今回は『虎に翼』の17話（第4週）4月23日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【大庭徹男の講義】と題して第4週17話をお送りします。
穂高教授の代役として講義をすることになった弁護士の大庭徹男。
講義内容は犬にかまれて怪我を負った未婚女性の両親が訴えを起こした案件です。
ところが大庭は講義中に明からさまに妻である梅子をおとしめるような言動を繰り返したのでした。
＜虎に翼 第4週17話のあらすじ＞
穂高教授の代役で大庭があらわれた途端に、スンッとしてしまった梅子。
そんな梅子のようすをみて寅子たちは困惑してしまし。
そして大庭の講義が始まると、学生にわかりやすような判例を持ち出して議論させたのです。
しかも大庭は自分の妻である梅子を引き合いに出した狩る愚痴で男子生徒たちの笑いをとったりしたのでした。
ところが大庭が未婚女性にとって容姿が何よりも大事だと説明すると、寅子だけでなく涼子や香淑が意見します。
そして大庭が口にした言葉は
“君たちのように利発で容姿端麗なご婦人方は該当しない”だったのです。
そんな大庭に男子学生たちが賛同すると、寅子たちは納得できずにモヤッとしてしまったのでした。
そして大庭は梅子を小バカにしつづけて去っていきます。
講義の間中は無言でスンッとした態度のままでしたが、いなくなった途端に普段通りの笑顔に戻った梅子。
そして梅子は笑いながら告げます。
“うちの人、若い人と話し慣れてないから、すぐに私を使うのよ”
“話の潤滑油に、、、”
さらに梅子は放課後にハイキングの計画を立てようと『竹もと』に集おうと提案したのです。
寅子はそんな梅子に違和感を覚えますが、梅子が自分がご馳走すると言ったことで男子学生たちも賛同してくれます。
ところが『竹もと』で明律大学法学部の面々が話あっていると、帝国大学の学生が数人で店に入ってきました。
すると驚いた表情で声をかけた梅子。
“撤太さん、どうしてここに”
何と帝大学生のひとりは梅子の長男だったのです。
ところが帝大生たちがあらわれた途端に何故か急に黙り込んでスンッとしてしまった明律大学法学部の男子学生たち。
不思議に思った寅子でしたが、実は明律大学法学部の男子学生は帝大生に強い憧れとコンプレックスを抱いていたのです。
やがてハイキングの当日がやってきます。
待ち合わせ場所についたとき、何故か物陰に隠れている香淑の姿をみつけた寅子。
“ハレンチな話をしているから入りにくくて、、、”
香淑は男子学生たちが交わしている会話に尻込みしていたのでした。
それは女子学生を理解してくれているはずの花岡が、恋文をもらった数や寅子たち魔女5人組とうまくやっていると自慢げに話していたのです。
しかもさらに得意げに話を続けた花岡。
“女ってのは優しくするとつけあがるんだ。立場をわきまえさせないと”
それを聞いて頭に血がのぼった寅子が抗議しようとしたとき、何とバンカラ男子学生の轟太一が花岡に怒りの声をぶつけたのです。
“花岡！誠意がない態度はいただけない”
寅子は轟が花岡に向かって何度も発言の撤回を求めるのをみて、それまでの考えを改めたのでした。
“轟、意外といいヤツ”
＜虎に翼 第4週17話の感想＞
法律も改正されて女性の地位が見直されつつあるなかでも、昔ながらの考えが抜けない男が多かった時期なのかも知れませんね。
大庭徹男もその中のひとりだったようで、梅子が弁護士を目指した動機になっているように思われます。
そして花岡も化けの皮がはがれれば同じ仲間で、それまで軽視されていると思っていた轟の方がちゃんとした考え方をしているみたいでしたね。
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