお送りします。
地方巡業を続けるスズ子の楽団でしたが、戦争の影響で地方でも厳しくなり、楽団の経営もままならなくなってしまいます。
楽団が東京に戻ったある日のこと、村山興行の坂口から東京支社に呼ばれたマネージャーの五木。
すると何としてもスズ子と愛助を別れさせたい坂口は、金の入った封筒を差し出してきたのでした。
<ブギウギ 第12週58話のあらすじ>
ようやくお互いの気持ちを伝え合うことができたスズ子と愛助。
楽団のメンバーからはやし立てられた二人でしたが、スズ子はまもなく地方巡業に旅立たなければなりませんでした。
スズ子が名残惜しそうに旅立っていったころ、世の中は戦争の影響がさらに強まっていて、東京や大阪などの大きな劇場は次々と閉鎖せざるをえない状況に追い込まれていました。
巡業地で公演をおこなうスズ子は、観に集まってくれた客に向かって感謝の言葉を交えた挨拶を初めます。
“皆さんの拍手がワテの力になり励みになります”
“生きる糧となります”
厳しい状況でも歌える喜びを感じていたスズ子は、観客のために一生懸命に歌い続けていましたが、地方でも警察の目が厳しくなってきたり出演料が農作物に代わったりしはじめます。
地方巡業をしても楽団の経営は厳しい状況になりつつあったのでした。
それでも愛する人がいるということが与える人への力の大きさを思い知らされていたスズ子。
そしてスズ子はまめに巡業先から愛助への手紙をおくったり、東京にもどったらすぐに駆けつけたりしていました。
そんなある日のこと、楽団事務所ではマネージャーの五木が大きな溜息をついていました。
“今月も赤字と”
そう呟いた五木は1枚の写真を取り出して物憂げに見入ります。
写真には和服姿の女性と幼い男の子が写されていたのでした。
そんな五木を坂口支社長が村山興行東京支社に呼び出します。
何としてもスズ子と愛助を別れさせたくて、五木をつかって画策しようと考えた坂口。
“あの2人をなんとか別れさせることでけまへんか”
そう切り出した五木は、社長に知れる前に何とかしなければならないと言いながら、五木の前に金が入った封筒を差し出したのです。
数日後の楽団の事務所でスズ子に愛助と別れて欲しいと切り出した五木。
別れたフリをするだけで良いと言う五木は、そうすれば楽団を経営難から抜け出させることができると告げます。
五木は村山興行を騙して金をもらおうと相談を持ちかけたのでした。
しかしスズ子は五木の申し出をキッパリと断ります。
さらに心配になったスズ子は、五木にもう金を受けとってしまったのかと確認したのでした。
“もらうわけないじゃない”
そう否定した五木でしたが、実際は胸ポケットには金が入った封筒が入っていたのです。
そして五木はスズ子の肩を叩いて、坂口にキッパリ断ってくると言い残して事務所から出て行ったのでした。
<ブギウギ 第12週58話の感想>
愛助と気持ちを通じ合えたスズ子は、心の支えを得たことで充実していたみたいですね。
でも現実は厳しさを増していて、楽団が陥っていた経営難は待ったなしの状態だったようです。
そんな状況で何としてもスズ子と愛助を別れさせたい坂口は次なる策として五木にアプローチしてきました。
でも五木の言動がなんか変じゃないですか。
見入っていた写真も気になるし、まさかの持ち逃げもありそうですね。
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