はね駒は、1986年に放送された第36作のNHK連続テレビ小説です。
明治時代から大正時代にかけて活躍した女性新聞記者の描いたこの人気ドラマは2020年の春からBS放送で再放送が始まっています。
今回は第87話と第88話のあらすじを紹介します。
<第87話のあらすじ>
りんは奥の仕事を仕切っている乳母のキクがいる家でのお手伝いとしての奉公を始めました。
キクが働いている大きな屋敷を構える河田家でこと細かに厳しく仕事を仕込まれるりん。
広い屋敷内ではやらなくてはならない想像以上に仕事が多くてりんは最初から戸惑うのでした。
難しくはないと思っていた雑巾絞りやはたきかけさえ小さな汚れや塵をキクから指摘されてはやり直しをさせられてしまいます。
キクは河田家の奥の仕事を仕切ってきた自負からりんに甘えを許さない昔気質の女性だったのです。
今までこんなに厳しい躾けられたことがなかったりんは何か仕事をするたびにキクに叱られて謝罪ばかりしていました。
初日からキクに徹底的に絞られたりんの帰りは夜遅くなってしまいました。
慣れない仕事に疲れ切ったりんはまっすぐには家に戻らずに小野寺源造が働いている店に立ち寄ったのでした。
<第88話のあらすじ>
りんはキクから仕込まれる仕事の辛さを源造の支えで乗り越える日々を過ごしていました。
その日もりんは厳しいキクが仕切る河田家への通い奉公に出向いていました。
そんなりんにその日の仕事は早く終わると事前に聞かされていて気持ちも明るくなっていたのでした。
キクもりんの働きぶりにたまには早く帰してよろうと気をつかってくれていたのです。
連日のように夜遅くまで働いていたりんは橘家での家族団らんの夕食など久しくしていなかったのです。
りんが早く帰ってくることを知った母親のやえもその日の夕食の献立はりんの好物を用意してくれていました。
しかしながら、その日に限って河田家の主人である順吉が何の連絡もなしに急に帰宅してきたのでした。
順吉は気分がすぐれないのだと言いますが、何かいつもと違う様子に違和感を覚えるりん。
しかも、主人の早めの帰宅はりんが早く帰れなくなったことを意味していたのです。
<第87話と第88話の感想>
キクは『おしん』で登場する田倉清タイプなのか八代くにタイプなのか興味があります。
たまには早く帰してやろうと云う想いやりがあるので八代くにタイプであることを期待します。
りんが八代くにとの関係のようになれると良いですね!?
それにしても当時の奉公人のつとめは大変だったようです。
その頃の奉公は躾などの教育の機会を担っていた様ですね!?
河田家の主人の急な帰宅で楽しみにしていた久々の橘家の家族団らんの夕食のチャンスはお預けになってしまうのうでしょうか?
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