NHK大河ドラマ
「光る君へ」5話の2月4日放送ネタバレ あらすじ内容です。
前回の4話あらすじで、まひろは「三郎」の正体を知りますが、直接聞くことができたわけではありません。
源倫子の代理で宮中で舞いを踊っていたとき、隣の公卿が、母を殺した「みちかねさま」と呼ばれる人物だったからです。
舞いが終わったあと、まひろは他の姫たちの話から、「三郎」の正体が藤原道長という人物で、母を殺めた藤原道兼の弟であることを知りました。衝撃のあまり、まひろは気を失ってしまいます。
5話タイトルは「告白」「出世のため,道長の真意,文でまひろに真実を告白」と題して5話をお送りします。
⇒光る君へ のドラマガイド公式本 ⇒ここでドラマ前半の19話までの内容が読めます⇓⇓
光る君へ5話あらすじネタバレ 直秀と三郎の正体藤原道長,道兼を発見
光る君へ5話あらすじネタバレ:藤原惟規/太郎のために
行事で代理として舞ったまひろでしたが、居並んでいた公卿たちの中に三郎こと右大臣家三男の藤原道長だけでなく、自身の母親を殺した道兼がその兄であることを知って気を失ってしまったのでした。
まひろが気がついたのは翌日になってからで、自分の家に運び込まれていたのです。
そしてまひろが起き上がったことを知った父親の為時は、自分の部屋にくるようにと呼びつけます。
為時は母親を殺めた男の顔はもう忘れて覚えていないと思ったから、まひろが代役で舞うことを認めたのだと告げます。
ところがまひろは藤原道兼が犯人だという真実を知ってしまいました。
そんなまひろに向かって、この先は道兼のことは胸の奥にしまい込んで生きて行って欲しいと頼みます。
そうすることが藤原惟規と改名した太郎の出世を妨げることになると言うのです。
さらに、まひろは賢いので自分の力で地位をつかみ取ることができるが、弟は藤原兼家の引き立てがないと官職のひとつにも就けないと諭して頭を下げて頼んだ為時。
それを聞いたまひろは頭では父親の言う通りにすべきだと思うものの、とてもやり切れるものではないと苦悩したのでした。
次の和歌の勉強会の日がやってきましたが、まひろは左大臣家にはいかずに自分の部屋でビワを奏でていました。
ビワを弾きながらまひろは道長のことばかりを考えます。
どうして道長はわざわざ下人の姿になって町中を歩いていたのか。
なぜ自分の高貴な身分を隠し続ける必要があったのか。
お互いが身を明かそうとしたあのとき、もし藤原宣孝がやって来なかったら自分に身分を明かしてくれていただろうか。
もし道長が兄が自分の母親を殺めた張本人だと知ったらどうするのだろうか。
まひろは独りであれこれ考えを巡らしたのでした。
ある日の晩に道長と兼家が夕食をともにしていました。
そのときに道長に向かって、何か面白い話はないかと話題を求めていた兼家。
すると道長は関白である藤原頼忠の屋敷での出来事を喋り始めます。
それは道長が頼忠の息子である藤原公任や内親王の子である藤原斉信たちと関白の屋敷に集まって漢詩を学んでいたときのことでした。
そのとき公任や斉信たちが、帝の在位が長くなるだろうとの話になったといいます。
その理由は、帝が若いうえに志も高くて素晴らしいからだというのでした。
その話を聞いた兼家から花山天皇をどう思うかを尋ねられた道長。
“私は、帝がどなたでも変わらないと思っております”
“大事なのは、帝をお支えしている者が誰かということではないかと”
すると道長の考えを褒めた兼家が自分の想いを口にしたのです。
“我が一族は、帝をお支えする者たちの筆頭に立たねばならぬ”
“そのためには、東宮様に帝になっていただかなければならぬのだ”
そして道長もそのためにいるのだと告げて、そのことを覚えておくように命じた兼家。
⇒光る君へ のドラマガイド公式本 ⇒ここでドラマ前半の19話までの内容が読めます⇓⇓
光る君へ5話あらすじネタバレ:道長の真意,文から密会し真実告白
しばらくしたある日のこと、まひろの元に文が届きます。
それは道長がまひろに宛てたものだったのです。
“五節の舞の日、倒れられたと聞いた。胸を痛めておる。ぜひ会って話がしたい。次の満月の夜、藤原為時殿の屋敷を訪ねる”
道長からの文を読んだまひろは、すぐに乙丸を散楽一座に向かわせます。
乙丸には直秀が自分のところにあらわれるよう頼んでいたのです。
すると以前と同じように直秀が姿をあらわします。
まひろは以前と同じように闇に紛れながら屋敷の塀の上にあらわれた直秀に頼みごとをしました。
それは父親である為時の目の届かない場所で自分と道長が会えるようにして欲しいというものだったのです。
まひろから頼まれて既に廃屋となっていた一軒の屋敷で二人が会えるように手引きした直秀。
そこで会った道長は自分の身分を隠していたことをまひろに詫びます。
“お前をだまそうとしたことは、1度とてない。驚かせてしまって、すまなかった”
すると舞の席で自分が倒れ込んだわけを説明したまひろ。
“まことは…三郎が道長様だったから倒れたのではありません”
そして6年前にあったできごとを道長に明かしたのです。
自分の母親が道長の兄である道兼に殺されたこと。
さらに父親の為時は兼家から禄をもらっていたことで自分の妻を殺されたのに見て見ぬふりをしたこと。
まひろから話を聞かされた道長は、自分の一族の罪を詫びて許しを乞うのでした。
頭を下げている道長に向かってまひろは返します。
“三郎のことは恨まない。でも道兼のことは生涯呪う”
そしてあの日に自分が三郎に会いたいと言って駆けだしていかなければ、母親は殺されることもなかったと自分を責めながら泣き崩れたのでした。
そんなまひろの背中に手を添えた道長。
そしては直秀にまひろを託した道長は馬にまたがって走り去っていったのです。
屋敷に戻った道長は、父親の兼家と一緒にいた道兼に向かって詰め寄ります。
“6年前、人を殺したのか?”
ところが道長から問われた道兼は、悪びれることなく言い返してきたのです。
“虫けらの1人や2人、殺したとてどうということはないわ”
その言葉を聞いて激昂した道長は兄の道兼を殴り飛ばします。
すると父親の兼家がすべてわかったうえで自分が犯した罪をもみ消してくれたことも明かした道兼。
道兼の話はそれだけではありませんでした。
“ことの発端は道長にあったのだ”
そう口にした道兼は、その日のことを話はじめたのです。
6年前のことの発端は、道兼が下男を理不尽に殴ったことを道長が非難したことがきっかけだったのでした。
弟から非難された道兼は、それに腹を立てて道長を殴っていたのです。
そして、母親からそのことを叱責されてしまった道兼。
道兼はそのことで苛立ってしまっていて、たまたま道で通りかかったまひろの母親を殺してしまっていたのです。
“お前が俺をいらだたせなかったら、あんなことは起きなかったんだ”
道兼から屁理屈をぶつけられて道長が言葉を失っていると、そのやりとりを聞いていた兼家が等々に大笑いし始めます。
“道長にこのような熱き心があったとは知らなんだ”
“これなら我が一族の行く末は安泰じゃ”
今日は好い日だと話す父親の言葉を聞かされた道長は、ただただ愕然とするしかなかったのでした。
⇒光る君へ のドラマガイド公式本 ⇒ここでドラマ前半の19話までの内容が読めます⇓⇓
スポンサード