朝ドラ カーネーションの5週ネタバレあらすじ
の1話ごとの詳しい内容です。タイトル「私を見て」25話から30話まで
カーネーション5週ネタバレあらすじ[私を見て]
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カーネーション朝ドラネタバレあらすじ最終回までキャスト相関図
朝ドラカーネーション第25話
昭和7年12月におきた東京の黒田屋百貨店での火事を報じた新聞を読んだ糸子は女性店員の制服に商機を予感します。
さっそく新聞の切り抜きを持って心斎橋にある百貨店に生れてはじめて入ったのでした。
そして女性店員が着物に前掛けをしているのを見て思わずほくそ笑んでしまう糸子。
糸子はさっそく出入り口で案内をしていた女性店員に自己紹介したうえで制服のことで社長に面会させて欲しいと頼んだのでした。
あいにく社長は不在ということで支配人の花村がやってきますが、糸子を見るなり怪訝そうな顔になります。
そんな花村に糸子は東京での火事の記事がきっかけとなって女性店員の制服を洋服にする世論が高まっていることを訴えたうえで、自分に対応させて欲しいと伝えたのです。
ところが花村は制服は店の顔みたいなもので実績と信頼があるところとしか取引しないと言って帰るように言います。
見事に門前払いを食らってしまった糸子でしたが、花村から制服で一番大切なものはデザインだと訊きだしていて、その足で八重子のもとに向かったのでした。
糸子から相談を受けた八重子はファッション誌を持ち出してきて、参考になるデザインを探そうと言ってくれます。
そして見つけ出した写真をもとにして糸子はその日中に10数枚のデザイン画を描き上げたのでした。
翌日になって百貨店の開店と同時に花村支配人との面談を申し込んだデザイン画を携えた糸子。
しかし花村は面談してくれません。
諦めるわけにはいかない糸子は花村が通りかかるのを待つことにしたのでした。
やがて通りかかった花村を捕まえた糸子はデザイン画を見せますが、ちょっと見ただけで駄目出ししたうえで二度とくるなと言い放ったのです。
しかしそんな花村の言葉は逆に糸子の闘志を燃え上がらせたのでした。
第26話
糸子が小原家に戻ると八重子が心配して成り行きを訊きにきました。
そして1回断られたくらいで諦めないと告げた糸子は、帰ってきてからもデザイン画を描き続けていたのです。
ところが花村から平凡なデザインと言われた糸子は斬新なものが浮かんでこず悩んでいたのでした。
そんな糸子に八重子がアドバイスしてくれます。
女性店員が斬新すぎる制服を着ていたら安心して買い物できなくなると話す八重子は、斬新さよりも案内して欲しくなるデザインがイイのではと言う八重子。
すると糸子も花村を認めさせるデザインではなく、自分が嬉しくなって話し掛けたくなるデザインを描こうと発想転換したのでした。
それから糸子はひたすら机に向かってデザイン画を描き続け、明け方になってやっと新しいものができあがります。
すると朝方に糸子の部屋にやってきて、出来上がったデザイン画を見せろと言う善作。
さらに善作はデザインが認められてからサンプルを作るのではなく、自分でサンプルを着こんで見せに行けばイイと言うのでした。
しかし小原家にはお金も生地もありません。
そこで糸子が思いついたのは神戸の祖母からもらった品々を売却したお金で生地を買うことだったのです。
そうして2日間一睡もせずにサンプルを作り上げた糸子。
さっそく自分で着こんで鏡の前に立って自己満足した糸子は、そのまま朝食をとっている家族のもとに行きます。
すると妹たちも絶賛してくれ、善作も着た姿を見せた方がインパクトもあると言うのでした。
百貨店についた糸子はさっそく花村を待ち伏せる場所に向かいます。
途中にいた女性店員に制服の感想を訊くと、自分も着てみたいと褒められます。
そしてやってきた花村にサンプルをつくってきたと着ている制服を見せた糸子。
すると花村は糸子が着ていた制服のサンプルをじっと見たのでした。
第27話
制服のサンプルをみた花村は糸子を百貨店の入口に立たせて何やらメモを取り始めます。
すると糸子が花村がイメージしやすいように来店客を迎えると、何とネクタイ売り場を尋ねられたのです。
糸子がお客から尋ねられたのを見て驚かされた花村。
その後から花村に支配人室に呼ばれた糸子は、何とそこで採用を言い渡されたのでした。
ところが花村の話には続きがありました。
せっかく制服をリニューアルするなら新年の初売りに合わせたいと告げた花村は、それに間に合うように20着を揃えろと言うのです。
無理だったらデザインだけ買わしてもらうと話す花村に糸子は即答で縫製までできると言って請け負ったのでした。
そうして糸子は1週間以内に20着の注文を請けますが花村からは何回も納期を守れるかと確認されたのでした。
すると花村は糸子に代金の2割を前金で渡してくれます。
百貨店を後にした糸子はさっそく生地を買い付けて岸和田に戻ったのでした。
小原家に戻った糸子は千代とハルに事情を説明し裁断を手伝ってもらうことにします。
次に糸子が向かったのは桝谷パッチ店でした。
久々の再開となった桝谷夫妻との挨拶もそこそこに事情を説明してからミシンを貸して欲しいと頼み込みます。
ところが年末まで仕事が多く入っていて夜もミシンを稼働させていることがわかったのでした。
次に糸子が神戸に電話をして事情を説明すると、清三郎や貞子は喜んで泊まり込みでミシンを貸してくれたのです。
ところが糸子が神戸へ行くのを知って断固として反対しはじめた善作。
するとハルが善作のことは自分が何とかするから糸子は神戸へ行けと言ってくれます。
そうして糸子は荷物をまとめて電車に飛び乗ったのでした。
第28話
糸子が松坂家につくと既に清三郎の会社からミシンが運び込まれていて糸子を喜ばせます。
そして挨拶もそこそこに糸子はさっそく仕事に取り掛かったのです。
やがて夕食が始まると清三郎が会社でも空いているミシンがなかったため社長命令で空けさせたと自慢します。
いつもならそんな話で楽しい時間であるはずなのに千代やハルが善作から辛く当たられていないか心配で仕方ない糸子。
そんな糸子のようすをみて松坂家の家族は仕事のことを考えすぎだと勘違いして心配してくれます。
しかも浮かない顔をしているところに、静子から電話がかかってきて糸子を嫌な予感が襲ったのでした。
電話はすぐに戻ってくるようにというものだったのです。
静子によると糸子が神戸に向かったあと、善作が千代に激怒して手を挙げようとしたときハルが割り込んできて自分を殴れと迫ったのだと言います。
しかも糸子の妹たちも千代を庇ったため店中の反物を抱えて何処かに出かけて行ってしまった善作。
すると夕食時に上機嫌で木之元を連れて帰ってきた善作は何とミシンを買ってきていたというのです。
それを聞いた糸子は明朝一番の電車で岸和田に帰ることにしますが、清三郎と貞子は涙を流して寂しがったのでした。
糸子が小原家に帰ってくると店の一番目立つ場所にミシンが置かれていたものの、今までたくさんの反物が置かれてあった棚が空になっているのに気付きます。
その日から洋裁店に様変わりしてしまった小原呉服店。
すると善作は怒ることもなく糸子に早く仕事をするようにと促したのでした。
そして善作の指示で家族全員が心斎橋百貨店の制服作りを手伝います。
そして納品日の前日である昭和8年1月1日に花村から指定された20着が完成したのでした。
第29話
心斎橋百貨店では糸子によって運びこまれた20着の制服を男性従業員がチェックしはじめます。
そして問題ないことを報告された花村が納期に間に合わせたことを労おうとしますが、何とそのとき糸子は眠ってしまったいたのです。
花村の声で目を覚ました糸子は検査の結果を聞いて安堵します。
そして花村からはやく帰って寝なさいと言われながら残りの代金を受取った糸子。
翌日の初売りの日に糸子は妹たちを連れてふたたび百貨店を訪れます。
新しい制服を着用した店員の姿を見て感激していると、ある婦人客が花村に話しかけるのが目に入った糸子。
何と制服が変わったのかと尋ねた婦人客は、次には凄くイイと伝えていたのでした。
ところが制服を納めたあとの仕事が続きません。
その一方で道を歩いていて奈津から木の実を投げつけられた糸子。
奈津は百貨店の仕事が何だったのかが気になっていたのです。
制服を納めたことを伝えた糸子は中村春太郎とのことを訊き返します。
すると自分は吉田屋の若女将になったと告げて再び木の実を投げつけて去っていったのでした。
同じころ、二ヶ月後には学校を卒業することになっている静子が糸子の洋裁を手伝いたいと言い始めます。
そんな静子に洋裁の仕事を手伝いたいなら仕事を取ってこいと突き放した糸子。
すると静子は仕事を取ってくると言い残して何処かに走っていってしまったのです。
しばらくしてリアカーを引く男を連れて帰ってきた静子。
その男はパッチを作ってくれる店を数10軒あたっているが引き受けてくれるところが見つからないと言います。
パッチなら縫えると何枚必要かを訊いた糸子。
明日の朝まで100枚と聞かされて糸子は驚いて大きな声を出してしまいます。
それでも困り果てた男を見かねた糸子は引き受けてしまったのです。
しかしそれを訊いた善作誰にも手伝わせないと激怒します。
そうして糸子は超難題に独りで立ち向かうことになったのでした。
第30話
糸子は家族がご飯を食べている間も独りミシンに向かってパッチを作り続けます。
何とか糸子を手伝おうとする家族の面々ですが善作が傍に張り付いているため手が出せません。
その一方でそんでもない仕事を持ってきてしまった後悔する静子。
しかも夜が更けてきたのに善作は新聞を読んでいて寝ようとしません。
千代もハルもそんな善作を苦々しく思うのでした。
しかし隙を見つけて何とか手伝おうとしていたハルが日付が変わると寝落ちてしまいます。
それを見た善作はニヤリと笑いますが、次の瞬間に糸子も寝てしまっていることに気付いて焦って起こそうとするのでした。
そして夜が明ける頃になって遂に自分だけでパッチ100枚を縫い上げた糸子。
ところが寝落ちていた善作が目を覚まし、完成したパッチを見て細すぎて足が通らないことに気づいたのでした。
糸子の叫び声で台所で寝落ちていたハルが目を覚まします。
すると善作はハルに向かって家族全員を起こして手伝わせろと言い出したのです。
善作と千代とハルが糸を解いて糸子が縫い直す流れ作業を急ピッチで進めた小原家。
そうして何とか出来上がったパッチをやがて依頼主の男が取りにやってきました。
男は感謝するときっと繁盛店になると言って代金を渡された糸子。
ところが封筒の中身を確認してびっくりする糸子に男は代金は倍って言ってなかったかと言います。
喜んで礼を言う糸子の様子を傍らでうかがっていた善作は、あとから代金も確かめずに仕事を請け負うとは何事だと怒って見せたのでした。
学校を卒業した静子は4月から就職して会社務めをするようになります。
小原呉服店はというと何屋かわからない閑古鳥が泣く状態で、糸子は手伝いたいという妹も雇えない自分を情けなく思うのでした。
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