今回は『虎に翼』の109話(第22週)8月29日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【想いを賭けての麻雀勝負】と題して第22週109話をお送りします。
寅子と優未が好きになれないから家を出ていくと言い出したのどか。
そんなのどかに優未は麻雀勝負を挑んだのです。
優未は自分が勝ったら関係改善に一緒に取り組むことを賭け、のどかは家を出ていくことを賭けたのでした。
<虎に翼 第22週109話のあらすじ>
寅子たちが甘味処『竹もと』で集っているところに不意に姿をあらわした司法研修所所長の久藤と東京地裁所長の桂場。
そしてその後で、女性職員の待遇改善を求める寅子に”時期尚早”と却下した桂場が密かに最高裁事務総局に根回しをしていたことがわかったのです。
しかも寅子たちの集まりを知った桂場と一緒に皆に会いにきたことを明かしてしまった久藤。
それを聞いた寅子は自分たちをさりげなく支援しようとする桂場に感謝して言います。
“この一歩を大切にします”
“そして確実に次の一歩に繋げます”
星家で皆に番号付きの棚を設置することを提案した優未。
それはかつて猪爪家にもあったものだったのです。
すると優未の提案を聞いて賛同した上に、自らが棚づくりを手伝うと言いだした朋一。
実は朋一は手先が器用で亡くなった母親の照子からも褒められていたのでした。
そんな朋一のことを”格好イイ”と寅子が褒めると、自分は母親のことをよく思い出すようになったと明かしてくれたのです。
それから朋一が母親との思い出を話し始めると、それを聞いた寅子や優未や百合の顔には笑みが浮かんだのでした。
ところがそのようすを階段の陰から見ていたのどかは、兄に裏切られたような気分になってスッと部屋に戻ってしまったのです。
昭和31年秋のとある日の深夜に、のどかは航一に連れられて警察から帰ってきました。
芸術家たちの集会に参加していたのどかは警察に補導されてしまっていたのです。
厳重注意で済んだものの家族の心配をよそに謝ることなく自室に籠ってしまったのどか。
翌朝になってものどかは皆に謝罪せずに不機嫌な表情で百合に朝食を準備させたのです。
するとそれを見かねた朋一が口を開きます。
“先に言うべきことがあるんじゃないか”
朋一の言葉で一触即発の事態に陥りますが、航一が朝からケンカはしたくないとその場をおさめようとします。
優未も何とかして不穏な空気を変えようと百合を手伝ってのどかの朝食をつくろうとしました。
するとのどかはそれを制止して貯め込んでいた自分の気持ちを吐き出したのです。
“ごめんなさい”
“私やっぱり無理だわ”
“家族のようなものだなんて、、、”
そして嫌なものは嫌だと言い放ったのどかは、寅子と優未がどうしても好きになれないと告白したのでした。
それを聞いた寅子はおおきなショックに襲われて思わず優未を連れて外にでます。
寅子たちがいなくなった星家では、航一が気まずそうに家族に背を向けるのどかに怒ることなく無理をさせてしまったことを謝ったのでした。
すると困惑したようすになって意を決したように言葉を絞りだしたのどか。
“私が家を出ていく”
“それが1番!みんな幸せでしょ”
そのときに優未がひとりで戻ってきてのどかに声をかけます。
“私とマージャンしてください”
それは星家で常になっていたお願いごとを賭けての麻雀で決着しようという提案だったのでした。
自分が勝ったら嫌いな理由を明かして一緒に改善する方法を探って欲しいと条件をだした優未。
するとのどかは自分が勝ったら家をであると返したのです。
こうして優未とのどかの要望を賭けた麻雀が航一と朋一を加えて始まりました。
いざ勝負がはじまると優未が独走状態になりほどなく決着が付きそうになったとき、そこに寅子が戻ってきました。
ところがその途端に優未はお腹を押さえて苦しそうにうずくまってしまったのでした。
虎に翼22週110話ネタバレのどか出ていく!家族のようなもの休止
<虎に翼 第22週109話の感想>
桂場は不器用だけど心優しいイイ人ですよね。
しかもシャイなのか根回しのことを独りでは明かしにくくて久藤を引っ張り出すなんてちょっと笑えましたね。
星家では優未の提案で朋一との溝が埋まってきましたが、のどかの反発はエスカレートしてしまいます。
“好きになれない、、、無理”って言われたら誰でも言葉を失ってしまうのに、優未は中学生らしくないほど冷静で驚かされます。
想いを賭けた麻雀勝負が佳境に入ったときの優未の腹痛はもしかしたら優三から遺伝したものなのか心配ですね。
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