この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年9月9日、10日の再放送139話140話の内容です。
<おしん139話140話の簡単あらすじ>
身重で畑仕事を一生懸命こなしていたおしんは疲れがたまってしまいます。
おしめを洗いながら寝込んでしまった姿を大五郎に見つけられもう畑仕事は無理だから家の中の仕事をしろと言われてしまいます。
しかし、それは清からの虐めの時間が増える事にしかならなかったので翌日からは再び畑仕事にでたおしん。
秋がきて臨月を迎えたおしんは清から裏にある古い家の中で出産しろと言われたのでした。
<おしん137話138話のあらすじ>
おしんと圭は堀脇の小道を歩いています。
おしんが立ち止まったのに気付かなかった圭ですが少し戻っておしんの目線の先を見ると”田倉”の表札がありました。
「中の方の様子は変わってるようだけど、この門だけは昔のままだ、、、」
門を叩いてみるかとおしんに尋ねる圭です。
おしんはもし田倉家に自分を覚えている人がいたとしても良い思い出ではないはずだとそのままやり過ごすことにします。
塀からみえる家は旧家らしく立派で年季が入っているのが見えたのでした。
ふたりが田倉の家から少し離れていくときに老齢の男性と小さな女の子がやってきました。
すれ違うときに軽く会釈をしあいおしん達と老人と子供です。
子供に誰と訊かれた老人。
「さあ、どこの人やろうかいね。どっかで見たことある人ばってんがくさ、おじいちゃん思い出さんとたい、、、」
それは福太郎の長男の佐太郎でしたが言葉も交わさずに立ち去ったおしんでした。
佐和が身投げしたと云う堀に差し掛かったときに圭がおしんに死のうとは思わなかったのかと訊きます。
おしんは当時を振り返って死んだら負けだと絶対に生きようと思ったというのでした。
暑い最中での畑仕事は身重には辛く田倉の家の門をくぐったところで崩れてしまうおしんです。
そんなおしんを見て昔の嫁はもっと頑張っていたと竜三にだらだらと話し続けたのでした。
疲れ切ったおしんはおしめを洗っている時に眠ってしまいます。
福太郎に声を掛けられて目を覚ましたおしん。
「すみません、眠ってしまって……」
皆でスイカを食べているときに福太郎がおしんを休ませた方が良いと言い出します。
大五郎もそれに賛成しますが清だけは反対します。
すると大五郎は清と篤子を責め始めたのでした。
「嫁も娘もなか!同じことお産ば控えとっとぞ。休ますって言うたら休ます!
その後、大五郎はおしんの部屋に行き明日から畑にでなくて良いと伝えるのでした。
大五郎が居なくなった部屋で清は竜三に自分が間違っている事はしていないと話し続けるのでした。
大五郎は心配してくれるが竜三の家の中での立場をこれ以上辛くしないようにするためには、やはり畑を休むことはできないと思うのでした。
翌朝、おしんは畑に出るための道具を竜三と準備しています。
そこに、大五郎がやってきて出かけようとするおしんを見て竜三に怒ります。
「ふうけ者!こがん体でまだ働かすって言うとか。おしんがお清(きよ)に遠慮して田んぼさい出るっちゅうても、そいば止むっとが亭主じゃろうが!お前がおしんば守ってやらんで誰が守ってやっとか!」
その後、大五郎は清に篤子のようにごろごろさせるとは言っていないから家の中の仕事をおしんにやらせろと言うのでした。
「勝手をさせて頂いて申し訳ありません。よろしくお願い致します」
清にそう言うおしんですが、恒子もおつぎも自分の仕事は自分ひとりで十分だと何もさせてもらえないのでした。
「勝手ば知らんもんに奥ば引っかき回されちゃたまらんさい。体んきつかとない寝とっぎよか。そん方が邪魔にならんたいね」
清がそう言った時に雄の泣き声が聞こえます。
おしんが雄は自分が子守をすると清に言いますが清はおしんには任せられないと言い返します。
何もさせてもらえないおしんは自分の部屋にいるしかありません。
「まあ、何もさせんやったらおしんも自分の立場よう分かっさい。そいの分からんごたないこん家ば出てもらうと。いつまっでん役立たずの嫁ば置いとく訳にはいかんとじゃっけんね」
何もさせずに何もしないとおしんをいびる清。
清は、恒子が気を遣っておしんに素うどんを食べさせようとするだけで皮肉の嵐を吹かせたのでした。
そしていつもの様に自分の若い頃は、、、とまた話し始めたのでした。
最後には、やはり嫁は佐賀の女じゃなければ駄目だと、、、
おしんは清の嫌事話を聞かされて自分で煮たうどんを食べないと言います。
すると、勿体ないことするなと尽くおしんのすることに文句をつける清におしんは黙ってうどんを食べるしかありませんでした。
翌日、大五郎が朝食をとっているところに挨拶にいったおしん。
「昨日一日休ませて頂いたおかげで元気になりました。今日からまた田んぼに出して頂きます」
どうしたのだと大五郎が清に訊きますが清は何も知らんと言うのでした。
それ以降、おしんはどんなに身体が辛くても決して仕事を休みまなかったのです。
秋を迎え、おしんも産み月に入っていたある日、清から声を掛けられます。
清は出産が不浄なものだから篤子には納屋を使わせると言います。
おしんには納屋代わりにつかっている裏の家を掃除して使えと命じるのでした。
翌日、竜三と清に言われた家を見に行ったおしん。
家の中は農具やらで散らかり放題で酷い状態でした。
それを見て清に話をすると言う竜三を制してずっと住むわけではないから大丈夫と言うおしんでした。
<おしん137話138話の感想>
大五郎もおしんの身体を気遣って家の中の仕事をさせようとしますが、家の中は清が仕切っているので何もさせて貰えませんね。
恒子もおしんに気を遣ってはくれますが清には逆らいようありません。
清は田倉家の財布を牛耳っているので大五郎くらいしか物申す事ができませんんね。
いよいよ臨月を迎えたおしんに清の次なる虐めは使っていない納屋のような場所での出産です。
おしんは無事に出産できるのでしょうか。
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