この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年9月18日、19日の再放送147話148話の内容です。
<147話148話の簡単あらすじ>
圭とおしんがホテルで話している頃、おしんからの段ボール箱が届いた田倉家で皆がおしんの心配とたのくらスーパーのピンチについて話し合っていました。
○話は昔のおしんに戻って…
3日かけて東京に戻ったおしんはたかの店を訪ねます。
たかの店で髪結いを手伝おうとしますがまた右手が思うように動かず断念するのでした。
そして働いている佐和を訪ねてみますが雄を連れて働けない事を知らされてしまいます。
落ち込んでたかの店に帰ってくると的屋の健さんが待っていてくれたのでした。
<おしん147話148話のあらすじ>
圭はおしんとホテルに戻ってきています。
疲れただおうと言う圭におしんは若い時からの鍛え方が違うから大した事はないと話します。
自分が生きた時代と違ってものがあることの喜びがわからないから可哀そうだと言うおしんです。
金の本当の有難さも分かっていないと続けるのでした。
圭が仁と何かあったのかを訊こうとするとおしんに話をそらされてしまうのでした。
「ねえ、東京で送った荷物もう着いただろうね⁉」
大きな段ボール箱が田倉家のソフアーテーブルの前に置かれてました。
部屋には、禎と道子と仁と禎の夫の辰則がどうしたものか相談しています。
おしんは自分宛てに荷物を送っていたのでした。
4人はおしんの家出の理由が分かるかも知れないから開けようかと、、、
「東京にいらっしゃるんですかねえ、、、東京でお出しになったんでしょこの荷物、、、」
道子は自分がいびり出した見たいに思われるのが面白くありません、でも仁は自分にも本当の娘にも何も言ってこないと言います。
そして本題の並木の売却問題に話題を移していったのでした。
大手スーパーが進出されたら大打撃を受ける事が必至のたのくらスーパーです。
並木から丁重に断られて仁にもどうしようもありません。
おしんは知っているのだろうかと皆が気にします。
「いい加減にしろ。お前達がそんなこと言い合ったってどうなるもんでもないだろう!まあとにかくおふくろが帰ってくるのを待つ。それまで並木が大手スーパーと調印しないでくれるの祈るだけだ」
おしんと圭は田園風景の中を走る電車に乗っています。
「あの時も、同じ線路を走って東京へ行ったんだね、、、よくあんな向こう見ずなことができたもんだ。若かったんだねえ」
佐賀から東京までは汽車で3日の旅でした。
さすがのおしんも雄をつれての長旅に疲れてしまいますが東京の宛てはたかしか在りませんでした。
夕方、たかの店の前で躊躇しているおしん。
意を決しておしんは店仕舞をしようとしている若い女性越しにたかに声を掛けます。
「すみません!お師匠さん!田倉しんです、しんです!お師匠さん!」
1時間ほど待っていたと言うおしんに遠慮いらないのに相変わらずだとたかでした。
座敷で雄を寝かした後でたかと話をしますが中々本当の事が言い出せないおしんです。
そうしている内にたかが頼んでくれたうなぎが届きます。
うなぎを食べながらたかが尋ねます。
「男の子だったのかい、女の子だったのかい?」
何の事か理解するのに一瞬の間があったおしん。
「、、、死にました。生まれてすぐに、、、」
そして田倉を出てきた事、二度と佐賀には戻らないことを泣きながらたかに話はじめたのでした。
田倉家では竜三がぼうぜんとしたままで膝を抱えて座り込んでいます。
そこに清がやってきて、おしんも雄も居なくなったのだから後腐れなしに後添いを貰えると竜三に向かって言うのでした。
ふとんを並べて寝ながら話をするおしんにたかは自分の店で働いて欲しいといいます。
でも自分の右手がどのくらい動いてくれるのかが不安なおしんでした。
翌朝、おしんは早起きして店の準備をしたあとで寝室に戻るとたかが雄をあやしてくれていました。
おしんは初めてたかの店に来た時の事を思い出して懐かしみます。
でも、たかは時代は変わって試験に合格すれば修行もしなくても店がもてるよいうになったのだと言います。
昔の弟子も誰も寄り付いてこないとたかです。
開店前の店でおしんはたかの髪を梳きます。
「おしん。あんた、手どうかしたかい?」
つぎにコテを右手で握ろうとしますが手がおぼつきません。
「やっぱり駄目です。私もう髪結はできません!」
何があったのかと訊くたかにおしんは怪我のことを話します。
「首と、肩にケガしました。でもそのケガ治っても、右の指だけ動きません。申し訳ありません、、、ご厄介になってるのに何にも役に立たなくて、申し訳ありません!」
それを聞いたたかは良い医者に診てもらって焦らずになおせば良いと言ってくれるのでした。
たかはおしんと雄くらいなら養っていけるから心配するなと元気つけてくれます。
たかの店はふたりの結い子をつかっていて活気がありました。
雄を背負っているので思うように店の手伝いができないことを詫びるおしん。
でも、たかは自分はおしんに助けてもらって洋髪を始めることができたのだから大きな顔をしていれば良いと言ってくれます。
たかの温情が嬉しかったが髪を結えない自分はたかに厄介にはなれないと思うおしんでした。
おしんは雄とふたりでこの東京でいきていく為の仕事を見つけなければと決心していました。
“勝手口”と書かれた横に”座敷女中募集”の張り紙を見つけて気になっているおしん。
その時、ひとりの女性が勝手口の扉から顔を覗かせます。
「若奥さん!やっぱり奥さんでしたか!『おしんさんって人が訪ねてきとる』って番頭さんに言われて。ばってんまさかと思うたです!」
おしんは手紙に書いてあった佐和の働いている店を訪ねていたのでした。
勝手口から店の中に入って佐和と話をするおしん。
「佐和さん、、、私ね、やっと田倉のうちを出られたわ、、、」
おしんは雄とふたりで田倉の家をでたことを伝えたのです。
皆がきついと云うここでの仕事は佐賀に比べたら楽だと言う佐和に自分にも務まるだろうかと尋ねます。
でも佐和は子供をどこかに預けなければここでは働けないと雄と一緒に働けるところを探した方が良いというのでした。
おしんのことを気に留めて仕事もあたってみると言ってくれた佐和。
おしんが佐和と別れてたかの店に戻ってくると一人の男が店前でうろうろしていました。
男は的屋の健さんだったのです。
「おかみさん!お師匠さんに、おかみさんが東京へ来ていなさるって連絡もらって。お久しぶりだなっす!」
健の人懐っこい笑顔に救われたような気がしたおしんでした。
<おしん147話148話の感想>
やっとの思いで佐賀の田倉家から逃げ出せたおしですが東京で頼れるのはたかだけです。
たかを手伝えると思っていたおしんは怪我で完治していない右手では髪結いができない事を知りますね。
ようやく、佐賀から戻れたのに右手の不自由と雄が足かせとなって中々仕事が見つかりません。
そんな時に目の前に現れた的屋の健さん。
健さんなら何か仕事を見つけてくれそうな予感がしますね。
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