この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年6月10日、11日の放送61話62話の内容です。
加代と東京で再会したが、浩太の姿はなく捨てられてたと…おしんの説得で加代は酒田にもどる決心をするのでした。そして重要人物の田倉竜三とおしんは出会うのでした。
<おしん61話62話のあらすじ>
必死で逃げる加代をおしんは追いかけます。
加代は曲がり角で靴が脱げてしまっておしんに追いつかれてしまいました。
「お加代様とは、よく酒田の砂丘で、駆けっこしたけどぉ‼」
いつもおしんには敵わなかったから逃げても追いつかれる事が分かっていたと言う加代。
加代のパンプスの踵が丸ごと取れてしまっています。
昨日下したばかりの舶来の靴だったのにと嘆いたあと、おしんの傷を気遣う加代でした。
おしんの脚は石か何かでパックリと傷口が空いていました。
でも、おしんは傷の痛さより加代に会えた嬉しさで抱き付いて泣き出したのでした。
圭とおしんは歩き疲れて喫茶店で休憩しています。
東京には行きたい青春の想い出の場所が沢山あると言うおしん。
その分だけ後悔も多いのだと話します。
あの時、加代に会わなかった方が良かったのかも知れないとおしんは物思いにふけるのでした。
加代は自分の下宿の部屋でおしんの手当てをしています。
手当てを受けながら浩太の事を尋ねるおしん。
部屋の掃除をしてから浩太が帰ってくる前に帰ろうとするおしん。
「いんだよぉ、誰も帰ってこないんだから‼」
そして加代は続けます。
「おしん。許してくれ!私、おしんと浩太さんのこと知ってて、、、おしんには顔向けのでぎねぇことしてしまった‼」
済んでしまった事はいいと言うおしんは浩太と上手くやっているのかと聞きます。
「浩太さんには、捨てられてしまったんだ‼よく来てくれたのは東京に来た始めの頃だけで、それだって、来たって何してるかも話してくれないで、また出てってふた月も三月もほっとかれるし、、、」
加代は浩太の事をもう諦めていて、それは多くの人を裏切った罰だと言うのでした。
でも、おしんに会えて少しだけ楽になれたとも言います。
何故、縁談を断って酒田の家を出たのか?浩太のせいか?と今度は加代がおしんに聞きます。
「いいえ。縁談の相手が、おかしな男だと思ったから、、、髪結になったのも、一人で女でも生きていけれるようになりたいと思ったから!浩太さんのことは何の関係もないんです‼」
加代は小夜が昨年亡くなった事を知りませんでした。
加賀屋が加代の帰りを待っていると加代に伝えるおしん。
おしんは加代に浩太の事を諦めているなら酒田に戻った方が良いと勧めるのでした。
でも、加代は諦めていても初めて好きになった人と会える可能性を無くしてしまいたくはないから東京から離れられないと泣きながら言います。
そして自分と会った事を誰にも言わないで欲しいとおしんに頼み込む加代でした。
アテネにいつものように出髪にいくと染子しかいませんでした。
染子は竜三からおしんが用心棒に殴られたことを聞いて謝るために順番を替わってもらっていたのでした。
「ひどい目に遭わしちゃったわねえ、変なお店紹介しちゃって。彼氏からも、よく詫びを言っといてくれって‼」
染子はおしんに謝るのでした。
銀座の方はまた改めてお願いすると言われたおしんは染子の顔を立てたのでもう堪忍してくれと頼みます。
銀座のようにお高くとまっている様な場所は好かないから此処だけで良いと言うおしん。
竜三は取り巻きがいて電話がつながらないので自分の代わりに断りの手紙を書いておいてくれと染子は言います。
そこにおしんに客だと八重子が呼びにきます。
表にでるとそこには加代がいました。
加代は一度、酒田に帰ることにしたとおしんに言います。
東京の部屋は浩太が帰ってきた時の為にそのままにしておくと言う加代。
そして何かがあったらおしんに連絡するように書置きを残しておくから頼むと言うのだ。
駅まで送ると言うおしんに酒田には長くはいないつもりで帰ってくるからと加代は断るのでした。
加代は何よりも浩太が大切だから戻ってくると言うのです。
アテネでは銀座の店の一番の売れっ子と言われている加代の噂をしています。
染子も茂子も八重子も加代と竜三を張り合っても勝ち目はないとお互いに言い合っていたのでした。
おしんはたかから暇をもらって加代の部屋にきていました。
加代が留守をしている間に部屋の大掃除をしておくと言うのです。
自分も気になっていたと言う加代はおしんの申し出を喜んだのでした。
ふたりが部屋を出ると若い男から声を掛けられます。
「田倉さん⁉」
男は加代が昨日も今日も店を休んだので心配して訪ねてきてくれたのでした。
そしておしんを見て驚きます。
「おお!あんた、あん髪結さんじゃなかね⁉いや、夕べはひどい目に遭わせた。怪我はもうよかね?」
田倉、おしん、加代はレストランにきています。
おしんに謝りながらも加代に会う切欠をつくったからまったくの無駄ではなかったと笑う田倉。
加代は何かと田倉から世話をしてもらっていたと言います。
田倉は女も打ち込むものがあっていいと加代に絵の勉強を勧めていたのでした。
3人はボーイが注いでくれたワインで乾杯をします。
これがおしんと田倉竜三との初めての出会いだったのです。
でも、羅紗屋だという田倉はおしんにとって遠く離れた世界の人でしかありませんでした。
その夜、加代は上野を発って酒田に向かったのでした。
<おしん61話62話の感想>
加代は半分諦めつつも自分の夢を追い続けていました。
おしんに悪いと思いながらも浩太への想いが抑えきれなかった加代は東京で待ち続けることしかなかったんですね。
でも、おしんに会って一度ちゃんと酒田との関係を正すことを決心してくれた加代です。
アテネの女給3人が熱を上げていた竜三が思わぬ形でおしんの目の前におあらわれましたね。
加代のことを心配して何かと面倒を見てくれたと言う竜三は一体どんな男なんでしょうか。
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あらすじ63話64話かよが加賀屋に戻りお見合いに!竜三と急接近
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