明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回ははね駒第113話と第114話と第115話のあらすじについて紹介します。
<はね駒第113話のあらすじ>
年の瀬が迫ってくる12月を迎えるとりんは妊娠8ヵ月になっていました。
津田むめが居る『明華英学塾』へ通いながら下宿屋と家事をこなす毎日を過ごしています。
りんはかなり疲れてきていて仕事で頑張っている源造が咳をして調子が悪そうにしていますがりんはなかなか気づきません。
しかし源造は隣で薬を飲みながら自分のことよりりんの身体の事を心配してくれます。
そんな或る日、津田むめが塾に連れてきたアメリカ人の応対でりんも同席する機会を得ます。
貴重な体験の場だと喜んだりんでしたが、あっと言う間に予定していた時間を大幅に超えてしまい帰るのが遅れてしまいます。
しかも、その日は帰りがけに買い物を頼まれていたりん。
またしても、みんなに迷惑をかけることになってしまいます。
年の暮れも押し迫ってきたころ、下宿人は花田と浦野は後藤を残して早めに帰省することになります。
雑談のなかで、京都の雑煮について浦野が話し始めると、花田が博多の雑煮が一番だと言い出します。
それを聞いていたやえは同郷の後藤に福島が一番の同意を求めたのでした。
そんな時も源造は咳をしていてやえは気にしますがりんは気付かないままでした。
<はね駒第114話のあらすじ>
年が明けての2月。
りんが産気づいて部屋にこもると源造は落ち着けずに、りんと出会った時のことを思い出したりしていました。
しばらくして、部屋の中から赤ん坊の大きな泣き声が聞こえてきます。
りんは元気な男の子を無事に出産したのでした。
源造が感極まっている傍らで、弘次郎とやえは仏壇に向かいます。
納屋での難産の末に体調を崩してしまい死んでしまったみつへの報告とりんのお産を見守ってくれたことを感謝するために手を合わせていました。
7日目になり名前を付けようとしている処に源造の母親のいちが名古屋からいきなり訪ねてきました。
そして、子供の名前は自分たちが決めると言い出したいちに向かって源造は怒って反対するのでした。
しかし、いちが持ってきた紙には『弘』と云う名前が書かれていたのでした。
いちは源左衛門がりんの父親の弘次郎のから一字をとった名前にしろと言われていたのでした。
想いは”まがいものではない人間になって欲しい”
それを聞いたら『弘』と名前に反対する人など誰もいません。
小野寺家と橘家のみんなが『弘』を取り囲んで笑顔になっていたのでした。
<はね駒第115話のあらすじ>
それから月日は流れて、りんと源造の息子の弘は3歳になり、端午の節句のお祝いをしています。
りんもお爺ちゃんになった弘次郎も弘と遊ぶ楽しい日々を過ごしていました。
現右衛門もひ孫が可愛くて仕方がありませんでしたが、ひとり源造だけが難しい顔をしていました。
子供が産まれたことで精力的に仕事に没頭してきた源造でしたが、工場で作った西洋瓦で雨漏りすると云う不具合を出してしまっていたのでした。
ひとつひとつ手作りしている日本瓦に対抗して、工場での大量生産をしたことで品質に差が出てしまっていたのです。
源造が工場設備の分も合わせて金策に奔走しており高利貸しと相談していると、高木みどりからりんは聞かされて驚きながら心配するのでした。
<はね駒 第113話と第114話と第115話の感想>
りんは母親に源造は父親になりました。
名古屋から源造の母のいちがあらわれた時は一波乱の予感でしたが、現右衛門が弘次郎を立てて『弘』と命名した名前に異論を出せる人はいませんでしたね!?
それにしても高利貸しと話をしていると云う源造の仕事の状態が心配です。
どうして高木みどりはりんも知らないことを詳しく知っているのでしょうか?
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