おしんつねさん役キャストについて 丸山、その後 ひどいの内容です。
4月1日(月)からBSプレミアムで、再放送が始まった朝ドラ『おしん』。
おしんは、昭和58年(1983年)4月4日から昭和59年(1984年)3月31日まで放送され、
ドラマ史上、歴代最高の平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録し、
現在もその記録はどのドラマにも抜かれていない伝説的なドラマです。
中でも、少女時代のおしんが最初の奉公先である中川材木店で、おしんの躾係と
なった奉公人のつねによる厳しいおしんへの対応は、見ている人に今も昔も
衝撃を与えました。
そこで今回は、おしんつね役のキャストである丸山裕子さんの紹介とその後に
ついて、おしんがつねにされたひどい仕打ちについて紹介したいと思います。
おしんつね役のキャストである丸山裕子さんの紹介とその後
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(引用元:https://t-echo.co.jp/wp-content/uploads/actress/S41_MaruyamaHiroko_B.jpg)
生年月日 1946年10月22日(72歳)
出身地 東京都
身長 151 cm
職業 女優、声優
事務所 テアトル・エコー
丸山裕子さんは、1974年に放送された『はじめ人間ギャートルズ』のゴン役、
1983年に放送された『キャプテン翼』の石崎了役、1992年に放送された
『クッキングパパ』のみつぐ役で知られる有名な声優です。
声質が小原乃梨子さんに共通する部分があることから、『ドラえもん』の
野比のび太役の代演や、劇場版『アルプスの少女ハイジ』のペーターを演じた
こともある様です。
主演やメインキャラクターではないものの、数多くのアニメーション作品に
丸山裕子さんは出演されています。
最近では、2014年に公開された映画『大きい1年生と小さな2年生』に農家の
おばさん役として、出演されました。
また、丸山裕子さんは、女優としても舞台やドラマなどで活躍していました。
特に『おしん』での女中・つね役では強い存在感を見せ、注目を集めました。
おしんに出演して話題となったその後の女優としての活動は、所属事務所の
テアトル・エコー公演の舞台「サンシャイン・ボーイズ」(2002年)、「アラカン!」
(2011年)、「バッファローの月」(2016年)に出演されています。
また、外部公演では「おかしなふたり 女性版」、「間抜け役」、「セツアンの
善人」、「国定忠治」、「ビリーとヘレン」、笑劇モリエール「セレブ気どり」
など多数の舞台にキャスト出演。
テレビドラマでは、2001年に放送された日テレ系の『史上最悪のデート』に
出演されていました。
おしんが丸山裕子さん演じるつねにされたひどい仕打ち
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(引用元:https://www.nhk.or.jp/archives/sp/search/special/detail/?d=selection146)
つねは、中川材木店の奉公人であり、家事を20年以上取り仕切って来た女中で、
奉公に来たおしんの躾け係となります。
仕事熱心な人物である一方、頑固で気が強く、口調もきつい人物です。
下の者に対して温情を持って対応指導する姿勢に欠けていて、幼いおしんにも
容赦なく厳しく接します。
おしんが小学校に通い始めると「奉公人の分際で」と反対し、昼飯を与えず、
おしんはそれでも学校へ通います。
その様子を見かねた担任の松田先生は、おしんに昼飯を持って来てくれますが、同級生達は松田先生のおしんへの贔屓を快く思わず、おしんをいじめます。
そのため、武への危害を恐れたおしんは学校を辞めることにしました。
おしんが学校を辞めると、つねは、ようやく自分の立場がわかったのかと、
喜びました。
それから季節は流れ、冬。
つねは、自分の財布から50銭銀貨がなくなったのをおしんが盗んだと決めつけ、
おしんが奉公に来る際に、祖母がくれたなけなしの50銭銀貨を取り上げてしまいます。
おしんは必死に、つねの銀貨を盗んだのは自分でないし、そのお金は祖母から
貰ったものだと弁明しますが、全く聞き入れてもらえず、おしんはついに、
我慢の糸が切れて中川材木店から去りました。
おしんの失踪から20日も経ったある日、中川家の主人である軍次が、つねの財布
から無断で銀貨を借りていたのですが、そのことを言い忘れていたということが
判明しました。
しかし、つねは自分がおしんに対してしたことを反省することはなく、おしんは
故郷に逃げたのだとし、奉公の代償の米を取り返すことを口入れ屋の源助に
指示して、谷村家に前払いした米一俵の回収とおしんから奪った50銭銀貨の
返却というひどい仕打ちをしたのでした。
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ここまでが、おしんつね役のキャストである丸山裕子さんの紹介とその後に
ついて、おしんがつねにされたひどい仕打ちについての紹介でした。
おしんでつね役のキャストに選ばれた丸山裕子さんは、ドラマにはあまり出演されていない様ですね。
そのため、私はおしん以外のドラマで見たことがありませんでした。
しかし、声優としてキャプテン翼の石崎了役や、クッキングパパのみつぐ役など、有名な作品に出演されているので聞いたことのある人は多いのでは
ないでしょうか。
おしんでのつね役は、とてもインパクトのあるものだったので、丸山さんの
ドラマでの活躍も見てみたかったと思いました。
おしんの再放送で、つねのおしんに対するひどい仕打ちで再注目を集めていると
思うので、ドラマに出演してくれないかなと思っています。
それにしても、おしんに対するつねの態度はとてもひどくて、見ていてとても
可哀想でした。
奉公先からいなくなったのもつねのせいなのに、前払いの米俵を回収するとか
鬼かと思いました。
しかも、半年以上は働いているでしょうから、半分は回収しなくても良いの
では…?と思ってしまいました。
しかし、この辛い時期があったからこそ、おしんは加賀屋で頼りにされる存在となったので、悪いことばかりではなかったのかなと思います。
つね役を演じている丸山裕子さんは、おしん役の小林綾子さんにおしめを
投げつけるシーンなどを演じるのはとても心苦しかった様ですが、演出から
「鬼になれ」と言われ、怒鳴りつけたり、時には殴ったりして、憎まれ役を
演じきった様です。
そのおかげもあり、おしんに対する可哀想という気持ちや、応援する気持ちが
国民に芽生え、今でも語り継がれるドラマとなったのでしょう。
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