虎に翼8週38話5月22日水曜【穂高教授に言われたくない言葉をもらう…

今回は『虎に翼』の38話（第8週）5月22日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【次々に送られてくる赤紙】と題して第8週38話をお送りします。

 

赤紙が猪爪家の長男である直道に届けられます。

 

無事に帰ってくることを願いながら直道を送り出した寅子たち。

 

ところが、しばらくすると今度は轟にも『召集令状』がやってきたのでした。

 

＜虎に翼 第8週38話のあらすじ＞

 

猪爪家に『召集令状』が届きます。

 

それは長男である直道に宛てたものだったのです。

 

直道は息子の直人と直治を抱きしめて妻である花江のことを託します。

 

“お母さんを頼んだよ”

 

そして次に抱きしめられ、無事に戻ってくるよう夫に懇願する花江。

 

“絶対帰ってきてね”

 

こうして花江の言葉に何度もうなづいた直道は家族に見送られながら出征していったのでした。

 

その一方で雲野法律事務所で働く寅子のもとに、大学時代の恩師である穂高教授からの依頼が届きます。

 

何と寅子は母校の明律大学で講演することを打診されたのです。

 

そのときの寅子は身重でありながら、多くの弁護や法律相談の連載などを抱えていて多忙を極めていました。

 

にもかかわらず穂高教授からの依頼を二つ返事で引き受けた寅子。

 

講演の日になり久々に母校にやって寅子は、仲間と過ごした教室などをみてついつい感傷的になります。

 

“もう私しかいないんだ、、、”

 

ところが公演時間の直前に寅子は倒れ込んでしまい、その場で気を失ってしまったのです。

 

寅子が気が付いのは大学の医務室で、何と穂高教授が心配そうについていました。

 

そんな穂高教授に自分が妊娠していることを明かした寅子。

 

“先生私はどうすればいいのでしょうか、、、”

 

“まさか久保田先輩も中山先輩もお辞めになるだなんて思いもしなくて、、、”

 

“本当はつらくてつらくてたまらないんです”

 

“でも私がここで頑張らないと、辞めていった仲間の分もと思ってはいるのですが、、、”

 

寅子から苦悩していた想いを打ち明けられた穂高教授でしたが、仕事をしている場合ではないと諭し始めます。

 

結婚したからには、最も大切な務めは子を産みよき母になることだと告げた穂高。

 

そんな教授に自分までもが立ち止ってしまえば、女性が法曹界に携わる道が閉ざされてしまうと弁護士を続けたいと訴えると寅子。

 

“せめて出産ギリギリまでは働きたいんです”

 

しかし穂高の考えは変わることはなく、諦めるように仕向けたのです。

 

“君の犠牲は決して無駄にはならない”

 

“また次の世代がきっと活躍を、、、”

 

すると怒りさえこみ上げてきた寅子は、それ以上は反論することなく医務室をあとにしたのでした。

 

それから数日がたったある日のお昼時に、寅子はいつものように公園でよねと轟とで昼食をとります。

 

すると何と轟から赤紙が来たことを明かされたのです。

 

故郷の佐賀に戻ると話す轟は、男が兵隊にいくことで寅子の仕事は益々増えていくだろうと言ったエールを送ったのでした。

 

轟が立ち去ると、よねが寅子に話しかけます。

 

“私もやれるだけのことはするから、、、”

 

“お前は一人じゃない”

 

そのあとで二人が雲野法律事務所に戻ると、そこには何故か穂高教授が待っていたのでした。

 

＜虎に翼 第8週38話の感想＞

 

国のためにと鼓舞されて、不本意ながら戦地に向かった人たちは数えきれません。

 

今が嫌でも嫌と言えない時代じゃなくて良かったです。

 

それにしても寅子はあまりにも重いものを背負い込んでしまったようですね。

 

自分だけはと自らを奮い立たせる一方で、穏やかな暮らしのことを考える寅子はこの先にどうなってしまうのでしょうか。