NHK連続テレビ小説101作目は、信楽を舞台にした女性陶芸家川原喜美子の半生を描いたドラマ『スカーレット』です。
今回はスカーレット第25週について確定詳細部分と史実より考察あらすじ紹介します。
注目はたけし武志が生きてるのか?それともなくなって死んでしまうのか?だと思います!今2つの説があるので両方載せますね❗
<24週先週のあらすじ>
百合子から武志への骨髄移植手術が無事に終わりました。
術後の武志の容態は安定していて、しばらくして退院できることになります。
久し振りに川原家に帰ってきた武志は、もう一度だけ八郎と一緒に食事がしたいと喜美子に頼んだのでした。
八朗も、武志が入院している間にドナーを探したり、病人に見舞いに来たりしていたのです。
川原家に帰ってきた武志は、『窯業研究所』には行かずに喜美子の工房で自分の作品づくりを再開します。
術後ということもあり、自分の体調と相談しながら工房に入りますが、自分の想いを込める様に作陶に打ち込んでいったのでした。
大阪のちや子も『骨髄バンク設立』に協力してくれていました。
そんなある日、武志はちや子からテレビ出演の依頼を受けます。
武志は、快くちや子の依頼を受けてテレビ出演し、その中で新しい作品への想いと『骨髄バンク設立』への支援を訴えたのでした。
そんなある日、喜美子は武志に八郎と3人での旅行を持ち掛けます。
武志の身体は手術が成功したものの小康状態を保っているだけだったため無理はできませんでしたが、3人は箱根への家族旅行に出かけたのでした。
その旅行中は、喜美子と八郎も普通の夫婦のようで、武志は親子3人での家族旅行を思う存分楽しむことが出来たのでした。
箱根から信楽に戻ってきた時、武志は八朗に数日間だけでも川原家に泊まっていって欲しいと頼みます。
それを聞いて、喜美子も頼んだので八郎は武志の言葉に従ったのでした。
しかしその翌日、武志の容態が急変して白血病が再発してしまっていたのでした。
<第25週のあらすじ>
武志が白血病を再発させて倒れてから、今まで以上に喜美子と八郎はドナー探しに必死になりました。
そんな中で、武志の病状は悪化の一途をたどっていました。
主治医の大崎先生は再発であることより今までより格段に命の危険性が高まっている事を伝えられる喜美子と八郎。
「もう長くはない、、、」
大崎先生からはっきりと伝えられてしまったのでした。
しかし、ふたりが必死にドナー探しをしたにも関わらず、武志の血液の型に一致するドナーはなかなか見つかりませんでした。
武志も自分の身体のことであり、このままでは命の火が消えてしまうのを薄々感じていたのか、敢えて自分の病状の事を聞こうとはしませんでした。
そんな時、武志が家に帰りたいと言い出します。
それを聞いた大崎先生と八郎は、武志の希望を叶えてあげようと喜美子の反対を説き伏せたのでした。
喜美子は何としてもドナーを探し出すつもりでいたのです。
死が近づいていることを何となく感じ取っている武志は、川原家に戻ったときに29歳の誕生日を迎えます。
川原家には、信作や百合子の他に『窯業研究所』の掛井先生もお祝いに駆け付けてくれました。
皆に囲まれて嬉しそうな顔をしていた武志。
皆が帰った後、武志は喜美子と八郎とで家の縁側に座って話をしていました。
それまで、気丈に振舞っていた武志でしたが、喜美子と八朗の前で隠してきた死への不安を泣きながら打ち明けます。
「怖い!まだ死にたくない、、、やりたかったことがたくさんある、、、」
その言葉を聞いて、平静を装ってきた喜美子と八朗も泣き出しそうになりますが、それを必死に堪えて武志を励まそうとするのでした。
それから武志は八朗に向かって話しかけます。
「お母ちゃんを頼む、、、幸せにしてやって欲しい、、、」
翌日、ふたりに見守られて武志はあの世へと旅立っていきました。
武志は最後まで母親想いの優しい息子だったのでした。
喜美子は最愛の武志を失って悲しみに明け暮れます。
最終回ラストは出発の琵琶湖で!たけしが生きてる説のもうひとつの物語
最後、武志は大崎医師の診察を受けます。
完治したとは言われませんでしたが、快方に向かっており、このままいけば完治も夢じゃないとのこと。安心した表情を見せる武志と喜美子八郎。
喜美子は八郎と武志を琵琶湖に誘います。
喜美子は今までの思い出を話始めます。
そして、
亡き常治とマツ、そして喜美子・直子・百合子の出発地でもある琵琶湖で、喜美子は武志を抱きしめます。
これからもずっと一緒に闘っていこう、幸せに暮らそう、いっぱい泣いて笑おうと言う喜美子に武志も頷いて応えるのでした。
ここからたけしが1度回復するも死んでしまう説の物語
数年後。
喜美子は体力的な問題もあり、穴窯を壊し、他の作品を作って生計を立てています。
武志を失った悲しみを抱えながらも、喜美子らしく前向きにひたむきに、
作品づくりに夢中になる生活をしています。
しかし、喜美子には自分が大切にしてきた陶芸が残されていました。
そして、武志も喜美子と同じ道を目指したと云う証として、武志の作った焼き物が残っていたのです。
そんな喜美子の傍らには八郎がいました。
八朗は武志が居なくなった後、武志の言い残した言葉に従うように自分の居を名古屋から信楽の川原家の喜美子を支えるために移ってきていたのです。
八朗にとっても武志は息子以上の存在でした。
武志のおかげで一旦は放棄した陶芸家の道を再び歩こうとしていたのです。
それから数年の月日が流れました。
喜美子は自分の体力的な問題もあり思い出をたくさん積み上げてきた『穴窯』を壊してしまいました。
しかし、陶芸家を辞めたわけではなく他の作品を作り続けています。
武志を失った悲しみは決して癒えることがない喜美子ですが、持ち前のひたむきに前を見据える姿は変わることなく、喜美子らしい作品作りに没頭する日々を送っています。
名古屋から信楽の川原家に戻ってきた八郎ですが、喜美子と再婚することはせずに、彼女が落ち着いたのを見届けてから再び名古屋に戻っていきました。
今は川原家にひとりで住んでいる喜美子ですが、周りには幼馴染の照子や信作と妹の百合子に囲まれながら元気に暮らしています。
そして、大阪の直子やちや子も時折訪ねてきてくれたりします。
もちろん名古屋に戻った八朗も、武志の言葉を忘れずに喜美子を支え続けてくれているのでした。
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<第25週の感想>
百合子のおかげで命をつないだかに思えた武志でしたが再発してしまいました。
武志は喜美子の古の信楽焼が放つ緋色の輝きを越えようと天目茶碗に輝きを求めたのかも知れませんね!?
これ以上はないと云う非情と喪失感を味わった川原喜美子は何を思いながら作品を作り続けているんでしょう。
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