今回は『ブギウギ 』の108話(第23週)3月5日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【断腸の思いで旅立っていったスズ子】と題して第23週108話をお送りします。
アメリカ興行が決まってからというもの、スズ子はずっとすねたままでした。
何とかわかってもらおうとしたスズ子でしたが、アメリカへの出発時間が迫っても駄々をこね続けた愛子。
そしてスズ子は断腸の思いで泣きじゃくる愛子を振り切って旅立っていったのでした。
<ブギウギ 第23週108話のあらすじ>
スズ子のアメリカ興行が決まって以来というもの、娘の愛子はずっとすねていたままです。
引っ越しする家の話などを何とか愛子の機嫌をとろうとするスズ子でしたが何をしても効果がありません。
そんな母娘の様子を見ていた大野は、胡麻化すようなやり方では愛子の不安を強めるだけと助言します。
しかしスズ子はどうしたらいいのかわからず途方に暮れてしまっていたのでした。
そんなある日のこと、日帝劇場にて『福来スズ子お見送りショー』が催されます。
会場にはラクチョウのおミネとその仲間たちなど多くの人たちが観にきてくれたのです。
観客の中には大野に連れてこられた愛子の姿もありましたが、ラスト曲の『東京ブギウギ』で会場が大盛り上がりしても、最初から最後までふてくされたような顔をしていたのでした。
それでもスズ子が高らかに宣言すると会場は大きな拍手と声援に包まれます。
“アメリカ、行ってきます!”
そしてとうとうアメリカへ出発する日がやってきました。
何とか愛子に理解してもらおうと間際まで愛娘に語りかけたスズ子。
“愛子は宝物や”
“せやけどマミーはな、もっともっと大きな歌手になりたいねん”
しかし出発時間が迫ってきても、スズ子に泣きながら抱きついて離れようとしない愛子。
“いややー!いややー!”
そして愛子の納得が得られないまま、断腸の思いで抱きついてくる娘を振り切って旅立つことになったのでした。
スズ子がアメリカに渡って3カ月がすぎたころ、愛子は大野と一緒に新居に引っ越します。
そこにアメリカにいるスズ子からの手紙が届いたのです。
“マミーを遠い国に行かせてくれて、ほんまにありがとう”
愛子に宛てた手紙は感謝の気持が込められていて、最後は”愛子、アイラブユーやで”で締めくくられていました。
そんなスズ子の手紙を見てやっと自分の母親が遠く離れた国で頑張っていることを理解した愛子。
そして愛子は手紙に自らが描いたスズ子の絵を添えてアメリカのスズ子宛に送ったのでした。
渡米してから4カ月たったある日のこと、ニューヨークで最後の夜を迎えていたスズ子。
愛子から送られてきた絵を見つめていたスズ子は涙ぐんでしまっていたのです。
何とかして気を鎮めようとしたスズ子は羽鳥と一緒にベランダにでて、アメリカでのツアーを振り返ります。
本場の音楽に触れて刺激を受けたため、もっと居たいとスズ子に賛同を求めまる羽鳥。
“あと1年くらいこっちにいたい気分だよ”
しかしスズ子はそれに同意することなく微笑みながら日本に戻りたいと返します。
“おいしいライスカレーも中華そばもないし・・・、何より愛子がおらんのが寂しすぎますわ!”
アメリカでかけがえのない経験をしたスズ子でしたが、少しでも早く愛子に会いたくてしかたなかったのでした。
<ブギウギ 第23週108話の感想>
スズ子の想いを理解させるのは無理でしたね。
愛子にしてみれば自分より大切なものがあることが許せなかったのかも知れません。
それでも感情的になった気持が落ち着いてきたら、何となく母は頑張っているんだと感じ取ってくれたようです。
アメリカ行きを決める前に麻里が助言してくれた言葉通りになりました。
“大丈夫、子供は意外と強いから”
スズ子もちょっと成長した愛子に早く会えるとイイですね。
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